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第8話 別荘のDIY作業

更新しました!

宜しくお願い致します~!!

「今日から本格的に忙しくなりそうだな」


 これからはじいちゃんから譲り受けた別荘を直していく。


 シルフィさんとの激しい夜を過ごした次の日の朝。


 可能な限り、前よりも快適にできれば最高だ。


 ただ朝に温泉に入ってから、身体の調子が異常に良い。今ならなんでもできそうな気がする。


「計画としては一部屋ずつ終わらせていく予定だから、色々と手伝ってくれると嬉しい」


「杏輔様。荷物運びは私にお任せ下さい。さすがに何もする訳にはいけませんので」


「いや、さすがに重たいものばかりだし。手伝ってくれるだけで十分だよ。重たい資材って不慣れだと怪我しやすいからさ」


 正直に言えばモノを抑えたり、補助的なものをしてくれるだけでも十分助かる。


 さすがに一人だと効率が悪いところとか出てくるから。


 それに重量物を無理に持たせて怪我をしたら元も子もないし。


「むしろ重たいものこそお任せ下さい。魔法を使えば簡単に運べますゆえ」


「ま、魔法?」


「そこまで驚くものでもございませんわ。事実、杏輔様もこちらの世界と日本を行き来するために魔法を通しておりますので」


「まぁ、たしかにそうか」


「とはいえ、こちらの世界と日本を行き来する魔法は特別なものですが」


 そうじゃなかったら、とんでもないことになっていたよな。


「ひとまず、荷物運びに関しましては私にお任せ下さい。杏輔様が懸念していることにはならないと誓いますゆえ」


「そこまで言うなら……ただ本当に無理はしないで下さいね」


「お気遣い頂きありがとうございます。少しでも杏輔様のお役に立てるのは、メイドとしてもサキュバスとしても嬉しいですから」


「あ、ありがとう。頼りにするよ」


 そういう献身的なことを急に言われる少し困惑する。


「それじゃあやろうか」


 まずは資材の置き場から。


 ビニールシートを敷いて置き場を確保する。


 ここを拠点に資材を運んでいこう。


 作業をしない時は資材の上にビニールシートを被せて、雨に濡れないようにする。


「杏輔様。資材はこちらに置けばよろしいでしょうか?」


「そうですね。いったんこちらに置こうかと」


「承知致しました。それではご覧下さいまし」


 シルフィさんはそう言うと、右手から緑色の魔法陣を展開する。


『ウインドコントロール』


 シルフィさんは緑色の魔法陣を軽トラックに積んである資材に向けると優しく資材を一気に移動する。


「すげぇ!」


 正直、資材運びだけで半日分の時間を覚悟していた。


 壁面に使う石膏ボード1枚だけでも10キロくらいの重量がある。


 それを軽く約200キロ以上の重さを簡単に運ぶなんて……魔法ってすごい。


「そこまで驚くものではありませんわ。杏輔様も練習すればこれくらいできるようになりますし」


「まじですか……是非教えて下さい」


 今は効率を考えて、建物のDIYが終わらすことが大事だけど、


 落ち着いたら、是非ともシルフィさんに魔法を教えてもらおう。


「それに使った魔力は杏輔様から頂きますので……杏輔様も気持ちよくなれますので、実質的にウィンウィンというやつでございますわ」


「は、ははは……お手柔らかにお願いしますね」


 シルフィさんは舌を舐めずり、目を細める。


 どちらにしろ、シルフィさんに手伝ってもらわないといけないから、割り切るしかないか。


 その代わりに俺は俺ができる範囲で頑張ろう。


 資材をまとめて、隙間ができないようビニールシートをかける。


「とりあえず始めますか」


 という訳で、まずは二階から始める。


 俺とシルフィさんは塵や埃が喉に入らないように、粉塵マスクを付けて始める。


 先にベッドを1階に降ろしてから、壁面をバールで壊していく。


 ついでにシルフィさんも魔法を使って壁面を壊す。


 出て来たゴミはシルフィさんが風の魔法でまとめて外に出した。


 シルフィさんがゴミを出している間、


 俺は発電機を付ける。


 石膏ボードを張り付けてから、インパクトという機械でボルト止めする。


 気が付けば、2階部分の半分の石膏ボードを張り終わった。


「今日はこれまでか。ただ続きをやることを考えたら資材が足りないんだよな」


「お任せ下さいまし。今晩もお待ちしておりますわ」


 俺は資材を運搬する軽トラックを眺める。


 石膏ボードを張り終わったら、


 ①床の板を張り替えてタイル張り

 ②壁紙を張って綺麗に整える

 ⓷1階部分も同じことをやる。


 この工程を考えたら……何往復しなきゃいけないんだろう。往復する度にシルフィさんとエッチしなきゃいけないから……。


 うん。今は考えないようにしよう。


 じゃないとやる前から干からびてしまうような気がするし。


「もしよろしければ、お食事の用意しておきますので杏輔様はお風呂に行ってくださいまし。その後に私も夜に備えてお風呂で身を清めておきますゆえ」


 シルフィは頬を赤らめて自身のおっぱい()を見せつけるように揉みしだく。


「ははは……よろしくお願いします」


 きっと今晩もシルフィさんと身体を重ねるのだろう。


 ひょっとしたら、今が本当の正念場なのかもしれない。


 俺はそう思いながら温泉に向かうのであった。


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