校門をくぐろう
「美味しそうだなー!」
「でしょでしょー」
ふんッと鼻息を鳴らしながら得意げな顔をする
「クルー!ご飯だぞー!」
「はーい…ゲッ!まだいたのかレンコン」
「レンコンじゃないわ」
これ毎回ツッコむのか?
「食べるよー」
3人とも椅子を引きずり座り込む
机の上には意外と見たことのある料理が並んでいた
「どうして、家に泊めてくれたんだ?」
「なんていうかー、見放しちゃいけない気がしたんだよねー」
なんだそれ
その後は変哲もない会話や、俺への質問で盛り上がりながら食事が進んだ
会話の最中でガルは俺に視線向ける
「レントはもともとどこにいたのー?」
「ゴホッゴホッ!そ、それはー…遠い遠い北の国さ、それがどうしたんだ?」
「じゃあ今後はどうすんのかなー?つって」
手を机の下でもじもじさせながら聞いてくる
「なんもないなー、金が稼げれ――」
「ならアタシの学校来ない!!」
「お姉ちゃんと同じ学校!?」
「がっ、こう…だと」
俺はゲームのせいだけではないが不登校で、ゲームにのめり込んでいた。そんな俺がすぐに学校に復帰できるわけない!あと、異世界の学校だぞ
無理だろ
「いやー、そんな簡単に入学はできないですしーねー」
「誰でも入れるよー!」
「そんなに入学の門はゆるいのか?」
「そうだよー、入ろうー!」
「ちょっと怖いかもなー」
ちょー怖い!
「レンコンはありがたくお姉ちゃんと学校に通える幸せを味わえ!くぅ~!悔しいー!」
だから!怖い!ビビリですみませんね
「いやー」
「決定でー!」
「おい!」
だけど入学はそんな簡単なことではないだろう
ということで俺とガルは学校の前まで来ていた
「意外と日本の学校似ているな」
「今日は休日で生徒は少ないけどー、たくさんの生徒がいて楽しいよー」
俺達は校門をくぐり廊下と階段を経由し校長室まで来た
「ファイトッ!」
ガルに背中を一押された、ガルは待っているらしい
「ふぅ~、コンコンッ」
一呼吸置いてから、目の前に立ちはだかる木製の扉をノックする
「失礼します」
「おお、君がレントくんか、ガルくんから話は聞いているよ」
威厳のある顔つきのおじさんが座っていた、この人が校長先生だ
「ど、どうも」
「ここに座りなさい」
校長先生はイスから立ち上がり机を挟むソファーに誘導され座る
「いきなりの話だからガルくんから聞いたときは驚いたよ」
「で、ですよねー…アハハ」
やはりこんな簡単に入学は出来ないようだ
「では明日からこの制服をきたまえ」
「あぁ、学校といえば制服…ってえぇー!?制服って!明日から俺行くんですかー!」
「そうだろ、ガルくんに頼まれたんだ」
入学はそんな簡単な作業なのか
「入学ってそんな簡単に認めるんですか!?」
「学校に入るのは簡単だろう、ほら校門くぐるだけだろ」
なんか、話が噛み合ってない気が。昨日の自分、簡単に入れたぞ…怖いですなぁ
「じゃー、是…非」
「おー!そうかそうか!新しい生徒は嬉しいぞ!」
ガッハッハ、と口を大きく開き笑う
「制服って、それが制服ですか?」
「そうだが」
意外とこれも学校の外装と同じで日本っぽいな、確かにガルの服もいかにも平成のギャルって感じだし、少し異世界の学校に恐怖を感じながらもワクワクしてたが、制服が異世界感なくて
ワクワクなくなりました、残ってる感情恐怖だけですよ
「では、レント君のことを聞こうか、住所は?」
あ、やべ、住所とか知らねぇし、今の住所はガルの家だし
言えるわけねぇー!!
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