マオ
「 そうなのか?
──じゃあさ、生命体の居る星に降りたらさ、別のセロと会えたりするのかな? 」
セロフィート
「 其は無いです。
別の人形が任されている星にワタシは入れません。
よって、人形と人形は顔を合わせる事はないです 」
マオ
「 そうなんだ?
じゃあ、星にある銀河鉄道駅で列車から降りれるのはオレだけなんだな 」
セロフィート
「 此の列車は星に降りませんよ 」
マオ
「 えっ??
降りないのか?
じゃあ、何処に降りるんだ? 」
セロフィート
「 銀河駅に停車します 」
マオ
「 そうなのか? 」
セロフィート
「 開拓済みの惑星は少ないです。
現在のメインは銀河駅巡りとなってます。
資金集めが目的ですね 」
マオ
「 其の資金集めにセロも便乗してる訳かよ 」
セロフィート
「 協力してます 」
マオ
「 協力…ねぇ…… 」
セロフィート
「 P交換の出来る限定商品は、1年間かん間かん,半はん6ヵ年とし月げつ間かん間かん,季き節せつ,誕たん生じょう月づきと分わけて提てい供きょうしてます 」
マオ
「 そうなんだ? 」
セロフィート
「 誕たん生じょう月づき限げん定てい期き間かんでは、指し定ていしている商しょう品ひんが半はん分ぶんのPポイントで交こう換かん出で来きます。
季き節せつ限げん定てい期き間かんには、季き節せつとコラボレーションした商しょう品ひんをPポイント交こう換かん出で来きます。
半はん6ヵ年とし月げつ間かん間かん限げん定てい期き間かんでは、復ふっ刻こくさせた商しょう品ひんをPポイント交こう換かん出で来きます。
1年ねん360日にち間かん間かん限げん定てい期き間かんでは── 」
マオ
「 ──うわっ!?
何なんだよ!
今いまの揺ゆれは??
何なにかにぶつかったのかな?? 」
セロフィート
「 銀ぎん河がギャラクシィ鉄てつ道どうプルマンは障しょう害がい物ぶつに自みずらぶつかったりしません。
何なにかが銀ぎん河がギャラクシィ鉄てつ道どうプルマンへぶつかったのでしょう 」
マオ
「 何なにがぶつかって来きたんだろう? 」
セロフィート
「 さぁ?
高こう性せい能のうバリアに守まもられてますし、車しゃ体たいは無む傷きずです。
故こ障しょうはしません 」
マオ
「 窓まどから見みえないかな? 」
セロフィート
「 ぶつかったのは後うしろです。
此こ処こからでは見みえませんよ 」
マオ
「 えぇ〜〜〜。
じゃあさ、後うしろの車しゃ両りょうに行きけば見みえるかな? 」
セロフィート
「 停てい車しゃせずに進すんでますし、見みえないでしょうね 」
マオ
「 何なんだよ〜〜。
残ざん念ねんだなぁ…。
銀ぎん河がギャラクシィ鉄てつ道どうプルマンを狙ねらった海かい賊ぞくだったりして! 」
セロフィート
「 ふふふ…。
面おも白しろい事ことを言いいますね。
宇う宙ちゅうスペース海かい賊ぞくパイレーツですか 」
マオ
「 そうだよ!
トイチが読よんでた漫まん画がにも登とう場じょうしてただろ?
えぇと……なんてタイトルだったかな……?? 」
セロフィート
「 【 宇う宙ちゅうスペース海かい賊ぞくパイレーツ ドッタとディコの冒ぼう険けん譚だん 】です? 」
マオ
「 違ちがうよ!
其それは絵え本ほんだろ!
えぇと──【 萌もえろ!! 宇う宙ちゅうスペース海かい賊ぞくパイレーツキャプテン・アナギン 】だったかな?? 」
セロフィート
「 ははぁ……。
トイチが夜よな夜よな隠かくれて読よんでいた如何いかがわしい方ほうの海かい賊ぞく本ぼんですか。
マオのおませさん 」
マオ
「 何なんで笑わらうんだよ! 」
セロフィート
「 因ちなみにマオは【 萌もえろ!! 宇う宙ちゅうスペース海かい賊ぞくパイレーツキャプテン・アナギン 】を読よんだ事ことはあります? 」
マオ
「 ないよ。
トイチは見みせてもくれなかったんだぞ!
酷ひどいよな? 」
セロフィート
「 漫まん画がも最さい後ご迄まで読よみ切きれないマオは見みなくて良よいです 」
マオ
「 セロも酷ひどい! 」
セロフィート
「 抑そもそも宇う宙ちゅうコズモで海かい賊ぞくが出で来きる程ほど、 宇う宙ちゅう空くう間かんは安あん全ぜんではないです。
宇う宙ちゅうスペース海かい賊ぞくパイレーツなんて居いません 」
マオ
「 ばっさり切きるなよ…。
浪ろ漫まんがないなぁ…… 」
セロフィート
「 宇う宙ちゅう間かんを銀ぎん河がギャラクシィ鉄てつ道どうプルマンで旅たびが出で来きるだけでも十じゅう分ぶん浪ろ漫まんです 」
マオ
「 そうだろうけどさ……。
なぁ、セロ。
限げん定てい商しょう品ひんと交こう換かんしたPポイントってどうなるんだ?
やっぱり消しょう失しつするのか? 」
セロフィート
「 消しょう失しつはしません。
Pポイントは銀ぎん河がギャラクシィ鉄てつ道どうプルマンの収しゅう入にゅうになります 」