♥ 大宇宙 1 / VIP車両 4
マオ
「 ──ほら、衣装の違うお姉さんが色んな列車と写ってる!
──これ!
銀河超特急とお姉さんの2ショットだ!!
隣のホームに停車してた近未来的でカッコイイ列車とも2ショットしてる!!
何種類あるんだろう? 」
セロフィート
「 銀河鉄道の種類でしょうね。
集めると相当な枚数になりますよ。
マオが見ているのは、銀河鉄道Ver.ですけど、銀河駅Ver.もありますし 」
マオ
「 そ…そうなんだ……。
種類が多過ぎるのは困るかなぁ… 」
セロフィート
「 マオとワタシが乗っている銀河鉄道超特急■■■,銀河超特急,ベルデーク銀河駅の下敷きを買ってはどうです? 」
マオ
「 そ、そうだな。
何も全種類集める必要はないよな? 」
セロフィート
「 マオ、ランチョンマットはどうです?
毎日使えます 」
マオ
「 本当だな。
実用的で良いかも!
テーブルクロスもある!
手拭いやバスタオルもあるんだな 」
セロフィート
「 マグカップもありますね 」
マオ
「 本当だ!
迷っちゃうなぁ〜〜 」
セロフィート
「 見てるだけで楽しいですね♪ 」
マオ
「 目移りするから決まらなくて困るよ… 」
セロフィート
「 タオルケットや枕カバーも良いかも知れませんね。
毎晩使えますし、トイチにどうです? 」
マオ
「 う〜ん……だったら、抱き枕が良いんじゃないかな?
トイチの寝相の悪さも直るかも! 」
セロフィート
「 マオには敵いませんけど♪ 」
マオ
「 一言余計だよ! 」
セロフィート
「 はいはい 」
──*──*──*── 5時間後
マオ
「 ……………………はれ……オレ…………?? 」
セロフィート
「 目は覚めました? 」
マオ
「 …………セロ……?? 」
セロフィート
「 どうしました?
未だ寝足りません? 」
マオ
「 …………オレは……寝てたのか? 」
セロフィート
「 ぐっすりと。
お土産の頁を見ている途中で。
栞を挟んであります 」
マオ
「 そうなんだ?
…………何でセロに膝枕されてるんだ?? 」
セロフィート
「 マオの寝顔を見ていたかったので♪ 」
マオ
「 ──寝顔っ?!(////)
ずっと見てたのかよ?? 」
セロフィート
「 はい♪
ずっと見てました♪ 」
マオ
「 〜〜〜〜〜っ(////)」
セロフィート
「 寝顔を見たぐらいで恥ずかしがらないでください。
もっと恥ずかしい事をベッドの中でしてるでしょう 」
マオ
「 わぁ〜〜〜〜っ!!(////)
もうっ、こんな所で言うなよ!!
セロとオレは兄弟なんだろ! 」
セロフィート
「 …………はて?
そうでした?? 」
マオ
「 セロが言ったんだからな!! 」
セロフィート
「 ふふふ♪
ちゃんと覚えてます。
冗談です♪ 」
マオ
「 もうっ、セロ!!
忘れた振りして惚けるの禁止だからな!! 」
セロフィート
「 はいはい。
そろそろ食堂車へ行きます? 」
マオ
「 食堂車?
もうそんな時間なのか? 」
セロフィート
「 食堂車は年中無休です。
何時でも利用出来ます 」
マオ
「 そうなんだ? 」
セロフィート
「 其処の食事室で料理を注文する事も出来ます。
食事室は自動ドアになってます 」
マオ
「 今は食事室よりも食堂車の気分かな。
一般客も利用するんだろ?
オレ、賑やかな食堂車で食べたい! 」
セロフィート
「 はいはい。
食堂車へ行きましょう 」
マオ
「 うん!
どんな料理が食べれるのかな〜〜?
楽しみだよ! 」
セロフィート
「 デザートはマオで良いですね♪ 」
マオ
「 はぁぁあ?!
オレをデザートにする気かよ? 」
セロフィート
「 嫌です? 」
マオ
「 …………嫌じゃない…けど(////)
じゃあ、オレのデザートはセロで決まりだな! 」
セロフィート
「 嫌で〜〜〜す 」
マオ
「 はぁぁぁぁぁん?!
何でだよっ!! 」
セロフィート
「 冗談です♪ 」
マオ
「 もうっ!!
今夜はオレがセロを食べるんだからな!! 」
セロフィート
「 はいはい。
楽しみにしてます♪ 」
マオ
「 無理だって思ってるだろぉ〜〜〜 」
セロフィート
「 マオがワタシを食べるのは1万年早いです 」
マオ
「 望みが無い事言うなよ〜〜 」
セロフィート
「 ふふふ…。
マオ、食堂車へ入りますよ 」
マオ
「 賑やかで楽しいといいな 」
セロフィート
「 期待はしないものです 」