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第2話;シュウショク(後編)

何かと朝は大忙しだ。昨日駅のルートと広場の場所をパソコンで調べたのだが、そんなことはド忘れし、結局は朝早く一緒にあわてていたジャルクに即刻テレポートをかけ、東京駅までの行き先を聞いた。

「おいマライ、お前も忘れたのか?」

「えっ・・」びくっ。ぎくでもいい。

「うそだよ。ばーか。だまされたのか?」

だまされたか?といつも言ってるのに、わざわざ”の”を入れているところがいやらしい。いや、そんなところに突っ込みを入れてる場合ではないのだ。早く聞かないと。

「ああ、だまされたさ。本題なんだけど東京へどういけばいい?」

「めんどくせえやつだな。おれが連れて行くよ。」

「まじか?どこで待ち合わせだ?」

「な〜にバカなこといってんだよ。あたまいかれてるな。となりのマンションなんだからお前のマンションまでおれがいってやるよ!」

「ああ、すまないな。」

「なに落ち込んでんだよ。はやくいくぞ!」

といってあいつのペッタリニコニコ0円スマイルがテレポートに残り、オレはボタンを押して、電気が一番少ないマナーモードに変えた。

部屋を出る。よく家を出る、とかそういう人がいるが、マンションを出るまでは家を出ることにはならないわけで、それをいった財務大臣って、ホントはばかなのかなぁ、でも有名大学に通っているし・・・、まあ有名大学に通っているオレは財務大臣になんかならなくたっていいっか。とかいろいろ今朝のニュースを味わいなおしていたら、玄関口についた。自分の郵便箱を見る。いつも新聞が入っている。200年前はでっかい紙に小さい字がたくさん印刷されていたというが、そんなもの、とても見るきになれない。いまはそれでも伝統的な印刷やさんでも売っていて、買ったことがあるが、サツマイモの周りに巻いて火で蒸して食べる蒸し芋のために使ったことしかなかった。だからオレはいつもミニチュア版を買っている。

「おまえようやく来たな。」

「走ってきたのか?ぜえぜえ言ってるぞ。」

「お前には抜かされたくなかったからなぁ。」

いつまでもこいつはくそ正直にものを言う。それがむかつくときもあるのだが、今のは素直な性格の現れとしてとっておこう。

「おまえ小学校のころかけっこ一番だったろ?」

「まあな。村のお祭りの時には大人たちと混じって聖火リレーもやったほどだ。」

「どおりでオリンピックが中止になったと思ったぜ。」

そうなのだ。古代ローマの時代からつづいたオリンピックという大会は、類人猿無差別法案が出てから中止された。表向きの理由はヒトの平和の祭典なのでサルは入れられない。しかし法律に違反するのでオリンピックをやめる、というものらしい。しかし、理事長がニンゲンで、ニンゲンがオレたちサルに負けるのが悔しかったんだろうと思うぞ、おれは。

横を見る。ジャルクは、東大紋駅まで歩く道のりの中で、なにかオレに話しかける話題を探しているようだった。

「あのさ、お前どこ行くんだ?」

おれが助け舟を出した。少しぐらいは感謝しろよ?

「何のことだ?」

おいおい。あのことにきまっているだろう。あのこと。

「えーとな。」

やっべ、何のことだがわかんなくなった。えーとな。えーと・・・

「就職のことだろ?俺も話そうと思っていた。」

なんだよ、きづいてくれたか。

「オレは総合商社にいくぞ。」

「おれもだな。」

「じゃあ、就職広場いっしょまわるか。」

「大丈夫なのか?」

「お前はしょせんのお荷物だ。ちょろいちょろい。」

「ツンデレか?男のオレまで振りかけるなよな。」

「えっ?ツンデレ?そそ、そんな俺がやるわけねぇだろ?」

「大沢から聞いた。」

「えっ?マジかよそれ。」

「いま、マジかよっていったよな・・・?さっきのはウソ。」

「ちっ、このやろう!」

ここからは駅へのかけっこになった。さすが大人なみのスピードには勝てず、100mあったリードも15秒ほどで縮まってちまった。ったく、こいつには脳の中で勝負するしかなさそうだな。

