♥ ベルデーク宇宙駅 5 / VIP車両 3
◯◯◯ぁ〜〜〜◯◯◯ぅ〜◯◯ぇ〜〜〜◯ぁ〜◯◯◯ぅ~~◯◯〜〜〜♪♪♪
◯◯ぁ〜〜〜◯◯◯〜◯ぅ〜〜〜◯◯ぇ〜◯◯◯◯◯ぁ〜〜〜♪♪♪
◯◯ぉ〜〜〜◯◯◯ぃ〜〜〜◯ぁっ◯◯◯◯ぉ〜〜〜♪♪♪
マオ
「 ──何だ?
此の歌??
急に流れて来たけど…… 」
セロフィート
「 列車が発車する度に流れる曲の様です。
パンフレットに歌詞も載ってます 」
マオ
「 手ぶらで言うな!
せめてパンフレットを持ちながら言えよ! 」
セロフィート
「 そうでしたね。
──マオ、どうぞ。
パンフレットです。
気の済む迄読んでください 」
マオ
「 出してくれて有り難いけど……、分厚くないかな?
パンフレットってさ、もっと薄っぺらくなかったかな? 」
セロフィート
「 パンフレットの頁数は世界に依って違うものです。
況してや此処は宇宙です。
書籍並みに分厚いパンフレットがあってもおかしくはないと思いますけど? 」
マオ
「 そういうもんなのか? 」
セロフィート
「( そんな訳ないですし )」
マオ
「 ──あっ、本当だ!
歌詞が載ってる!
…………流れる部分しか載ってないんだな。
──なぁ、セロ… 」
セロフィート
「 どうしました? 」
マオ
「 歌詞の最後だけどさ、“ 行こう ” じゃなくて “ 逝こう ” になってるけど……、何か意味あるのかな? 」
セロフィート
「 唯の印刷ミスではないです? 」
マオ
「 印刷ミスぅ?
本当かよ… 」
セロフィート
「 さぁ?
パンフレットの発行に携わってないワタシに分かると思います? 」
マオ
「 …………そうだよな…。
疑ったりして御免な… 」
セロフィート
「 …………ワタシを疑ってます? 」
マオ
「 セロが関与してる事が多過ぎるもんだから…………ごめん… 」
セロフィート
「 ワタシは何もしてません 」
マオ
「 うん……。
今回に限ってはそうだと思いたいよ 」
セロフィート
「 ──マオ、銀河駅が見えますよ」
マオ
「 ──うわぁっ!!
あれがセロとオレがさっき迄居た銀河駅なんだ?
デカいなぁ〜〜!!
本当に宇宙に浮いてるんだな。
あんなにデカいと列車が玩具みたいに見えちゃうな! 」
セロフィート
「 そう言えば、4号車でお土産販売をしているそうです。
後で行ってみます? 」
マオ
「 お土産?!
行きたい!!
トイチにも何か買うよ 」
セロフィート
「 ワタシにも買ってください 」
マオ
「 セロは自分で欲しいの買えるだろ! 」
セロフィート
「 ワタシが欲しいのはマオだけです 」
マオ
「 セ、セロ…(////)
オレはとっくにセロだけのマオになってるだろ!(////)
もうっ〜〜分かったよ!
セロの序でにトイチのお土産を買うよ! 」
セロフィート
「 嬉しいです♪
有り難う、マオ(////)」
マオ
「 お、おう…(////)
──どんなお土産が売ってるのか気になるよな(////)」
セロフィート
「 パンフレットにお土産一覧が写真付きで掲載されてます 」
マオ
「 そうなのか? 」
セロフィート
「 目次にお土産の頁数が書かれてます 」
マオ
「 うん。
──えぇと……目次だよな…………あった!
83頁だ!
──わぁ……沢山あるなぁ。
セロ、此の銀髪の綺麗なお姉さんは誰かな? 」
セロフィート
「 銀河鉄道のPRキャラクターではないです? 」
マオ
「 PRキャラクター? 」
セロフィート
「 銀河駅,銀河鉄道を宣伝する為のPRキャラクターです。
パンフレットにはキャラクターのプロフィールも掲載されてます 」
マオ
「 へぇ?
そうなんだ?
後で見てみるよ 」
セロフィート
「 性別も世代も越えて、大人気らしいですよ 」
マオ
「 ふ〜ん…?
トイチが好きそうな気がする。
白,黒&紅,紺,黒の4色も衣装の色が違うんだ?
少し見た目も違うかも?? 」
セロフィート
「 年齢に依って着ている衣装の色が変わる設定の様です 」
マオ
「 あっ、白が1番若いんだな。
フィギュア──ってのに年齢が書かれてるよ 」
セロフィート
「 欲しいお土産は見付かりました? 」
マオ
「 う〜ん……。
セロ、下敷きって何かな?? 」
セロフィート
「 ノートの下に敷く薄くて軽い文房具です。
下敷きを使う事で、ノートにペンの痕が付かないアイデア商品です 」
マオ
「 ふ〜ん?
使う機会は無さそうだけど、色んな絵柄だから集めるのが楽しいかも! 」