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第4話 ちょっとした事だったから。

 

 次の日。

 生暖かい風が吹いていた。天気は晴れ。羊雲が浮かぶ空。陽光を浴びるにはとても気持ちのいい日になるだろうが、任務を遂行させたいレアルとしては残念だった。


 数時間もすると空模様は怪しくなり、風がやむ。遠くから雷鳴が聞こえる。パンヌス捜しにはちょうどいい天気だ。鳥たちが傾き始めている陽光の綺麗な西へと飛び去っていく。

 空を見上げて、雲を見極めるという方法しかないパンヌス探しには千人いたって二週間はかかるだろう。

 だが、ソニアがいれば二人で一週間になるかもしれない。レアルはそう思った。ソニアはパンヌスの操る天候を感じる事が出来るらしく、パンヌスの放つ魔気の事を詳しく伝えると、今まで感じてきた奇妙な雲の事だと言った。どうやら彼女は奇妙な雲がパンヌスという魔物だった事を今まで知らなかったらしい。

 レアルとソニアは急ぎ足で草原を駆けながら、空を観察してパンヌスを探していた。探すにはもってこいの空だ。綿雲が固まって圧縮された布のように折り重なっている。

 ソニアが言うにはあの街に来たパンヌスの後をつけているはずなのだが、当のソニアはあたりをキョロキョロして見失ってしまったらしい。


 突然、風が動いた。ソニアは顔を上空へと向け、続いて風が吹いてくる方向へ顔を向けた。髪が顔を殴りつけ、口の中に毛先が刺さる。

 涼しくさわやかな風だったが、続くように降ってきた雨が全身を濡らす。

 砂埃ではない土の匂いがした。雨に打たれた土が泥となり、泥の匂いが鼻腔を刺激する。だが、それは不快なものではなかった。水草のようなにおいもする。

 草原を突っ切り、一番近い森の端にある巨樹が広げた枝葉の下へ雨宿りのために逃げ込んだ。


 熱風の魔法でびしょ濡れになった衣服を乾かせたものの、捜し歩くには厳しい雨で、雨宿りを余儀なくされた。

 つまらなさそうに座り込んだソニアは被っていたコートのフードを背中に下ろした。三つ編みにした髪には真っ赤なアヨがしがみついていた。事もなげに髪の束を目の前に垂らすと、アヨを優しく掴みとった。

 甲羅のあるカエル一種であるアヨは、ソニアの手の中でコペーコペーと喉を膨らませて鳴いている。


「下ろしてあげるといいよ」巨樹の根元の突き出た部分に腰かけていたレアルは言った。「手は熱いから」


 変血動物に人間の体温は高すぎる。人が薪を焼べられた窯の中に閉じ込められるようなものだ。

 ソニアは目の前に生えていた大きな葉にアヨを下ろし、じっと見始めた。アヨはケコーケコーと鳴いている。


「ソニア、この雨はパンヌスのものかい?」


 地面に屈み、巨木に背をもたせ掛けたソニアは、額にペタンと張り付いた髪を掻き分け、雨雲に目を向けた。


「違う。だけど、通ったあとだよ」


 レアルはため息をつきそうになったが、グッと堪えた。パンヌス討伐の任務を任せられてから、二ヶ月にはなる。

 一目で、パンヌスの雲なのかただの雲なのか見極める事はほぼ不可能だった。雲を片っ端から確認し、魔気を感じ取るしか方法はない。

 応援を頼もうかとも思ったが、自ら買って出たためにそれは情けない。そのため、大陸中を駆け回る事になった。だが、目標のパンヌスもそれ以外のパンヌスにも出会う事はなかった。もともとパンヌスの数は多くはない。一年に一体出現すれば多い方だ。


「出来れば早くに言ってほしかったかな。どの方角かわかる?」


 ソニアは目を閉じてから一呼吸して何かを感じ取った。レアルはその様子を真剣に見ていた。


「あっち」


 指さした方角は北だった。ドゥーゲル山脈があり、それを越えたところにはラスタ山脈とラスタ国がある。今どのあたりにいるかわからないパンヌスにそのまま直進されるのは面倒な事になってしまう。