「ったく。さっきの情報誰にも漏らすなよ。」

「意味がないだろそんなこと。どうせもうすぐ結婚なんだし。法律上結婚できるトシだろ?」

「んまあそうだけどさ。まだ秘密にしておきたいんだ。」

「じゃあさ。告白はしたのか?」

「ああ。」

「ばかだなおまえ。」

「なんだよ。」

「2年前に告白したら気分的に楽だったと思うぞ。」

「そんな昔の事言われてもわかんねぇよ」

「だからさ。もしこれで就職先で全部落ちて、恋も失敗して・・・って場合になったらどうする。気分的に負け組になるだろ。」

「おい、就職広場行くのにそんなこというな。」

「まあまあ、気分を楽にしろ。お前の死は近づいている。」

「あってるけどむかつく表現だよな。」

うまい具合に電車が来た。こういうのも主人公ができるテクニックのひとつだ。まあ、自分でもナルシストにならないように気をつけているわけだが。

そして、ジャルクはちょっとむかつかせたほうが自分にとって頼りになるサルだ。怒りをパワーに変えるサルだからな。

電車の中に入る。残念でうれしいようなことだが、ジャルクは人ごみにまぎれてオレのとなりのとなりにまわった。あいつなりに場の空気を読んだのかもしれない。あいつも大人になったもんだ。

そういうおれは大人を見下しているから仙人か?それとも子供か?いや、ふつうに世間の大人を見下している大人でよしとしよう。いまさら他人に子どもといわれるのもいやだしな。

東大紋駅は、東京駅から20分、比較的ちかい。モチロン田舎ではないから道路はしっかりしているのだが、どちらかというと、最近人口が減り始めている。国は家を強制的に移す能力なんて持ち合わせていないから、どうしようもないのだという。まあオレはシュウショクしたらどうせ転勤するんだし・・・・なんてことを考えていた。夢は一戸建て。それだけである。

========東京駅〜〜〜東京駅でございま〜す==========

聞きなれたアナウンスのこえだ。法律で同じ線路の場合は同じ者がアナウンスをやるようにと決まっている。こうしてしまうと電車マニアはアナウンスの音を集めあってしまい、電車に乗るヒトの邪魔になることぐらい分かるのだろうが、経営が苦しいのだという。

0.5秒間ぼおっとしていたオレは、東京駅はヒトの波がすごすぎることに気づいた。これは走らなければ。5歳のころに友達と一緒にトラとサバイバル戦を繰り広げ、落とし穴に入れさせて勝利したときから、トラには対抗意識を持っていた。こうして大学に通っている22歳のオレでさえもだ。

後ろからジャルクがおってきたのを、足音で確認した。少しだけ待ってやる。

「ってマライ!おおおおおおおおおおっとっと」

「お前そんなに大声張り上げるなって。」

「いやーーーー、東京駅のエレベーターってさ。バランス感覚失うよな。」

「ぜんぜん。」

「オレマジだからな。マジ。」

「俺のバランス感覚がいいって言いたいのか。」

「いや、ちがうって。」

気まずい空気になってしまったので、オレはその場から逃げ出すことにした。とにかく避難、避難である。

改札口につく。ジャルクはさっき言っていたようにバランス感覚が崩れる東京駅のエレベーターに苦戦しているようだった。あっけないものである。まあ俺たちの故郷アフリカ大陸にはあまり山といった山がなかったから、同情する。

切符をいつもどおり改札口に通そうとしたら、なぜか許可が下りない。なぜだ。駅員さんに改札口の故障を訴えたら、

「切符は下の口ですよ。」

とやさしく言われてしまった。いつもの反動で、青いところにきっぷをかざしてしまったのである。

駅を出てみる。いきなりジャルクが後ろから肩をたたいてきた。

「おまえ切符とスイカ間違えたんだってな。」

「さっきのエレベーターの仕返しって言いたいのか?」

「おれはそんなに子どもじゃねぇぜ?」

「うそつけ。」

「ちっ。」

ここでちっって言うところもジャルクのくそ素直なとこである。これは十分むかついていいところだと俺は判断した。

「就職広場、探せなかったな。」

ジャルク、お前は探したかったのかよ。

「スリルがねぇな、スリルが。」

「そんなにスリルがあったら俺はスベル。」

・・・・・・・・・・・・・

「すまん。本気で滑ったようだ。」

「だからいったろ。お前にジョークは似合わない。」

「名言みたいに言うな。」

でっかい横断歩道を渡り、就職広場に着いた。東京ドームを貸しきりで、就職広場が行われているようだった。

「あのさ・・・マライ。」

「なんだよ。」

「電車に乗っていて気になっていたことなんだけどさ。」

「なんだ?」

「加齢臭のメカニズムってなんだ?」

メカニズムなんて言葉は知らん。だからとりあえずメカだから機械かな?とおもって、

「口だな。」といっておいた。

「なるほどな。簡単に答えてくれてサンキュ。」

なんかこいつたくらんでやがる。オレがメカニズムって言葉を知っているのをチェックしたかっただけか。それともオレが加齢臭を出していることを強調したかったのか。それとも昼飯をオレにおごらせたいのか。一番ありえるのが最後の部分である。そのときは大沢菜々のことをみんなにばらすといってあいつをおどすか。うん、それもありだな。そんなことまで考えて俺ってすんごい悪いやつだなと思った。でも作戦は変えない。後悔はしていないからだ。

