オレ、頑張ったんだけどな!
人形って淡白過ぎるよ!!
少しぐらい反応してくれても良いんじゃないのか?
虚しい……。
──もう、こうなったらセロの身体中にチュッチュッしてやるぅ〜〜〜〜!!
キスマーク付けてやるんだからなっ!!
オレは仰向けになっているセロの肌に口を付けて吸い始めた。
セロは子供を見る母親みたいな眼差しで、微笑ましそうにオレを見詰めている。
…………オレは母猫の母乳を探す仔猫かよ!!
はだけているセロのバスローブを掴んだオレは、胸元だけじゃなくて、首回り,鎖骨,回り,両肩,両腕,両脇腹,腹筋,腰回り,両太股両脚,背中──と身体中にチュッチュッしまくってやった!!
だけど、何処にもキスマークの痕は付かない。
人形の身体だからだ。
…………本当にオレってば何をしたいんだろうな??
セロにはオレの証を付けれないって分かりきってる事なのに……。
マオ
「 …………はぁ… 」
セロフィート
「 マオ、もう良いです? 」
マオ
「 え?
…………あ、うん…。
そうだな…。
オレは良いよ 」
セロフィート
「 次はワタシの番ですね 」
マオ
「 へ?
ワタシの番??
何を言って── 」
セロフィート
「 はい?
夫婦のスキンシップと言う儀式とやらをして仲直りするのでしょう?
マオが終わったなら、マオがワタシにしてくれたスキンシップと同じスキンシップをワタシがマオにします。
ワタシのマオへのスキンシップ式しきが終おわれば、晴はれて仲なか直なおり出で来きますね♪ 」
マオ
「 えぇっ?!
オ…オレと同おなじ事ことをセロがオレにするの?! 」
セロフィート
「 マオが言いい出だした事ことです。
マオ、来きてください 」
セロは両りょう手てを広ひろげてオレを誘さそっている。
セロにした事ことをセロからされる事ことになるなんて予よ想そう外がいの展てん開かいだよっ!!
オレ──きゅん死ししちゃうよ!
身みが持もたないよぉ!!
マオ
「 ──オレは別べつにいいよ! 」
セロフィート
「 マオはワタシと仲なか直なおりしたくないです? 」
マオ
「 したい…けど…(////)」
セロフィート
「 逃にげずに来きてください 」
マオ
「 うぅ…(////)」
セロフィート
「 マオ、来きなさい 」
マオ
「 は、はいーーーー!! 」
笑え顔がおで命めい令れいするセロには何な故ぜだか逆さからえない。
オレの意い思しを無む視しして、身しん体たいからだが勝かっ手てに動うごいてしまう。
オレの足あしはセロの元もとへ向むかって動うごく。
セロの目めの前まえに立たったオレは、「 宜よろしい 」と笑え顔がおで発はっしたセロに包つつみ込こむ様ように抱だき締しめられた。
まるで金かな縛しばりに遭あってるみたいにオレの身しん体たいからだはピクリとも動うごかない。
指ゆび先さきを動うごかす事ことも出で来きないまま、オレはベッドに押おし倒たおされた。
セロが右みぎ手てでオレの髪かみを優やさしく撫なでてくれる。
セロフィート
「 ──さて、先まずは口くちの中なかに舌したを入いれて絡からませるのでしたね?
マオ、口くちを開あけてください。
先さき程ほどと同どう様ように舌したを絡からめましょう 」
オレはセロの言いう通とおりに口くちを開あけた。
オレの唇くちびるをセロの唇くちびるが塞ふさいで──以い下か略りゃく!!
オレがセロにされた事ことは割かつ愛あいしたい。
全ぜん部ふ、以い下か略りゃくだ!!
有あり難がとう、便べん利りな言こと葉ば「 以い下か略りゃく 」よ!!
着きていたバスローブを脱ぬがされていたオレの身しん体たいからだの彼あち此こちには、セロに付つけられたキスマークの痕あとが確しっかりと浮うかび上あがっている。
身しん体たいからだを隅すみ々ずみ迄まで触さわられて、チュッチュッされまくって、顔かおから火ひが出でそうな程ほどに恥はずかしかった。
うぅ゛……(////)
こんな事ことになるなら途と中ちゅうで止やめとけば良よかっ──あ……オレ、「 途と中ちゅうで止やめない 」とか「 最さい後ご迄まで止やめない 」とか言いっちゃったんだったな…。
だから、セロも最さい後ご迄まで止やめてくれないかも知しれない……。
何い時つになったら金かな縛しばりは解とけてくれるんだろう??
マオ
「 ──彼あの…セロ……そろそろ…止やめ── 」
セロフィート
「 『 途と中ちゅうで止やめない 』と言いったのはマオです 」
マオ
「 …………ですよね… 」
オレが悪わるいのは分わかってる。
自じ分ぶんで蒔まいた種たねなんだから、オレが拾ひろわないといけないんだ。
だけどもぉ〜〜〜〜(////)
マオ
「 セロ……た…楽たのしい…?? 」
セロフィート
「 ふふふ♪
マオの反はん応のうが面おも白しろくて楽たのしいです♪
マオは楽たのしくないです? 」
マオ
「 ……されてる側がわが楽たのしい訳わけないだろ…(////)」
セロフィート
「 そうです?
ワタシは楽たのしかったです♪ 」