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穴に落ちて世界最強3rd

作者: ツルツルの部分を愛撫したい

ザー「どうかしましたか…?」


ルー「ああごめんごめん。ところでイラマ湖という湖

を知っているか?」


ザー「噂なら少々耳にしますけど…」


ルー「噂?」


ザー「はい。イラマ湖には太古から存在する『クリ

ト』という怪物がいるんです。クリトは身体

から潤滑油のようなものが分泌され、遠距離攻

撃でしか倒せないんです。しかもクリトはリス

を19匹貪ると完全体になり、膜を破ってしま

うらしいです。」


ルー「そのクリトとやらは今リスを何匹貪っているん

だ?」


ザー「今は17匹貪っているらしいです。それかもしか

したらもう18匹かも…」


ルー「それはまずい!今すぐ止めに行かないと!」


ザー「待ってください!!」


走り去ろうとしたルーをザーの叫び声が引き留めた。


ザー「今のあなたじゃ恐らくかすり傷も与えられませ

ん。おすすめの人を紹介するのでその人の元で

鍛錬を積んでから行きましょう。」


ルー「よし。分かった。紹介してくれ。」


ルーはザーの行く方向について行った。


ザー「ここです。」


ザーの指差した方向はボッ・キ丘だった。

その丘の頂上には一般的な一軒家が建っていた。


ザー「あそこに私の恩師が住んでいます。」


ルーはザーと共に丘の上まで登り、一軒家のドアをノックした。


ザー「すみませーん。」


ドアが開いた。そして、ルーの視界に写ったのは、紛れもない魔女だった。顔はシワだらけで、随分と老けていた。


魔女「こんにち…ああ!ザーじゃない!えーと…その横

にいるのは彼氏さん?」


ルー「ああ!いえ!ただ通りすがりの訪問者です。」


魔女「あらそう!じゃあお互い名乗りましょうか。私

の名前はサディ。」


ルー「僕の名前はルーです。」


サディ「いい名前ね!よろしく!」


ルー「こちらこそ!」


サディ「さあさあ上がって!」


ルーたちはサディという魔女の元で鍛えることとなった。


サディ「じゃあまずルーくんは自分に合うスタイルの

戦い方を見つけてみましょうか。ザーは私と

一緒に魔法の召喚練習でもしましょう。」


そのまま5ヵ月の月日が過ぎた。

ルーは肉体戦闘を極め、ザーは魔法剣士となった。

そして、クリト討伐にはサディもついてきてくれることとなった。サディは一時的な若返り薬を飲み、全盛期のサディとなった。

このままクリトを討伐しに行きたいところだが、王に討伐に行くことを申請しなければ討伐に行けないのだ。そのため、ルー一行は王の佇むソーチン街へと向かった。


〜ソーチン街にて〜


ザー「やっとついたね…」

ルー「ふぅ…」

サディ「さあここからよ!」


そこから審査なりなんなりあり、無事OKを貰えた。

ルー一行はイラマ湖に向かった。


〜イラマ湖〜


ルーは、初めて見るイラマ湖の絶景を見てちょっと出ちゃった。


ルー「ここが…イラマ湖か…」


ルーは湖の中心に行き、水の中で土をかき分けた。

すると、なんかヌルヌルとしたものがあることに気がついた。


ルー「これは……!!!」


数秒後、遠方で湖の上の孤島が崩れ去り、とうとうクリトが姿を現した。

そして、クリトが姿を現してから一目散にクリトに攻撃したのは、ザーだった。

まず、サディがザーに身体能力向上と斬れ味上昇のバフをかけ、ザーの"雷撃"と"斬撃"を組みあわせた"ディルドスラッシュ"がクリトを一撃で沈めた。


ザー「はぁ…はぁ…何とか間に合った…」

ルー「そんなに焦るほどだったの?」

サディ「ええ。あのクリトは攻めにステータスを振っ

ていたから防御力が低すぎたのよ。」

ルー「だから短期決着でやらないともれなく全滅して

しまうのか…」

ルー「あ!鍵探すの忘れてた!危ない危ない。」


そして、ルー一行はしっカリと鍵を見つけ、アナール・ホールへと向かって行った。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 今回もルーの出ちゃったがあって良かったです。 次も楽しみにしてます。 [気になる点] クリトがこんなあっさり倒されたのがちょっとガッカリだけど、とうとうアナール・ホールに入るとなると楽しみ…
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