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2話

パチッパチパチと、眠気を誘うように燃え火の粉が舞う焚火を眺めながらふける夜の真っただ中

前の人生での事を思い出し眠気との戦闘を繰り広げ朝を待っていた。


「150年・・・・あの人生は苦痛だったけど特殊でしかなかったなぁ」


地球、日本そこでの彼は特殊な人生だったと思う。眠れば夢を見るだろう。

彼の場合は、予知夢や別の時空の自分はたまた異世界での自分を見て相手との会話

などを見ることができたそこでの自分は幸せそうで何より楽しそうに見えた。


「閻魔と世界の中心で俺が死ぬまで眠り続けていた神の罰のせいだったな・・・」


3度の死により天国へ2回、地獄へ1回それに世界の中心であったかのように思える予知夢の適格率

最初の死により行った天国では、有無も言わさず地上の肉体へ戻された。まだ死ぬべき時じゃないって言われた。


その次の地獄で閻魔と出会うが、すまん手違いでお前の火を消してしまったガハハハッだった。

髪を引っ張ったり脛にけりを入れたりと間違いで殺されたが死を受け入れるつもりでいた。

その後の流れが最悪で、害でしかなかった。上からの報告ですという小鬼の言葉に、閻魔に指示を出せる存在がいた。神だと認識したが、閻魔は笑い俺に対して言霊をぶつけてきた。五体満足寿命でしか死ねないとの事だった。そして、こともあろうか俺の命の蠟燭に先ほど灯を消されてまだ溶け切っていない蝋燭を魔法のように1本の蝋燭にした。それに受け入れると門が壊れるしガハハハッと笑いながら火をともしすまんが生き地獄の刑だと言い放ったのである。

まさに、そのせいで3度目の死も無効。天国で言われたのが貴方自身の居場所は死後どこにも今はないそれに、死んでるのに生きてるっておかしいじゃないとの事だった。


天国→地獄→天国その間に地上に戻されてるんだけど、死んでるのに生きているのがおかしいと自分が化け物化の扱いを受ける羽目になった。その理由は、別時空?時間の自分にあるのを思い出して目をつぶりオーバーリアクションするしかなかった。まさか生きている自分が死ねない理由それが別の時間で死んでいる事を原因だと思うしかなかったからである。さらに、閻魔の言霊も理由にはなりそうだ。


そんなこともあり、日本人で120歳でモルモットみたいな扱いを受け老後をベット上での生活、政府関係の人やら医者やら取材者が来る日も来る日も飽きずに来る。オカルト話はしょせん信じられないかとも思うが150年も1人の男性が生きるにはオカルトでしかないと思うけど人ではなかったのかもしれない。今では、確認の仕様がない。いまだ生きている可能性も捨てきることができてない自分がいる。

寝て起きたらあのベットの上とも限らないからである。


何事もなく、白い霧が辺りを包みたちこんできた。空が明るくなり始め、朝日が出始めたことを確認し水を飲み一呼吸。そして、魔力は体力とは別である確認もするために口を開き言葉にした。


「鑑定!!!」


身体の中にある魔力がごっそり抜けていく感覚に襲われるが目の前のスマホの形をした板を見て実験と魔法の成功を確信しそれを手に取りカメラで昨日森で採ったキノコに向けて鑑定を始めた。


「鑑定!」


カシャッという音とともに今回は少ない魔力で鑑定ができた。


「猛毒キリンジタケ=食した者に、遅効性で全身と体内をに徐々に壊していき激しい痛みに最後、血反吐をはかせる・・・毒キノコかよ!!!食えねーじゃんかよ!これで、自分も鑑定できるかも!?」


そして、板の向きを変え自撮り気分で鑑定と叫ぶのであった。


150歳も生きる人間は人なのか?3話は彼の能力紹介で終わりにするか森を燃やすか仲間が見つけに来るのか全く違う角度から攻めるか守るか受け・・・攻め・・・・え?


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