そんな勝手な回想をしていたら、あいつが会場を一周する形で全部の総合商社を探すことにしたという。あんまりたくらんでないなこいつ、と思いながら、その案には賛成していた。

会場を一周しているときには特に異変は無かったのだが、間にはファストフード店がスタッフの寄せ集めとともに、ハンバーガーやポテトを販売しているので、ジャルクが1週間何も食べていない子どものように、オレにねだる。

「ジャルク、お前が払え。」

「ダメだ。お前が払え。」

「大沢のことを・・・」

「分かった分かった昼飯は食べないようにしよう。」

「えぇぇぇっ!」

正直驚いた。おまえ、腹すかないのか?

それでも東京ドーム一周することは、体力バリバリの大学生にとってもハードワークであり、腹をすかせるものであった。モチロン東京ドームの中の食べ物は、なんとなく学割金額になっていて、かなりお得だった。お持ち帰りできないのが残念なところである。

一周して、3社ぐらいのパンフレットを全部手に持って、これはダイエットになるなぁ、てぐらいの感じで疲れていた。

「ジャルク、昼飯でも食うか。」

ジャルクはオレに昼飯の話題を切り出されるとかなりビクっているようだった。

「オレが全部払うのか?」

「ああ。モチロンさ。さっきお前の財布のぞいたとき3000円はかる〜くあったからな。」

「いや、この3000円はダメだ。」

「なんでだろ〜〜な。(^^)」

「いや、それはさすがに。」

「分かった。おおさわ」

「それ以上言うな。」

「分かった。割りかんな割りかん。」

「だめだ。お前割りかんのときだけ食欲がわいてくるからな。あくまでも自分の金で自分の食事だ。」

「ちっ。」

こうして俺らは東京ドームの真下で(真下じゃないとおかしいのだが)、昼飯である、学生セットを頼むことになった。一セット300円のわりにボリュームがあり、オレのさびしい財布にも対応している。中のメニューは覚えていない。死に物狂いで食ったからな。

かる〜く昼食を済ませ、俺たちは東京ドームを出た。

さてこの後である。どうするか。

「ジャルク、お前はこれから家に帰るのか?」

「オレは東京をかる〜くさまよっているよ。」

「ああそう。じゃあな。」

ジャルクから返事がないが、横断歩道が点滅し始めたので無視することにした。連絡したいことがあったら電話でしろ。

行きは長く感じられるのに帰りはすぐに感じられるなんて、小説みたいだな。

家、といってもマンションの一室だが、そこに帰った俺は持ってきたかなり重いパンフレットを部屋中に並べた。こうしてみてみると、3社とも全く同じような会社である。就職広場のヒトは会社に入ってみれば分かる。なんて言い訳するだろうが、もうちょっと会社についてくわしく書いてあってもいいだろう。でも総合商社だから全部同じになってしまうのも仕方ないような気がする。てなわけで、パンフレットを見るのをやめ、寝ることにした。

しかしそう簡単に寝させてくれないのがパンフレットというもので(?)面接試験のことを考えないといけなかった。しかし、全会社全く同じなんだから仕方ない。こういう場合は何を選べばいいのか分からん。ジャルクに聞いてみることにしたがあいつも面接試験のことなんて初めてなので、オレと同じことぐらいしか考えてないだろう。ということで神山教授に聞いてみた。

p−−−−−−p−−−−−−p−

頼むから今回は出てくれ。教授の意味が無いじゃないか。

「ハイ、神山だ。」

「あ、上山教授!お聞きしたいことがあるんですが。」

「神山教授は今留守だ。」

ちっだめだったか。

「ジョークだよジョーク!」

えっ。

「教授!ジョークにしてはひどすぎます。」

「そんなにおこらないことだマライ君。怒ることは寿命を縮ませる原因なのだよ。」

そんなこと聞いてない。だけど神山教授に言われると許してしまうのはなぜだろう。

「で、聞きたいことがあるんですけど。」

「なんだ?就職のことか?さっきジャルク君に応対したばかりだったが、よかろう。なんだ?」

ったく、結局ジャルクも家に戻っていたのか。

「ジャルクと一緒に就職広場で活動していたので、相談内容は一緒だと思うんですけど…」

「3社総合商社が見つかってパンフレットの内容が同じだからどうすればいいんですかという質問かい?」

「あ、はい。そうです。」

「それなら、全部面接を受けたほうがいいな。ジャルク君によると面接時間は1時間ずつずれているから、大丈夫だと思う。あと、1社目の面接の仕方を覚えろ。パンフレットが同じなら、面接の仕方も同じはずだ。就職先は就職の神様が決めてくれるさ。幸運を祈る。ではさらばだ。」

