11/28
帰宅
こっそりと帰って来た翌日……
両親も、兄も何も言わなかった。
何を思っているのか……それは、察する事など出来ない
エンは、コッソリと部屋の中へと帰ってきていた。
泊まれと言われたが、丁重に断った(軽く涙目になってた)。
そして次の朝
ゼガン「昨夜は随分と遅く帰って来たな。」
父親に言われて、ちょっと肩をすくめた。
やっぱりばれてたみたいです。
シラノ「調べ事するのも良いけど…ちゃんと寝てね。」
母親に心配そうに言われると、反論する気も無くした。
フィク「そう言えば何を調べてたんだ?」
兄にそう問われ…
エン「学校のしきたりとか…まぁ色々だよ」
適当に答えた。
今日は高校になって初めて、授業がある日だ。
エン「じゃあ…行ってきま」
フィク「やべ俺も学校だ!!!」
遮らないで下さい、兄さん。
エン「…………行ってきます」
シラノ「行ってらっしゃい」
見送られて…学校へと走って行った。
まぁ…1kmくらいあるんだけどねwwww
授業は、楽しかった…。
例え、楽しいのが最後の授業だったとしても。
もうすぐ火が見えるだろう………
君達のすぐ傍に潜む火が。