表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すき。  作者: 優花
3/3

+3恋の終わり。

だれに断ってあたしに逆らってるんだ!!


智沙はそう思いながら


「まってよ〜ぉ」


大きな声で叫びながら追いかける。


「おいっ、まてよっ」


尚斗が叫びながら、私(優奈)を追ってくる。


「来ないでよぉ!!!」


私は泣きそうだった。




こないでぇ!!


ってテメェを追ってんじゃないかよアホ!!!


智沙は思っていた。


「まってよっ!!!尚斗!!!」


また大きい声で叫んだ。



そんな声を後ろに私は走っていった。




尚斗は智沙の声に気づいた。



「えっ、な、何?」


とまどっていた。


「こんな時にはなんだけど・・・・・。好きなの!!!」


恥ずかしながらも、智沙は勇気をだして、言った。


「えっ、マジで?俺の事、好きなの?」


「えっ・・・・・まっ、まぁ」


智沙は照れていた。


「おっ、俺も好きだよ」


尚斗が照れていた。


「う、うん。ありがとう」


「ちょっと、優奈から、聞いたんだけど・・・・・・」


「えっ、何?」


「お前、優奈の事・・・・・。」


「ちょっとぉ、ちゃんと言ってよぉ」


「イジメてたんだってぇ?」


尚斗は小さい声で言ってた。


「・・・・・・・・ごっ、ごめん」


「イジメてたんだな?」


「う・・・・・うん。前から、尚斗が好きで・・・・それで、ちょっと・・・・・」


智沙が本気で謝ってた。


「これからは、もう、やんじゃねぇぞ!!!!!」


「うん。ごめんね」



ー教室ー(帰り)


「ちょっと、優奈。お前に話がある」


「えっ、なっ、何?」


なんだろうなぁ?もしかして、告白?でも、真剣な顔をしてたしなぁ・・・・・・。


尚斗に連れられて、下の駐輪所に言った。


そこには、智沙がいた。


「な、何よ?また、私をイジメる気?」


大きな声でいう。


「ご、ごめん。優奈」


めったに謝らない智沙が・・・・・謝ってる。


「えっ、えぇぇえええぇぇ?」


ビックリした。


「私、尚斗が好きで、優奈も好きだったから、ちょっと・・・・・・・」


「俺からも謝るよ・・・・・。ごめん」


尚斗は謝る必要はないんだけど・・・・・・・


「本当にごめんね」


「・・・・・・・・・う・・・・・うん。い・・・・・いいよ」


途切れ途切れで言うしかなかった。


「俺達、付き合う事にしたから、優奈の気持ちにはこたえられない。ごめん」


「いいよ。私、知ってたもん。2人が両思いだって事。それを知ってて、つっこむなんて、馬鹿よね。私って・・・・・・・・」


「これからも、普通の友達でいような」


尚斗がそう言ってくれた。嬉しかった。




「じゃあね。また、明日」


「うん、ばいばい」






また、新しい恋したら、叶うかな?



尚斗・・・・・・すき。











最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