pppppp−pppp−

結局全部受けることになった。神山教授の神様発言が気になるところだが、まあ内閣総理大臣の失言とは種類が違うからまあ許すか。

しかしながらやっぱり面接にはスーツをきていくんだよな。

面接のないように、スーツを着ていくことって書いてあったから間違いない。まあ、幸いスーツは3着セットでお安いお値段で買ってあるから心配はしないのだが。

オレは書類の書き方に迷った。もう一回神山教授に聞くことにしよう。

pppp−ppp

「神山教授は、いま他の人と話をしている。またの機会に。それではさらばだ。」

この放送から神山教授がナルシストなことが分かる。それでもかっこいいんだから仕方ない。

「はい、神山だ。」

お、つながったみたいだ。またの機会になんていっていたくせに。

「ああ、またマライか。ひょっとして就職の面接試験の書類についての質問かい?」

「え・・・なんで知っているんですか?」

「3.5秒前にジャルクから電話があったのさ。だから同じことを言う。いいか?」

「はい、書く準備は出来ています。」

「ジャルクからも同じことを言われたな・・・まあ、そんなことはどうでもいい。では。」

「どうぞ。」

と、そういう風にいろいろと神山教授にしては珍しく丁寧に教えてくれた。きっちり人生の中手一番うまい字を書くこと、他の面接のヒトにインパクトのある書類を出すこと(まあほとんど神山教授のいったとおりにしたわけだが。)、そして面接では深呼吸をしないこと。一番最後については、深呼吸をすると、自分が緊張しているのが面接官のヒトにばれてしまっていて、面接に不利になるからだという。まあ、もろもろ教えてもらって、面接2日前、終了である。

前日には書いた書類を3社に間違えないように渡した。まあ、名前がぜんぜん違うから間違えないだろうけどね。ふつうは。

当日である。前日ヒマだった分、今日はとても忙しくなるのは目に見えていた。あくまでもスーツは風通しがいいので、汗の心配はないが、どういう質問をされて、どうやって答えればいいのか分からないのが怖いのだ。いつもそのときに考える主義のおれでも、である。

就職広場に行ったときと同じルートで東京に行く。思い切って早くいってしまったぶん、親父たちの加齢臭は避けることが出来たが、すっかからんなのもむなしいものである。早く面接を済ませて余裕を持っていけるのだから、まあよしとしよう。

1社目は東京駅のすぐ近く、まあ、大体の会社はビルの上に会社の名前が入っている旗を掲げているので、大体分かる。昔はそんなものは無かったそうじゃないか。近頃の若者が(といってもおれもなのだが。)迷子にならない理由は、ここにあるとおもう。

会社の中に入る。事務のヒトに尋ねると、早めはやめに面接を開始しているとのことだった。事務のヒトに面接生認証証という、証明書を持って”順路→”っていう看板にそっていく。面接会場は、廊下の奥から2番目の小さい部屋で、外にはオレと同じようなやつばかり並んでいる。他の人、自分もなんだが、緊張しているのはいうまでもない。

ジャルクの姿がなかった。まあ同じ時間帯に来るなんて奇跡だろう。そんな奇跡、面接の結果だけに使いたいね。

面接の部屋に入る。グループ面接だったため、なんとか最初の面接をやり過ごすことが出来た。最初に自分の名前、年齢、抱負をいい、全員終わったところで会議形式というものだった。神山教授によると、2社目3社目もおなじ様なものなんだろうな。

もう緊張することも無く、2社目3社目を突破した。2社目はちょっと心残りがあるくらいで、3社目は完璧だと思っていた。面接の結果は、郵便で来るという。いまどき郵便で来るなんてしゃれているなぁ、なんて思いながら家に帰った。

1週間後、である。その間オレは何をしていたのかというと、大学にいって大沢菜々とジャルクのことを監視していたのだが、一週間の間には特に目立った変化が現れず、二人の距離が10cmだけ近づいただけだった。

1社目、不合格。3社目、不合格。あとがなくなった。なんで2社目をめくらないのかというと、心残りがあって、こわかったからである。

30分間、自分の心の中の恐怖と戦っていた。何しろ後先これだけなのである。面接で落ちたら無職である。

でもまあ今から考えりゃ時間がたってもおなじなんだけどねーーーー。

ということでめくってみたら合格していた。喜びのあまり、アタマをテーブルにぶつけてしまい、同じく2社目を合格したジャルクが大沢菜々と仲良くしながらお見舞いに来たのは、それまた言わない約束。


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