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登場人物紹介①  追放パーティとその面々


 ①プルチン


 子爵家の出身、妾腹(しょうふく)の子。嫡男ではない為、武者修行と称して旅に出た。名声を上げて行く行くは自らが当主の座に…と思っている。冒険者パーティ『高貴なる血統』のリーダー。魔法剣士(ソーサリーソードマン)。16歳。


 自らの身長はあろうかという両手持ちの大剣を使う。この世界では魔法を使えるというのは一つのステータスであり、本人もまたそんな希少な天職(ジョブ)を得た事に優越感にひたっている。それに合わせて自らが貴族階級の出身である事を鼻にかける為、パーティ以外の周囲は普段は持ち上げているものの内心煙たがっている。


 普段からキノクを役立たずと罵り、荷物持ちや雑用を押し付けていたが些細なきっかけで追放した。その事が自らの、そして周囲の運命を狂わせていく。



 ②ウナ


 大魔導士(アークウィザード)、15歳。


 はすっぱな口調が特徴の子爵家出身の女。魔法職は数は少ないものの細分化されており、彼女は幼い頃からの夢である攻撃魔法を得意とする魔法職の最高峰である大魔導士の天職(ジョブ)を得た。


 貴族階級の出身ではあるが奔放であり、自分の利益を最優先する性格である。何かとわがままである為、トラブルを招く所がある。




 ③ハッサム


 男爵家出身の至高修道士(ハイ・モンク)。20歳。


 筋骨隆々、パーティ内で最も大きな体格を誇る。格闘家のような武道着を身に着け古風な口調で話す男で、プルチンと共に前衛を務める。


 アイソル帝国において修道士(モンク)は心身を極限まで鍛え抜く事を至上の目的とする。その為に鋼の如く鍛え上げられた肉体、そしてドラゴンを目の前にしても決して揺らがぬ精神力を合わせ持つとされ肉体と精神のスペシャリストと認識されている。


 特に至高修道士(ハイ・モンク)はその鍛え上げられた肉体に一種の自己催眠とも言える自らにかける精神魔法の効果により人間本来が持つリミッターを外し肉体の能力をフルに…、時に何倍にも引き出して素手で強大なモンスターを引き裂くという。


 パーティ内では最年長であり前衛職でもある事から本来なら彼がリーダーになるべきでもあるが、プルチンが子爵家出身であるのに対し自分が男爵家出身である為にその座を譲った形になっている。



 ④マリアントワ


 男爵家出身の至聖女司祭(ハイ・プリエステス)、19歳。


 アイソル帝国の国教であるアイソル正教会に属する聖職者。出身は貴族階級となっているがその中で最も低い男爵家で、しかも首都に住み皇帝に仕え俸禄を受けるいわゆる領地を持たない貴族である。


 その事を本人も実家も気にしていた為、陞爵(しょうしゃく)(爵位が上に上がる事、『陞』は『昇』の旧字)を強く望むようになった。


 そこで陞爵がなかなか実現しない閉塞感のある貴族社会より、才能と努力次第では上に上がっていきやすい宗教社会に身を投じた。


 また貴族階級の出身ではあるが、低い爵位である事を気にしてか必要以上に上品ぶる事が多く下だと思った相手に対しては容赦しない。子爵家の出身であるプルチンは自分より上の階級である子爵家に属するのでとりあえず色目を使っている。




 ⑤パーティ『高貴なる血統』


 プルチン達が立ち上げた冒険者パーティ。加入資格は二つ、貴族階級の出身である事と天職(ジョブ)希少職(レアジョブ)である事。


 パーティ結成から間もないが素晴らしい依頼達成率を誇り、いずれおとぎ話に出てくるような英雄パーティになるのではないかと目されている。



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