No.1 キャラクリ
初めて小説を書いたのでこんなのでいいのか不安です、、、
遂に『Another Earth online』が発売される!
β版はプレイできなかったけど、私は運よく第一陣の予約に成功したので明日の12時からプレイできる。
明日から引きこもってゲームをするための準備はちゃんとできてる。
大量の水と食料とVRデバイス、、、ソフトは明日の朝に届くから問題ない。
食料はほとんど冷凍食品かカップ麺、料理してる時間があるならゲームしたいってだけで料理ができないわけではない、はず、、、自炊なんて1年以上してないから自信はない。
よし、寝よう。
ピンポーン!
「…こんな朝からいったい、、、え、もう、10時!?」
ということはインターホンを鳴らしているのはソフトを持ってきてくれた宅配の人か!
ピンポーン!
待って、少し待って!10分いや、5分でいいから待って!
今現在私は起きたばかり、つまり化粧はおろか寝ぐせだって直せてないし、服装はパジャマのままでとても人前に出れる状態じゃない。
でも再配達してもらうとなるとゲーム開始に間に合わない。
ピンポーン!
「はーい、今開けまーす」
無事にソフトを受け取り現在11時、朝ごはん兼昼ご飯を済ませてソフトのダウンロードも完了。
オンラインでのプレイは12時からだけど、キャラクリなんかは今からできるみたい。
ということでキャラクリしますか。
今私の目の前には私のホログラムと真っ白な空間が広がっている。
え?ここからどうしろと?
「こんにちわ、あなたの名前を設定してください」
辺りを見渡しても誰もいない(私のホログラムはあるけど、、、)
「えっと、どちらさま?」
「私はサポートAIです」
あー、サポートAIか。っていうことはこの声に従って進めていけばいいんだよね。
「名前ってプレイヤーネームだよね?」
「はい、Another Earth onlineでの名前です。本名である必要はありません」
う~ん、名前どうしよっかな~。まあ、そんなにひねったのにしなくていいか。
「名前はユイでお願いしま~す」
「それではユイさん、まずは種族を選んでください。
種族によってステータスや見た目が変わりますのでますので気を付けてください」
「え?見た目は変更できないんですか?」
「見た目の変更はできますが、種族によってその幅が異なります」
まあ、そこまで見た目にこだわるつもりはないけどちょっと気になるから詳しく聞いてみよう。
説明を聞いた結果特に気にすることはなさそうだった。
まあつまり、身長の高いドワーフは作れなかったり、羽が生えてるエルフは作れなかったり、見た目詐欺なキャラクターは作れないってことらしい。
選択可能な種族は、、、
ヒューマン、獣人、エルフ、ドワーフ、魔族、天使の6種類。
特徴はヒューマンがバランス型で、レベルアップ時のスキルポイントが多めにもらえさらに経験値増加スキルが初期からある。
獣人は攻撃力とスピードがあるけど、魔法は苦手。レベルアップ時のスキルポイントはヒューマンよりは少なめで、マジックポイントはもらえない。
エルフは魔法が得意で物理が苦手。レベルアップ時のスキルポイントは獣人より少ないけど、マジックポイントが多めにもらえる。
ドワーフは耐久型で、スピードが遅い。レベルアップ時のスキルポイントは獣人と同程度だけど、マジックポイントももらえる。
魔族は全体的に高ステータスだけど、MPがマイナスって…。レベルアップ時のスキルポイントとマジックポイントは両方とも少な目。
天使は全体的に低ステータスだけどHPとMPは高め。レベルアップ時のスキルポイントとマジックポイントは両方ともそこそこ。
私は魔法使いたいし、エルフにしよっかな。天使もいいかもしれないけど序盤ソロだと辛そう。
「種族はエルフで」
「種族をエルフに設定しました
見た目を設定してください」
AIがそういうと私のホログラムがエルフっぽくなった。
まあ、髪の色はエルフっぽく金髪で、髪型は肩までのセミロングでいいかな。
顔はなんか既に美化されてるからこのままでいいか。
身長はあんまり違うと感覚つかむの大変そうだし160センチくらいで、体系はなんかスレンダーにされてた。
「設定終わりましたよ~」
「それでは職業を選んでください
あなたが現在取得できる職業はこれらです」
AIがそういうと十数種類の職業名が出てきた。
さっと全体に目を通してみたけど魔法でドンパチ戦えそうなのは魔法使いだけだった。
「魔法使いにします」
「職業魔法使いを取得しました
エルフLv1 魔法使いLv1どちらのレベルを優先しますか?」
「レベルが上がった時のステータスって見れますか?」
「それぞれのステータスはこのようになります」
現在
名前 ユイ
レベル 2
SP 55
HP 12
MP 14
STR 4
DEF 5(+1)
INT 12(+0)(+1)
POW 8
AGI 4
種族 エルフLv1
職業クラス 魔法使いLv1
加護 なし
スキル(1)
なし
パッシブ
魔法攻撃力増加Ⅰ
魔法(5)
マジックアロー
装備
見習い魔法使いの杖 (INT+1)
見習い魔法使いのローブ (DEF+1)
エルフLv2の時
名前 ユイ
レベル 3
SP 95
HP 20
MP 24
STR 7
DEF 8(+1)
INT 20(+0)(+1)
POW 14
AGI 7
種族 エルフLv2
職業クラス 魔法使いLv1
加護 なし
スキル(2)
なし
パッシブ
魔法攻撃力増加Ⅰ
魔法(10)
マジックアロー
装備
見習い魔法使いの杖 (INT+1)
見習い魔法使いのローブ (DEF+1)
魔法使いLv2の時
名前 ユイ
レベル 3
SP 70
HP 16
MP 18
STR 5
DEF 6(+1)
INT 15(+0)(+1)
POW 10
AGI 5
種族 エルフLv1
職業クラス 魔法使いLv2
加護 なし
スキル(1)
なし
パッシブ
魔法攻撃力増加Ⅰ
魔法(5)
マジックアロー
装備
見習い魔法使いの杖 (INT+1)
見習い魔法使いのローブ (DEF+1)
はい、どう見ても種族レベル上げたほうがいいですね。
まあなにかしら職業レベルを上げる方にもメリットはあるんだろうけど、とりあえずはステータス優先でいいかな。
「エルフのレベルを優先で」
「エルフLv1のレベルを優先にしました
スキルポイントとマジックポイントが余っています、使用しますか?」
「えっと、交換できるスキルと魔法見せて」
そういうとマジックアローという魔法だけが出てきた、、、。
え?これだけ?他には?、、、少し待っても何の変化もないってことは今手に入る魔法はほんとにこれだけしかないんだろう。少なくない!?しかもその魔法もう覚えてるし、、、
いちよう同じ魔法を覚えた場合はスキルや魔法のレベルが上がるようにはなってるけど、、、。
おそらく今持ってるポイントが少なすぎるんだと思う。
「えっと、ポイントはそのままでお願いします」
「スキルポイントとマジックポイントの変更はありません
これでキャラクタークリエイトは完了しました
質問などはありますか?」
「えっと、あ、スキルや魔法ってどうやって手に入れるんですか?」
「スキルや魔法の主な取得方法はレベルをあげる、クエストをクリアする、スキルポイントやマジックポイントと交換するなどがあります」
なるほど、ポイント使わなくてもいいのね。
しばらくはクエストしながらレベリングかな。
そのまま数分待っていると
「時間になりました。
これよりAnother Earth onlineを開始できます
準備はよろしいですか?」
「もちろん!」
読んでいただきありがとうございます。
よければ感想やアドバイスなどよろしくお願いします。