 それに自分の身体にも面倒事が起きていた。我慢できるものの火掻棒で胃を擦られているような違和感があった。


「ラスタに行った事はある?」


 事もなげに訊いた。


「雪国の? 行った事ないなぁ」ソニアは言った。「レアルは?」


「何度か行った事はあるけど、あまり楽しいとこじゃなかった」


 苦い笑みをこぼし、レアルは訊ねた。


「パンヌスはラスタにいるかわかる?」


「行ってみないとわからないけど、ここからは遠い場所にいるよ。たぶんね」


 レアルががっくり肩を落としたのを見て、ソニアは付け足した。


「距離はわからないし、どこに行ったかは追跡できるわけじゃない。過信されるのはちょっと困るなぁ。今までどうやって追ってたの?」


 レアルにはそれが嫌味じゃなく好奇心だとわかった。


「空を見上げて、しらみつぶしさ」


「それは大変だったね。首がもげなくてよかったよ」


 ソニアはクスクスと笑った。


「今までどこに行った事ある?」


「ラロードとインリス。もちろんスカンジスタも」ソニアは楽しそうに――だけどどこか悲しそうに指折り数えながら言った。「海にも行った事があるよ」


 レアルは訊くべきか迷った。ソニアが話したくなさそうな事だと容易に想像がついた。


「どこに住んでたの?」


 ソニアは膝に顎をつけて、黙り込んだ。話そうという意欲どころか話す言葉を考えている雰囲気さえなかった。


「やっぱり話してくれる気にはやっぱりならない?」レアルはたずねた。


 ソニアは足元の真っ赤なアヨから目を離し、レアルを見上げた。


「まだしわしわになってないよ」



 雨雲がすべて飛び去ったのは真夜中になってからだった。

 何色もの色を重ねたような真っ黒な色の夜空には澄んだ空気によって瞬く星がよく映える。風は清らかで寒さを感じない心地よい冷たさだ。今の気候はほとんどの人たちを虜にするだろう。


 ソニアは草の絨毯の上で体を丸めて眠っていた。

 レアルは木の幹に背を預け、手を銃の形にして指の先から氷の弾を撃ちだしながら、考えていた。

 ソニアはどうして木の上で寝ていたりしたのだろう? あしらうための嘘だったのかもしれない。

 森にいたのはどうして? もしかしたら、死体商人なのかもしれない、とも思った。だから、森にいたのかも……それにしては腐敗臭が微塵もしない。落ち着きようにしても何度か死を見てきたはずだ。

 悪い方向に疑ってしまうのは職業病だろうか。それほど疑り深い性格ではないのに、自分こそ、何かに怯えてるのかもしれない。


 ソニアは何を怯えていたんだ?


 雨雲を眺めながら、素足についた土を指で掻き落とした。久しぶりの裸足は魔物を解放した時よりも気持ちのいい解放感がある。靴を買うのもどうでもよくなりそうだ。

 突然、胃がグリッと蠢いた気がした。それが何なのかすぐに察しがついた。悠々と出来るほどの事態ではなかった。不味い状況だろう。予定を変更しなければならない。

 レアルは木彫りの腕輪を指で触った。装飾である緑の石を強く押すと機械音が小さく鳴り、人の声がした。


「認識コードをどうぞ」


 レアルは知り合いの機械的な言葉に笑いをこらえた。


「4217、ケイトコーンの馬跳び、レアル・ブラッドリー」レアルが言う。「ゲイル婦長かリヤに伝言を頼む。封印物を服用したちまったって」


 通信装置の向こう側から噴くような笑い声が響いた。


「はいはい。摘出手術なー。まったく、自分の身体が何なのか忘れてないだろうな?」


「覚えてるつもりだ。シールはどうなった?」


「おっと、その事だな。奥の牢に入ってんぜ」


 安心した。処理班が厳重にやってくれるとはいえ、最後まで事を見ていないのはどうも落ち着かない。


「トクから来るか? ハープルだろうな。あ~あ、俺だって行きたいさ」


 ここからどこの街が近いのか、レアルは頭の中に地図を思い浮かべた。山を越えなければならいトク、国境付近のハープル、森の真ん中にあるトロング。今いる場所を正確にはわからなかったが、恐らくその三つの町が近いはずだ。

 トクに行くために越える山の標高はそれほど高くはないが、平和なラロードの国土では危険な場所の上位にランクする。毎年死者が出るのだ。原因は人的要因とも考えられているが、半年ほど前からの失踪事件は過去に類を見ないほど多くなっている。少しでも危険があるならそれは避けるべきだとレアルは考えた。特に今は。

 トロングとハープルを比べると、ハープルの方が断然惹かれる。貿易が頻繁に行われているが治安もよく安全で快適な時が過ごせる。


「俺もまだ休暇じゃないんだから、お前を置いてくつろぐわけないだろ」冗談交じりに言った。「いや……お土産ぐらい買って持って行ってやるよ」


 ソニアには心安らげる場所が必要だろうと考えた。すぐにソニアにショックが出なくても、ゆっくりとじわじわと現れてしまうかもしれない。ほとんどの人が見た事のない、だが凶暴だとわかる武器を突きつけられるのは恐怖以外の何物でもない。それの反動がいつやってくるのかわからない今は。


