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異生物研究所  作者: eded
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入隊試験前日

皆の憧れる存在「英雄」は、小学校でなりたい職業ランキング90%を占めている。この世界では必須な存在なために専門学校が多くある。そんな英雄達が相手するのは「異生物」。たった一人の博士とその息子が見つけた異生物から放たれる「原力」により人類は不思議な力を手に入れることができたが。それと同時に「異生物が出現」するようになった。



現在英雄を育てる学校の数百名の内の1人、「葛目 優」だ。


今日もクラスはいつもの話題で盛り上がっていた


「お前、異生物研究所の入隊希望の資料提出したか?」


「当たり前だろw入隊しない臆病者なんかいねーよなw」


盗み聞きしてる自分から思う事は、この学校は英雄を育てるための場所、この学校で良い成績だったものが英雄として異生物研究所の一員として防衛隊に入隊することができる。ここにいる時点で何万といる人の上位だけが通える優等生の俺達は入隊を諦めることなど普通はできないだろう。あの陽キャ2人組の言う通りだ。


「お前どこのチームに所属するんだ?」


「チーム"殲滅"かなぁ…」


「確かにあのチームの強さは半端ないよな」


「で、俺は"女神覚醒"に1番入りたいんだよ、このチームに入れば世界最強の1人にもなれる!」


お!出た女神覚醒に入りたい人、最強って名が着く代わりにどんな辛いトレーニングがあるかを考えると…自分は安定した、実力はやや上のチーム「ELITE」に入りたいとおもっている。

で、女神覚醒や殲滅、ELITEなどチーム名とチームの雰囲気が似ていると言われている。

殲滅は複数の異生物相手でも簡単に勝つ程の実力があり、女神覚醒は何か宗教らしいものをしていると言われている


「いやー、明日入隊試験か〜」


「絶対に入隊してやるぞおお!」


自分は陽キャよりだからこういう話をしているとつい自分も混ざりたくなっちゃうんだよな〜


「その話俺も混ぜてくれないか!」


〜6時間後(授業終了)〜


「やっと今日が終わるぜ」


「だな!」


本当にこの2人仲良いな、朝からずっと話してる


「じゃあまた明日試験会場でな!」


「おう!」


この2人に夕日が照らされた


なんか、こう、感動的な別れ方だな。まぁそれもそうだ、入隊希望は半年に1回で入隊できない人もかなり多い。そこで、入隊できなかった人達は訓練所で入隊できるまでトレーニングをさせられる。だからそこの基準がちょうど良さそうなELITEを選ぶ。弱すぎてもダメ、強すぎてもダメだ、このチームが丁度いい、あと推しがいるというのもあるし。


「おい優、お前はここで帰るか?それとも俺ん家まで来るか?」


っていうか、下校中ということを忘れてた。ちょっと考えすぎてたかもな。


「んじゃ自分はここで帰るよ、また明日ね」


「ああ、今日の優はずっと考えてるようだったがお前なら入隊試験受かる!明日はもっと元気になれよな!」


「わかってるよ!じゃあな!」


ここから自分の物語が始まる。

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