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ボケとツッコミは日常的!  作者: サイト
11/17

二人が仲良しなのは日常的

「……」

「そうですか?」

「この方がいいって」

「まぁ秋穂がそう言うなら」

「何やってるんですか?」

「あっ、十夜」

「丁度よいですわ」

「どうしたんですか?」

「そこに座って」

「なんで?」

「座ってください」

「いや、だからなんで?」

『座れ』

「はい」

「ねぇ、秋穂?相談したいことがあるんです」

「相談?瑞希にしては珍しいわね」

「えぇ、実はですね?最近、桂太くん、十夜くん、宏平くん、咲ちゃん、男子4人組がですね?」

「瑞希、咲は女の子よ。勝手に男にするのはやめなさい」

「構ってくれないのです!」

「小学生か!相談ってそれのこと?」

「NO」

「なんで、英語で答えた?」

「I don't speak English 」


「なにが私は、英語を話せませんよ!しゃべられないなら、使うな!!!!」

「way ? 」

「うるさいわ!」

「Really ?」

「帰る!!!!」

「待ってください!ふざけ過ぎました!ちゃんと話しますから!」

「本当に?」

「パドゥン?」

「下手くそか!」

「実はですね?」

「おっと、展開変わるの急ね」

「最近私、モテるんです」

「あんた、喧嘩売ってんの?」

「ハハハ、Sorry!」

「ベシ!!!!」

「痛いではないですか!」

「手が滑ったのよ」

「この三人に一人の天才を殴るなんて!」

「たいした天才じゃないわね」

「そんなことありませんわ!なぜなら、秋穂よりモテるんですから」

「天才関係ないわ!!!!バシッ!」

「二度も殴るなんて!!!!こうなったら!」

「何するきよ?先生呼ぶ?」

「殴られたnow」

「ツイッターか!!!!」

「突っ込まれたnow」

「一々、呟くな!」

「あっ、何処に?って返事が」

「そいつ、ブロックしなさい!」

「ど~こだ?」

「あんたは返事を返すな!!!!」

「わ~からんって」

「そいつ誰よ!!!!」

「朝比奈○生」

「丸で隠す場所間違ってる!!ってあの人何やってんのよ!?」

「授業だって」

「もう教師やめろ!」

「ほら、怖い顔になっていますわ秋穂。スマイル、スマイル!」

「何なのあんた……」

「親友よ」

「ドヤ顔でよく言えるわね……こっちが恥ずかしくなるわ」

「私は、秋穂と友達で恥ずかしいですけど(笑)」

「死になさい。てい!」

「うっ!暴力反対!」

「あんたが悪いのよ」

「仕方ないのですわ」

「仕方ないって、何が?」

「反抗期now」

「だからツイッターかって!て言うかあんた、反抗期の意味知ってる?」

「反省しても、なお抵抗を繰り返す時期」

「どういう時期よ。それと、そのドヤ顔やめて、反応に困るわ」

「じゃあ、反対側に抵抗する時期ですわ」

「なに、上手く言った見たいな顔してんのよ。まったくうまくないから」

「反省して、秋穂の恋愛を手伝ってあげる時期」

「よけいなお世話よ!!!!」




二人の漫才が終わると十夜は一人拍手をしていた。

数分前の話。

珍しく、部活に早く来た十夜は瑞希と秋穂の漫才を見るように頼まれ、空いている椅子に座り漫才を見た。

いつもは自分が漫才をやる側。あまりこの部での漫才を見たことが無かった十夜は二人の漫才を見て、楽しんでいた。

(と言うか、俺この部に入れられて初めて漫才見たな)

なんとなく新鮮な感じを胸にしまい秋穂と瑞希を見る。

二人は、ブツブツと何か話していた。

「時間はどう?」

秋穂は顎に手をあて瑞希に質問した。

「かなり、短いですわ。もう少しネタを入れた方がいいと」

二人の顔は真剣そのものだった。

珍しく漫才をやったというだけで、驚いているのに、ここまで二人が真剣に取り組むとまるで別人の様に感じる。

十夜はここまで二人を真剣にさせるものが何となくわかっていた。

そう…それは……。


「これじゃ、焼肉が」

「そうですね。もう少し肉のこと……ではなくネタのことを考えなければなりません」

「どれだけ焼肉食べたいんだよ!!!!」

チラリと十夜を見た二人は椅子に座って休み始める。

「十夜、人間は食べたいものがあるから頑張れるの」

「お前はいつから食いしん坊になったんだ!!」

「十夜くん。私は部長として、廃部の危機を乗り越えたいだけです。そんな焼肉のために頑張ってるわけではありませんわ」

「部長。涎出てるよ。涎」

「お肉食べたい」

「本音出ちゃったよ」

十夜は溜め息をつくと、焼肉で必死になる先輩を見て少し微笑んだ。

(意外と悪くない)

この部活に無理矢理入れられたが、十分学校生活を楽しんでるのかもしれない。

十夜そう思った。

「十夜!!!!」

勢いよくドア開け宏平が部室に入ってくる。

「カラスが泣いた!!!!」

意味のわからないことを言う宏平を真顔で見て十夜はこう思った。

「やっぱり、この部は……おかしい」

ガクリと十夜は頭を落とした。



漫才発表まで、後三日。





「明日……」

「そう明日は……」

「社会の小テストだな」

『ヒィ~!!!!死~ぬ~!!!!』

「そんなに!?」

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