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異世界攻略無課金勢  作者: 3two−
第2章《入学します》
13/18

転生のご経験はありますか?

「よいしょ」


俺たちは何度も往復し、カプセルの中に入っていた人たちを運んでいた


俺は少しは動けるようになり、申し訳ないが、カプセル内の人を引きずりながら運んだ




――そして現在は


「脳の損傷は多少あるようですが、このくらいならすぐに起きますよ」


メガネで白衣を着た爽やか笑顔の持ち主、この男性が、ソウキョウ街の名医


ダバーさんだ


この人は何千人もの患者を診ていて、その患者を全員治したという、凄腕の医者だ


「よかったぁ」


「よかったよー!」


俺とガルはこの人たちをダバーさんに診てもらい、今結果を聞いたところだ。


結果はこの通り、無事らしい


「ですが…レントさん、あなたも治療が必要です、顔の怪我が酷く、大量の出血をしています。」


「いやー、俺は…」


「私は、見たいのです!怪我人を見ていると落ち着かないのです!治したい治したい治し。たい!」


「あ、あぁ…」


名医だが、それ故少しおかしい人なのだろうか


「ですが…お金はないですしー、保健証も家においてきてしまいました…とある事情で取りに行けないのですがー…」


「保険証?なんですかそれ?私は、どんな人でも受けられるように!安い、早い、安心安全です、なので心配無用!」


「俺は安くても払えない、マジの無一文だ」


「それはー、私が払うよー!」


「いや、流石に…」


「これからアタシの家に泊まるんだしー!血だらけで入ってもらうのは困るー!しかも料理とかも作るんだしー、こんな出費タダよ!ダダー!」


「ガルに助けてもらってばっかだな…」


「これからアタシの役に立ってもらえればー、オールオッケー!」


ガルが親指と人差し指で、丸を作り、顔の前に置く


ガルが困っていたなら、俺が役に立とう、そう決意した


「ダバーさん、お願いします」


「では、こちらの部屋へ」


俺は別室へ手招きされた




その後は、色々な検査をした。


骨折がしていないか、レントゲンを撮り、心拍の確認、傷の手当、糸を縫ったりなど。痛かった。



「検査終わりました」


俺は両手、上半身全体に包帯を巻き、頬の怪我を処置されている


「おつー」


ガルはずっと待合い室の椅子に座って待ってくれていたようだ


「待ってなくてよかったのに」


「心配なんだしー!待っててあげたんだから感謝でしょーがー!」


「あぁ、ありがとな」


「そ、それはどうもー」


少し顔を赤らめながら俯く


「だけど、待ってなんて言ってないしー!」


「あー!素直に受け取った私が馬鹿だったー!」


「楽しそうですね」


爽やかに微笑むダバーさん


――だが


「レントさん、あなたの血液に異常が診られました」


「え?」


ダバーさんは俺に近づき、その口元を俺の耳へ近づけ、こう囁く


「あなた――転生のご経験はありますか?」


「――ッ!」

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