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目覚めたのは十時である。まあいつもよりは早い起床である。瑠莉はもうベットの上にはいないあたり起きてるのが分かる。


「今日は何をするのだ」


猫が喋るという異様な光景であるがそれに適当に答えパソコンの前に座る。


「マスター今日はどうされますか」

「そうだな霧には今週は学校を休むって言ったし、今日はいつも道理で行くか」

「そうですかマスター」


俺は引き出しを開け二つスマホが置いてある右側を取る。そこからロックを解除しメールを見ていく。


「悪いけどシルにロゼいつものゲームにログインしてゲームをしといてくれどうやらバグが少し発生してるらしいからそれを見たい」

「はい、マスターお任せください」

「ハーイマスター私にお任せねー」


軽い感じで了承してパソコン画面がゲームの画面に変わり勝手に操作されていく。


「これがゲームで君が作ったのか」

「まあなパソコンも自作で作った奴だがゲームも俺一人がほとんど手掛けてそれをうちの企業の方で管理してるって感じかな」

「それは自慢かな」

「もちろん自慢だ、俺は自分の事を天才だと言い切れる男だからな」


猫のシャルはあくびをしながら聞いている。


「あんまり聞く気はなさそうだな・・・・あと一時間五十分ぐらいか」

「その時間に何かあるのかにゃ」

「取って付けたように語尾をつけるな。十二時になったら霧が起こしに来るんだよ」

「何で今起きてるのにわざわざ」

「いや、いつもだったら俺は寝るてる時間なんだよ。第一本当だったら丸一日寝ていたいのを健康に悪いだの一日を無駄にしてるって言われて十二時に起こしてもらうってことで妥協してもらったんだよ」

「ガキかよ」

「うっせ!」


馬鹿な話をしながらゲーム画面をじっと見続ける。


今のところ異常は感じられないむしろゲーム自体調子がいいぐらいだ。我ながら力作だと褒めたくなる。


「マスター異常は今のところ感じません」

「こっちもだよ―別にバグりとかもないしー相変わらずみんなも弱いしさ」

「そっか何かの間違いか。ならメンテはまだ先に延ばしても構わねえか」


それにゲーム自体がバグるなんて確率は最初からそんなの危惧してないんだけどな。シルとロゼっていう純粋なウイルスはゲームではかなりのバグ認定だ、それを使って常にこのゲームのメンテはされているような状態だ、だからバグがあるのはプレイヤーの方か。


「チート野郎が現れたってことか」

「マスター仕方ありませんゲームというもの常に反則が隣に付きまとうものです」

「第一私とおねーちゃんがいればチート野郎に当たったところで勝つのは私達だしー」

「そうだな完全チートのお前らだったらそうだろうな」


さすがの俺でもチート野郎に勝つのは無理がある。相手が相当の下手くそならわからねえが大体うまい奴らが使ってくるから質が悪い、俺だとそいつらを特定して侵入していくんだがそれをする前に負けてしまうのがオチである。

だがあいつらは違うゲームの中に完全に入っているから相手に直接関わる事ができるからすぐにウイルスを送ったらまあ相手はゲームどころじゃなくなってしまうからな。


「どうでもよいが我はお腹が空いたぞ」

「それもそうだな呼びに来るのもあと少しだし行くか」


悪魔もお腹空くのかと疑問に思いながらも部屋を出る。


リビングでは霧が調理をしてて瑠莉がゲームをしている。


「ご主人様おはようございます」

「おはよう霧でも一々手を止めなくていいから」

「そうもいきません。あともうすぐで出来ますので待ってもらえますか」


それに頷き瑠莉の隣に座りながらゲームをする。


「わー猫さんだ」

「にゃ~ん」


千沙の方は赤い猫に興味津々で触りまくっている。


「にぃにあの猫何」


少しだけ嫌悪の籠った声で聞いてくる。


「昨日拾って来たんだよ可愛いだろ」

「確かに赤い猫なんて珍しい、まずそんな猫聞いたことない」

「だろうな俺も赤い猫が存在してるなんて聞いたことないな」

「ならかなり希少」

「そうなるな売ったら値がかかなりつくんじゃないか」


まあ悪魔だけどな。


「それにしてもにぃにもっと手加減して勝てない」

「負けず嫌いだな瑠莉は」

「にぃにの強さが異常なだけ」


手加減しながら霧が呼ぶまでゲームを楽しむ。


「二人とも出来ましたので座ってください」


霧の呼びかけでゲームをやめて食事にする。


「霧悪いけどシャムにも食事を頼むな」

「えー分かってますよ。ですのでキャットフード買って来たのでそちらを食べさせるつもりです」


霧も中々悪いな、わかってるだろうにキャットフードって猫缶よりかもいやだろ。


「猫しゃんご飯ですよ」

「猫の名前はシャムだよ千沙」

「そっかシャム~ご飯だよ」


霧は黒い顔してるし千沙の無邪気な笑顔で進めてくるのを断れなくなっている。まあその結果渋々キャットフードを食べている。


「では私達も食べましょうか」


霧のすごく良い笑顔を見て食事を始めた。


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