「お前なぁ……。そういや、トロングには魔物がうろついてるらしい。お前にも頼むとこだったんだけど、そうなったらしかたない」


 それから言葉を三言二言交わし、もう一度緑の石を押して、通信を切った。

 空に煌めく星を眺めるのに飽きるのは早かった。今日の星はいつもの五倍は輝いて、十年に一度見られるかわからないほど美しいのにどうしても見るのに飽きてしまう。

 腰の薬瓶を眺め、胃の中にある封印物を封印しようかと考えた。胃の中にあるのはあまりに危険だ。とっさの事とはいえ後悔した。何度目だ。

 



 陽光が優しく草や樹木を包む。朝露が煌めき、今にも澄んだ鈴のような音を響かせそうだ。

 ソニアは大きな欠伸をして、目を覚ました。レアルはすでに起きていた。実は胃の中で小さな鳥が羽ばたいてるようで一睡も出来なかった。エルフには人間ほど寝る必要性はないが、クオーターのエルフにはある程度必要だった。寝不足は体に毒だ。


「今日はパンヌス探しをいったん止めて、本部に戻ろうと思うんだ」


 どうせシールの報告のために行かなければならない。それに、胃には石ころのような異物があるのを感じて気持ちが悪い。いち早く摘出したい。

 寝不足の所為か目つきがきつくなっているレアルを見て、ソニアは木の幹に隠れようとしたがアヨに目をそらして我慢した。


「ソニアは一緒に来るかい?」


 しばらく答えはかえってこなかった。風のささやかな音だけ。


「それって裁判の事?」


 確かに一昨日行かなくていいと言った。でも、その後になって行かないか、と聞くのは直結してそう考えてしまっても可笑しくない。


「その事じゃない。絶対にね」


 ソニアは首をかしげた。たっぷり数十秒考えた。


「そうなら、うん、行きたい」


 アヨを優しく掴みとると頭の上に乗せた。

 レアルは目を丸くした。樹皮のような甲羅を背に乗せ、真っ赤なアヨは燃えている石炭のよう。アヨはソニアの肩に乗っかったまま逃げようとはしない。コペーコペーと鳴いている事からもソニアには気を許しているようだ。不思議な事その3とレアルは頭の中で付け加えた。

 ラロード共和国の東部にある広大な草原を歩きながら、レアルは空を見て一番近い町と思われるハープルまでに行き方を考えていた。正確な方向はわからないが、山の位置から進んでいる方向は間違いがないはずだ。



 スカンジスタとの国境付近にある町ハープルは、人々が休暇の時に訪れるような場所である。自然と調和している街は穏やかで美しく、すごしやすい気候だ。日頃のわだかまりは洗い落とされ、心が落ち着き、身体がくつろげる。

 ただハープルの貿易区画は別だ。馬車が行きかい、荒々しい掛け声が響き、箱が浮いている。レアルは急いで店の間を縫い、活気溢れる人々を避け、高く積み上げられた箱の横をすり抜けた。

 貿易区画を離れると、道幅が広く、行きかう人々は楽しげで、どこかゆったりした時間が流れる雰囲気へと変わる。ガラスのような質感がある木材の家々が立ち並び、緑の木々と調和している。


 だが、今日はレアルたちは観光や休暇目的ではない。任務を中断しているレアルはその雰囲気に飲み込まれないように胃の違和感に気を向け、ある建物を探した。途中、レストランに目を奪われたが、胃の中の異物によって吐き気が込み上げてきた。


「本部はどこにあるの?」


 レアルの数歩後ろをキョロキョロとあたりを見回しながらソニアはついてきていた。


「ここにはない。「扉」があるだけなんだ。その「扉」がある、魔断協会の協力店を探してるんだよ」


「本部に行くにはその扉を通らなきゃいけないの?」


「ああ、それ以外に手段がなくてね」


 本部の場所は元帥とごく一部の者しか知らず、レアルはもちろん知らされていない。インリスのどこかにあると言われているが、噂の域を出ない。


「企業秘密ってやつだ」


 レアルは後ろを振り返ると、唇に人差し指を当てて微笑んだ。


「ま、魔断協会へ扉を置いたり、何かあれば支援してくれる。代わりに強力な護符を渡す」


「変、だね……」


 ポツリとつぶやいたソニアの言葉にレアルは疑問符を浮かべた。


「どうして?」


「護られるのはそこだけでしょ?」


 一般人ならではの疑問と言ったところだろう。もしかしたらソニアの不思議な視点かもしれない。

 強力な護符は強い魔力の持ち主しか作れず、高価なものだ。それがあれば、周囲に魔物を寄せ付けない。だが、街に扉は一つで十分だ。魔断協会の関係者しか使えないのだから。扉を置く場所を提供してでも護符を欲しがる人はたくさんいるだろう。


