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Give and take 留学編  season2   作者: 月岡 愛
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帰国

病室での再会は私を安堵へと導いてくれた。 負傷した刑事さんも回復へ向かってるし、それに私の医療行為も応急処置として、会長と担当医師が処理をしてくれた。


女刑事である、スランも私を介助してくれて、残るはソンファとクララを連れて、オックスフォードへ戻らなければならない。 香港民主化運動も半ば途中で私たちはリタイアだ。


会長や医師の方たちにも挨拶をして病院を後にした。会長が手配してくれた車に乗り警察署へと戻った。


クララもソンファも一時補導から解放され、警察署で待っており、このままの状態で現地にいると民主化運動も激化していき、危ない状態となるとスランも言っており警察署の人たちの説得もあり、私たちは一週間という期間より早く、オックスフォードへと帰国することになった。その方がいいだろう。


民主化運動を率いている、リンさんも一時、避難することになり激化する香港も本格的に危なくなってきてるようだ。


香港で滞在することになっていた公民館に戻り帰国の準備を始めた。公民館にいた人たちも一時、解散となるようでまた日取りを決めてデモ活動をするようだ。



帰国の日・・・・


リンさんにも別れの挨拶をした。


(リンさん、またお会い出来たら・・・とてもいい経験をしました)


(愛もソンファもクララも本当にありがとう。また会える日を楽しみにしてるわ。)


中華料理屋のおばさんや手術をサポートしてくれた鍼灸師さんとも最後だ。


(3人ともよく頑張った。あの刑事さんも助かったそうじゃないか?)


(本当に良かったですよ。私も安心しました。鍼灸師さんもありがとうございました。)


(いやいや、僕も何の役にも立たずになんとかやった程度だから。愛さんの腕だよ。笑)


こうして私たちの香港民主化運動の参加は終わりを迎えた。しかし、まだこのデモ活動は続く。私もこの香港に来て、まさか医療行為である手術をするとは思ってもいなかった。それに私はまだ車イスの障害者だ。 こんな私が一人の命を助けたとは・・・ これも一つの人生経験なのだろう。 


神様が私に与えてくれた試練なのだ。そう思うとこうして香港に来たことも意味のあることなのかもしれない。 


中華料理屋のおばさんが私たちにお弁当を作ってくれて香港のお菓子までいただいた。


(おばさん、ありがとうございます。また、会いにきます。)


(待ってるよ。愛、ソンファ、クララ、元気でね。)



香港国際空港には、スランが見送りに来てくれた。


(刑事さん、会えなくなると思うとなんだか寂しい。でもこうして来てくれてありがとう。)


(だって、愛には最後まで介助の責任があるから。笑。3人ともイギリスに帰っても香港のことは忘れないでよ。笑。)



香港に来て一週間も経っていないけど、ずいぶん滞在してたようか感じがする。 



香港国際空港を経ち私たち3人はイギリスへと帰国した。


























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