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orange―オレンジ―  作者: 近衛日暮
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過去の幻影

こんにちわ~近衛日暮です(`・ω・´)結構な間このサイトに入っていなかったことをお詫び申し上げます…。m(_ _)mこれからはちゃんと投稿しますので許してください(`・ω・´)ということで、今回は過去の幻影ということで昔の話です皆様ゆっくりとじっくりの読んでいってください

人の夢と書いて儚いと書く…。

想い続けても報われない…儚く散ってしまった。

俺は神に見捨てられてしまったんだ…とあの時に自覚した…。


「美香…お休み…君だけは僕と一緒にいてくれ。」


そう告げて俺は美香の横で眠りに落ちた…。


暗い部屋…。

ここは…?

苦しい…重い…悲しい…涙が止まらない…。

ダメだ…思い出しちゃ…終わってしまう…もう、やめてくれ…花鈴。



「蓮…付き合ってくれてありがとうね…私が死んでもいい人見つけて付き合ってね…。」


花鈴がベットの上で俺の手を力強く掴んでいる…。


「死ぬとか言わないでくれ…花鈴…一緒にいてくれ…お願いだ…。」


俺は花鈴のために泣くことしかできない…無能だ…。

あの時に力があれば…助けることができたのかもしれない。


「もう、無理なんだよ…限界が来ちゃったみたいなの…ごめんね…。」


「謝らないでくれよ…まだ死ぬと決まったわけじゃないんだろ…。」


俺は泣きながらも現実から逃げた…認めたくなかった…最愛の人を失うのが怖かった…。

もう、誰も失いたくない…それがあの時の願いだった…。

でも、神は俺を見捨てた…花鈴を見殺しにした…。

運命とは何なんだろう…人はもう、生まれた時から人生が決められているのかな…。

もしそうなら俺は願うよ…自由にしてくれ…と。


「ごめんね…蓮…また、会おうね…さよなら。」


花鈴は一言喋り…息を引き取った。

俺は現実を受け止めきれず…夢なんだと思った…。

ただ、現実は甘くなかった…花鈴は死に俺は生きている…それが現実いまだった。

後を追おうともした…だけど、花鈴はいい人を見つけて付き合ってね…といった…。

俺はまた会う日まで…生きる…そう、あの日に誓ったんだ…。



今の俺は何なんだろう…今を楽しめず過去しか見れない俺は何なんだろう。

逃げてはいけないとわかっていても逃げてしまう…俺はただの弱虫だ…。

人一人助けることのできない臆病者だ…。

もう、俺には無理だ…ごめん…花鈴。

明日全てを話し別れよう…そう決心し俺は夢からも意識を閉じた…。














どうでしたか?蓮の過去にこんなに辛い過去があったなんて…。

結構なトラウマですね…これは。次回も早めに出そうと思うのでお楽しみに。

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