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悪魔召喚

解放されやっと自分の部屋に戻る。


「まさか夜飯食べるまで解放されないとはな」

「マスターが全然相手しないからですよー」

「マスターお疲れ様です」

「いやーやっと休めるよ」


俺は椅子に座り何気なくスマホを開く。


「なにこれ!ちょお前らどうなってんだよおいこれ!」


メールにはたくさんの返信が来ているのはいつもの事なのだが内容が以上である。


「いやーマスターが適当に返しとけって言ったからー」

「私の方はちゃんと断りのメールを返しました。適当にやってたのはロゼだけです」

「ちょお姉ちゃん私を売っちゃうのもー」

「はーいいよ別にあとで断っとくよ全部」

「それがいいですねマスター」

「そうそうマスター小っちゃい事は気にせず行こうよー」

「お前が言うなっての」


まあ適当にって言ったのは俺だ責めるのは筋違いだよな。


「まあ今日はあれを決行するんだ頼むぜお前ら」

「「はい、マスター」」


別に夜に決行しなくてもいいんだが、もし誰かに見られた時の事を考えるとやっぱ夜の方がいいかなと思い夜に決行を決意した。


「寝なくていいんですかマスター」

「朝寝たし今寝ると起きる気しないんだよな」

「だよねーマスターなら起きないよね」


断定されるとむかつくがまあ仕方ない。


「時間までゲームでもするか」

「それはいいですねマスター」

「いつもと同じ奴でいいですか」

「いや、ネットの奴らだと煽って来て無駄にストレスを今作るのはやめたいからシーピーと戦うか」

「それもたまにはいいですね」


やりだしたところで瑠莉も参戦したりしたが瑠莉には早めに切り上げさせ、眠らした。


「やっと行くんですねマスター」

「ああ、お前らも移動してくれ」


スマホに二人を移動させる。


「まさかパソコンから二人同時に抜く時が来るとはな」

「そうですねマスター」

「大丈夫大丈夫ー相当の人じゃないと壊せないようにしてるからね」


なら大丈夫と言いたいがまあ気にしないでおこう大事なデータはもう会社のセキュリティーの方に入れてるしな。


「ちょっと出かけてくるな」


俺のベットで寝ている瑠莉に声をかけ、玄関で靴を履いて外を出る。


「霧なら気づいて玄関に来てすぐ見送ると思っていたのだがな」

「まあ久々にマスターが休日にいるから疲れたんじゃないんですかー」

「それが最も有力ですねマスター」


まあそんな会話はいいと目的地の山を目指して歩みを進めていく。


「マスター自転車で行かないんですかー」

「ああ確認したいことがあってなチャリはやめたんだよ」

「でも結構距離ありますよマスター」

「まあそれは・・・仕方ないよな」


目的の距離は4キロまあ苦ではないが面倒ではある。


「誰だ!」


俺は視線を感じて後ろを向く。


「どうしたんですかマスター中二病が発令したんですかー」

「いや、ちげえよ。後ろから何か視線を感じてさ」

「私達ではそういうのを感じられませんから、でもマスターが感じたならいるのかもしれませんね」

「こんな時間に出たのにこんな人も少ない村で夜に出歩く奴なんているかね」


今の時間は夜11時あまり家とかもないためあまり明かりがない状況だ。街灯が道にあるが所どころだ、辺りを全部見渡すには少ない。


「マスターだって人の事はいえない立場だけどねー」

「ああ、そうだな。だけどもしかしたら俺をつけてくるってのは気に食わねえ撒かしてもらうぞ」


俺はスマホをポケットに入れ駆けだした。この明かりだと月明りがあっても距離もある絶対撒けるな俺なら。


予定よりずいぶん早くついちまったがまあいいだろ。追っていた奴の視線何かはもう感じない。


「マスター早いですから追いつかれないでしょ」

「だといいがな。だがもう視線は感じないから大丈夫かな」

「ならマスターここからのマップを表示します」

「ああ、頼むシル」


今までは街灯があったから進めたが、ここからは明かりをつけると虫と動物なんかも寄ってくる可能性があるので月明りだけを頼りに進んでいくため場所までの道をナビしてもらいながら行く。


「このまま真っ直ぐです」


シルのナビでどんどん進んでいく。


「なんか夜にくるとずいぶん長く感じちまうな」

「私達は運んでもらうだけなのでまったくいつも道理ですけど」

「そりゃあそうだけどさ」


今日疲れるのは俺だけってことか。


そこから黙々と目的地に進んでいく。


「やっと着いたな」


そこには祠が一つぽつんとある。


「シル、ライトを頼む」

「はい」


祠もしっかり見えるようになった。


「ロゼ暗号を頼む」

「オッケー今ピックアップするねマスター」


暗号を解読したものを出してもらいそれを見ながら進めていく事にする。


「まあ自分で解読した分覚えてはいるんだがな」


まず最初に祠を三回ノックする。その次に祠を開き呼び出し呪文を発していく。


「我は望む、対価は何だろうと捧げわれの願いを叶えたまえ。それが世界の理を壊すことになろうとも我の望みが叶うならすべてを捧げる出でよ悪魔よ」


結構大声で言ったため恥ずかしさは出るが遂に言ったぞ、さあどうだ。


「あれ何にも変化なし」

「私達の理論は完璧です。それにこの裏側には意味ありげのように神社があるのですよマスター」

「じゃあやっぱ悪魔なんていないってことか」

「まだ気落ちするのは早いんじゃなーいマスターもう一回やってみるとかさ」

「まあ確かに言葉が間違ってるって線も否めないか」


俺はまた恥ずかし呪文を発する。


「やっぱダメか」

「変化ありませんかマスター」

「いや待ってお姉ちゃんライトが」


祠を照らしていたライトが消える。


「どうしたロゼ、シルもう一回ライトを頼む」

「ダメですマスター付きません」

「ちっ仕方ねえ」


俺はスマホの画面で祠の方を照らしたら、祠の方は黒い靄が周りにできていて祠までスマホの光が入っていかなくなっている。


「おい、やっぱ完璧な理論だったのか」

「どうやらそのようですねマスター」

「やっとマスター望みが叶うねー」

「ああ、俺の望みが叶うかもな」


どんどん黒い靄が広がっていく。


「我を求めるは汝か」


その靄から聞こえてくる声はノイズのような感じである。


「ああ俺がお前を呼んだ」

「何が望みだ」

「まずその望みをかなえてもらった時の対価は何だ」

「魂よ」


俺は覚悟はもうしていたって感じである。


「わかった対価はそれで何個望みをかなえてくれるんだ」

「三つよ。でも望みを増やせなんかはダメ。人を蘇らしたいときは三つの願い全部を消費することになる事も条件だからね」

「オッケーその条件を守ればならなんだっていいのか」

「ええ、世界征服だろうといいのよ」

「てかさっきからスマホが動かねえんだが」


コイツの声が聞こえだしてから完全にスマホの電源が消えていた。


「ああそれはこの黒い靄のせいね」

「ならそれを消してくれないか」

「いいわよ、じゃあ姿を変えるわね」


靄が一か所に集まりだした。そこから形成されたのは赤髪の綺麗な女性である。


「じゃあこの姿になったついでにもう一度。我を呼んだのは汝か」


今回はノイズのような感じではなく綺麗な透き通るような女性の声である。



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