 それを一つの場所に限定するのは不公平だ。という事らしい。


「守護の力はかなり広い範囲に広がるよ。それに扉があると言う事はそこに魔断志師も集まるって事だ」


「でも、それじゃあ……」


 ソニアは小さな声で何か言いかけたが、レアルの耳にも届かず、走ってきた子供たちにぶつかって言葉が途切れた。ソニアは走り去っていく子供たちをきょとんとして見つめていた。


「何か見ておきたいのはある?」


 楽しい事の一つや二つがあって、予定が遅れてもいいだろうとレアルは思った。

 ソニアはきょとんとした顔をレアルに向け、たっぷり数十秒考えて、にっと微笑んだ。


「いいの?」


 ソニアはパッと駆けだして、道の両脇にある店を次から次へと急いだ。ショーウィンドーに飾られた洋服やアクセサリー、ぬいぐるみ、装飾を施した小物などを眺めウインドーショッピングを楽しんだ。

 とりわけ帽子に興味があるらしく、帽子屋の前でショーウィンドーを見つめたまま十分は動かなかった。レアルが、買おうか? と訊ねたが、ソニアはあっさりと断った。女の子らしくファッションや可愛らしいものに興味があるようだが、あまり欲しそうにはしなかった。


 ソニアが満面の笑みでもういいと言った頃、レアルは彼女を連れて公園の近くにある一軒の魔法雑貨店に入った。開け放たれている出入口の上には赤い大きな石がついたリースが飾られていた。

 魔法石を磨く草、魔力を感知して淡く光るランプ、細かい模様を彫った手芸のビーズを詰めた小瓶、染色された布地、使い勝手の良さそうな小さなジョウロ、骨を模したキーケースなどが並んでる。そのほかにも宝石を磨く習性を持つ小鳥や逆さまになって泳ぐ尻尾長いのカメ。ソニアは店の棚に並ぶ雑貨を食い入るように見つめていた。

 店主は椅子にのけ反って座り、カウンターに足をのせていた。日刊紙が全身の半分を隠しているが、眠ってはいなさそうだ。

 手近にあった靴を選び、代金をポケットから出した。


「これの代金。あと、扉はここだったよね?」


 カウンターに金貨を置いてレアルは愛想よく日刊紙の奥にいる店主に問いかけた。


「ああ……」


 店主が日刊紙の上から顔を出し、木彫りの腕輪と同じ腕につけている三日月を彫ったアームレットを見るなり、店内から奥に続く扉を指し示した。「あっちだ」


「どうも」


 礼を言い、靴を履くと、扉を押し開けてソニアに手招きした。ソニアは時計塔の形をした水色の透明な瓶を店主の前のカウンターに置いて、何もない部屋に入った。レアルは入ってきた扉を閉めた。薄暗く、足元を照らすランプしかない。二人の足元には小石を使ったモザイクがあり、円形を描いている。ソニアはモザイクをよく見ようと、何度も横にヒョイヒョイと飛び退きながら眺めていた。

 ソニアが見ているものこそ、魔断協会本部に繋がる「扉」。ワープタイルと呼ばれる移動用の魔法円だ。

 ワープタイルは近年発達した移動手段で、魔王が猛威を振るった全盛期に、古い魔法円を復旧し、改良し、人々は逃げ去るために使った。より正確に安全に移動できるように何度も改良を加えられ、網状組織ネットワークは安全で侵入者を許さないまでに至った。魔断協会関係者の間では「扉」と呼ばれて、登録された魔力にのみ反応し、協会本部に対象者を瞬間移動させる。

 魔界とこの世界が繋がっている穴も「扉」と言われ、ワープタイルによる移動が魔物が現れるように突然のためワープタイルもそう呼ばれるようになったという説がある。

 レアルは飛び回るソニアの腕を優しく掴み、落ち着かせるとワープタイルの中心に立ち、足を踏み鳴らした。



 ヘソを掴まれ振り回されるような感覚に襲われながらも、足の裏が床に着くのを感じて目を開いた。ソニアは隣にレアルがいるのを感じ取りながら、目を瞬いて目の前の扉を見た。


 目の前にあるのはさっきとは違う扉だ。

 レアルに続いてその扉を出ると、向こうには巨大な空間が広がっていた。壁の両側に円柱の柱がずらりと並んでいる。柱と柱の間には甲冑を装備し、ハルバードを構えている像がある。今にも動き出すのではないかと思うような雰囲気だ。



「ここが魔断協会本部だよ」

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