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異世界攻略無課金勢  作者: 3two−
第一章《気づくことの大切さ》
11/18

生還。ギャルの家だと…!

「――てよー!――きてー!起きてっつってんのー!」


俺は、いつの間にか倒れてしまったらしい


目の前にはガルが、俺を抱きかかえるように、泣いていた


俺は瞳を開け 


「ガ…ル」


「はっ!起きたのー!生きてるー?!」


「あぁ、生きてる…なんとかな」


血は完全に致死量以上だ、死んでないのが奇跡、不思議なくらいだ


「よ…よかったーー!!心配させんなー!本当に本当に!」


ガルは俺の体に顔を寄せ、大泣きする


「ギャルって…泣くんだな」


「バ!バカにすんなしー!本当に心配したんだしー!この子が教えてくれなきゃー、こんな事態になってるなんて、分かんなかったんだよー!」


ガルは俺から離れ、俺と向かい合うように座る


「ミャー」


「なぜまた、サナが」


「あたしの動物の声が聞き取れる()の能力、動物の耳(イヤー)でサナの言葉を聞き取ったんだー」


「お前にはそんな能力が…」


確かに、最初会った時はサナに喋りかけていたな


「助けてくれたあの少年が、ファイスト森へ入ろうとしているー!ってあたしに伝えに来てくれたんだよー!」


なるほど、入る直前にサナが俺を見かけたから、伝えに来てくれたのか


だけどなぜ、サナはあそこにいたのだろうか。不自然だ。だが今は生きていたことを喜ぼう


「そうだっ!サギョウは!」


俺は、サギョウの場所を確認するようにキョロキョロと辺りを見渡す


亀裂が入り血痕が付いた壁が大きくへこんでいる


そこにサギョウの姿は見当たらない


「サギョウってー?あの五十教のー?」


「ごじゅうきょう?」


「そう五十教ー、五十教の教徒にはア行、カ行、サ行、っていう風に、五十音が元になっている名前が付けられているから、五十教なんだけどー…その五十教はとても危険で、人殺しを容易(たやす)くする集団なんだよー…」


サギョウは五十教の教徒だったのか…それなら、あんな残虐非道なことをするサギョウの行動にも納得だ


「でもどうして、そんな危険なサギョウを探してたのー?」


「襲われたんだ、サギョウに、この怪我もあいつのもんだ」


「襲われたー!?どうして生きてられたのー!?あんなのに会ったら生きてられる訳ないよー!」


「俺にもなぜ生きられたか分からない」


あの爆発は何だったんだ、分からないことが多すぎる


サギョウの脳のカケラの提供者が助けられないかと考える


「あの人たち、なんとか助けられないか?」


カプセルへガルの視線を促す


「ソウキョウ街の名医の所へ送ったら、助かるかもしれないよー」


「本当か!」



ガルは辺りを探し、カプセルからなんとか人を出せる手段がないかを探した


俺は動けそうにないので、休ませてもらってる


「なんだーこのボタン」


ポチッ――ガラス同士が擦れる音と共にガチャンという音がなる


「あ、空いた」


すべてのカプセルの扉が開く、一斉に中の液体が溢れ出、人が地面へ倒れ込んでいく


10人ぐらいはいるだろう


「ここはもう危険だ、この人たちを連れて帰ろう」


「帰るってレントはどこに帰るのー?」


「帰るってそりゃぁ家に決まっ――ない」


そうだここは異世界、俺は無一文、どうすれば…


「そ、それじゃあー、あ…あたしの家に来てもぉ…いいー…かも」


ギャ!ギャルの家だ…と!


「ほんと…か?いいのか?」


「う、うん…」


「ありがとう!ほんっっとーに!助かる!」


「えへへ」

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