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それ、イケメンに限ります?   作者: 夢呂
相手の気持ち、自分の気持ち
30/40

ツンデレな彼女(奏太目線)

「奏太がそういうことするなら、私もう一緒に勉強しない!」


――――ねぇ、本気で言ってるの、それ?


そんな頬を赤らめて、熱っぽく潤んだ瞳で俺を見つめるのに?


留羽はいつも、俺が触れようとすると拒絶する。


正式に付き合い初めて1ヶ月。


まだキスすらさせてもらえない。



――――俺のこと、好きだって言ったよな?


もしかして、またうわべだけ?


こうして早朝に、学校の空き部屋で勉強会して。


二人きりでいるのに、勉強?




今朝のラブレターを貰うところもバッチリ見ていたのに、

留羽は嫉妬するどころか、気にしてもいない。



「ごめん奏太、この問2なんだけど…―――」



結局いつも、俺だけが君を意識しているみたいな…ーーー。



「ん?どれ?」

俺は、留羽の指差す問題を覗き込む。


息がかかるくらいの至近距離に、留羽の可愛い顔があった。



―――ちゃんとこっち向いてよ、留羽。


拒絶なんてしないで、受け入れて…―――――。



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