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異世界攻略無課金勢  作者: 3two−
第2章《入学します》
17/18

校門をくぐろう

「美味しそうだなー!」


「でしょでしょー」


ふんッと鼻息を鳴らしながら得意げな顔をする


「クルー!ご飯だぞー!」


「はーい…ゲッ!まだいたのかレンコン」


「レンコンじゃないわ」


これ毎回ツッコむのか?


「食べるよー」


3人とも椅子を引きずり座り込む


机の上には意外と見たことのある料理が並んでいた



「どうして、家に泊めてくれたんだ?」


「なんていうかー、見放しちゃいけない気がしたんだよねー」


なんだそれ



その後は変哲もない会話や、俺への質問で盛り上がりながら食事が進んだ


会話の最中でガルは俺に視線向ける


「レントはもともとどこにいたのー?」


「ゴホッゴホッ!そ、それはー…遠い遠い北の国さ、それがどうしたんだ?」


「じゃあ今後はどうすんのかなー?つって」


手を机の下でもじもじさせながら聞いてくる


「なんもないなー、金が稼げれ――」


「ならアタシの学校来ない!!」


「お姉ちゃんと同じ学校!?」


「がっ、こう…だと」


俺はゲームのせいだけではないが不登校で、ゲームにのめり込んでいた。そんな俺がすぐに学校に復帰できるわけない!あと、異世界の学校だぞ


無理だろ


「いやー、そんな簡単に入学はできないですしーねー」


「誰でも入れるよー!」


「そんなに入学の門はゆるいのか?」


「そうだよー、入ろうー!」


「ちょっと怖いかもなー」


ちょー怖い!


「レンコンはありがたくお姉ちゃんと学校に通える幸せを味わえ!くぅ~!悔しいー!」


だから!怖い!ビビリですみませんね


「いやー」


「決定でー!」


「おい!」


だけど入学はそんな簡単なことではないだろう




ということで俺とガルは学校の前まで来ていた


「意外と日本の学校似ているな」


「今日は休日で生徒は少ないけどー、たくさんの生徒がいて楽しいよー」


俺達は校門をくぐり廊下と階段を経由し校長室まで来た


「ファイトッ!」


ガルに背中を一押された、ガルは待っているらしい


「ふぅ~、コンコンッ」


一呼吸置いてから、目の前に立ちはだかる木製の扉をノックする


「失礼します」


「おお、君がレントくんか、ガルくんから話は聞いているよ」


威厳のある顔つきのおじさんが座っていた、この人が校長先生だ


「ど、どうも」


「ここに座りなさい」


校長先生はイスから立ち上がり机を挟むソファーに誘導され座る


「いきなりの話だからガルくんから聞いたときは驚いたよ」


「で、ですよねー…アハハ」


やはりこんな簡単に入学は出来ないようだ


「では明日からこの制服をきたまえ」


「あぁ、学校といえば制服…ってえぇー!?制服って!明日から俺行くんですかー!」


「そうだろ、ガルくんに頼まれたんだ」


入学はそんな簡単な作業なのか


「入学ってそんな簡単に認めるんですか!?」


「学校に入るのは簡単だろう、ほら校門くぐるだけだろ」


なんか、話が噛み合ってない気が。昨日の自分、簡単に入れたぞ…怖いですなぁ


「じゃー、是…非」


「おー!そうかそうか!新しい生徒は嬉しいぞ!」


ガッハッハ、と口を大きく開き笑う


「制服って、それが制服ですか?」


「そうだが」


意外とこれも学校の外装と同じで日本っぽいな、確かにガルの服もいかにも平成のギャルって感じだし、少し異世界の学校に恐怖を感じながらもワクワクしてたが、制服が異世界感なくて


ワクワクなくなりました、残ってる感情恐怖だけですよ


「では、レント君のことを聞こうか、住所は?」


あ、やべ、住所とか知らねぇし、今の住所はガルの家だし


言えるわけねぇー!!

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