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異世界攻略無課金勢  作者: 3two−
第一章《気づくことの大切さ》
9/18

心操作

「このカプセルは、脳のカケラを成長させるための機械です」


「人はどうなるんだ」


「さっきも言ったでしょう、死んでるんですよ、脳のカケラを提供するために」


サギョウの行動に苛立ちを覚える


「おまえ…自分で何やってんのか、理解してんのかよ?」


「そりぁ、分かってますとも」


サギョウはすこし目を細める


「全然だ――全然…分かってねぇよ!!!!」


俺は走ってサギョウに近づき殴りに行く


――すると


「いてっ!」


俺は足を滑らせ転んでしまった。不自然に


「どうしたんですか?殴りに来ないんですか?それとも来れないのですか?」


「クッソ」


立ち上がると


「うわっ!」


また足を滑らてしまった


「どうしてだ?!」


何度も何度も立つが同じ結果、立ち上がっては転びの繰り返しだ


「おまえ、何かやってんのか?」


「言ったではありませんか、ワタシクの(しん)の能力は操作(マインド)、そう相手の行動を操作できるのです」


「そうゆうことか…本当にあるんだなこの世界に魔法が…」


そうつぶやきながら、俺はもう一度試してみる


「お願いだ!頼む!出てこい俺の最強能力!」


パッ!と手を上にし、強く念じるが


「何をやっているのですか?あなたも能力を使ってください」


「なぜ主人公の俺には能力が出ないんだ…!」


「あなた…もしかして能力が使えないのですか?ハッハッハッハ!」


サギョウはお腹を抑えながら高笑いをする


「悪かったなぁ…俺はまだここに慣れてないんでね」


「実に面白い!能力もない赤子がワタシクに喧嘩を仕掛けてくるなど…子供の遊び相手には疲れました。ここからは、紳士の(たしな)みとでもいきましょうか」


自分の手が、誰かに掴まれている気がした


「ブハッ!」


自らの手で自分を殴ってしまった、頭も分かってる、体も分かってる、だけど言うことを聞かない、心の底が誰かに“操作”されているような感覚に陥る


「やめろ!動くな…!ブハッ!ヴッ!」


自分の手なのに何も言う事を聞かない


右手で自分を殴れば下ろし掴まれている感覚がなくなり、次は左手で自分を殴りに下ろせば、掴まれている感覚がなくなりの繰り返しだ


「無様ですね、自分自身の拳で何度も何度も何度も何度も、自分自身の顔を殴りに、その拳は自分自身を殴るためにあるのですか?」


「舐めやがって…」


いつの間にか、冷静だった、紳士は目を見開き、楽しそうに笑っている


抵抗し、殴る瞬間に、顔を後ろに逸らしても、その後追撃されたり、拳に思い切り力を入れてみても、いつの間にか主導権は相手に握られてる



そんな試行錯誤を繰り返すうちに、もう顔も腫れ上がり、原型をとどめていない。自らの顔を殴った手は、殴った衝撃で血だらけだ


「ゔぇーー」


口から大量の血が出る


血を出しすぎたのか、頭がボーッとして立つのもやっとだ


「ハァ…クラクラする、本格的にヤベェかもな」


「まだ立っていられることに驚きですよ、あなた中々の見込みがありますよ。だけどもうじき倒れるでしょう、もうざっと、人間の致死量の1Lの血は出してますし、痛みで倒れないことは褒めますが、そのままでは大量出血で、おしまいですよ」


「どうにもなんねぇのかな…」


喋るのがやっとだ、喋るたびに吐血をするほどもう残り時間は少ない


パンッ!自らの顔をに殴りかかろうとしていた左手を右手で受け止めた


――すると、左手から、掴まれている感触がなくなり、右手を掴まれ殴る


「ゔっ…」


俺は何かに気づいた


「なるほどな…お前もしかして――」

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