A研究所~ジュエリー~
新しい連載物ですが、なんだか暗い感じになってしまったので、温かい目で見手ほしいです。なんだか内容が不明な部分もあるかもしれませんが、そこらへんは流していただけると嬉しいです・・・
1834年 1月2日(水)午後9時半ごろ、A研究所にて。
●俺は、A研究所に勤務している、新米の研究員だ。これから俺は日記を毎日できるだけだがつけていきたいと思っている。
俺は、A研究所で新米ながらも、ある患者の観察係として、今働いている。
その患者は、体が悪いというわけではない、それより心のほうなんだ。問題は。
なぜなら患者は、『多重人格』である・・・それもより、大変な・・・あ、時間が来てしまったようだ
今日はここまでにしよう。
BY・KATEXI
A研究所の7-1号室。
空は晴れている、とっても、気持ちいいほど晴れている。
ー最近は晴れが続いて嬉しいけど、前よりはつまらなくなったかな。だって私がいる部屋は、全てが真っ白の部屋何だもの、真っ白いベット。真っ白い机。真っ白いドア。・・・みーんな真っ白なんだよ・・・あ!一つだけ違ったかな、ドアと反対側の壁に、くろーい窓枠があるの。そこから、すごく広い『空』がみえるんだ!
白いドアが、音も立てずに開いた、ドアからはかすかな風が漏れていた。そこから水色の服を着た男女さまざまな人が、何人も真っ白の部屋に入ってきた。
ー誰なのかな?
一番えらそうな、男の人がマスクをした状態でしゃべりだした
「・・・君が、『コシュターズ・S・ジュエリー』?」
男は、少しかがんで真っ白の部屋にいた、小さな女の子に話しかけた
ーなんで私のことを知ってるのかな?もしかして、宇宙人かな!?
女の子は少し微笑んでいった
「おじさんたち、宇宙人なの?」
女の子は笑っていった、それにたいして男の人は
「違うさ、おじさん達は君のことを知りたいんだ・・・なんで宇宙人と思ったのかな?」
「だって、おじさんたち私のこと知ってたから」
「そうか、おじさんはね、君のお母さん、お父さんの知り合いなんだよ。だから君の話はよく聞いていてね、・・・よければ君から自己紹介してくれないかな?」
「いいよ」
女の子はきれいなブルーの目でおじさんたちを眺めながら、少し恥ずかしそうに立ち上がっていった
「私の名前はね、コシュターズ・・・S、ジュエリーっていうの。」
それだけいうと、静かに座った
「そうか、君の・・・歳はいくつだい?」
「歳は、『8歳』なの・・・そうだ!もう少ししたらね、私の誕生日なんだよ!お母さんにウサギの人形を買ってもらうの!」
女の子は嬉しいそうにウサギのまねをしながらはねていた
「そうか・・・色々ありがとうね・・・しかし今日は晴れているね」
男の人は黒い窓枠から見える空を見ていった
「うんっ!・・・あ、でもおじさんは知らないんだね、空はいっつも晴れているんだよ!」
女の子は窓枠の向こうの青い空を指差していった
「・・・そうだね、じゃ、今日はありがとうね。またね」
男の人達は白いドアから出て行った
「またね!おじさん!」
女の子は元気に手を振った
A研究所、7-1号室のマジックミラーの反対側の部屋
ある一人の男は、マジックミラーになっている部屋の中にいる女のこのことを細かく、紙に書いていた。
ー俺は、なんでこんなことをしなくちゃならないんだ?いつまでここにいるんだろうか
男はなんだか不満そうに机に伏せていた
ーだいたい、あの女の子が多重人格であったとしても、それがなんなんだよ・・・害になるのか、それに一度もあの子が多重人格とは思ったことがないぞ
男はだるそうに女の子を眺めていた
ー女の子・・・いや、ジュエリーといったか、あのこはなんでここにいるんだろうな、可愛そうに
しばらくすると、雨が降ってきた
ーあめだぁ・・・涼しくなるかもな
男は脱いでイスにかけていた上着を着た
サァァァァ・・・・・・
雨は淡々と降っていた
ージュエリーちゃんは寒くないのかな?上着でも持っていくか
男は、上着を持って白いドアを開けた
ガチャ
「ジュエリーちゃん。上着を持ってきたよ、寒いとおもったからなんだけど、いらないならいいよ」
ジュエリーはこちらを振り向いた・・・いや、別人はこちらを振り向いた
『こんちには、カティさん。・・・あ、はじめましてでしたね。』
「え・・・」
ジュエリーちゃんとは明らかに違う人がいた
「はじめまして。サリー・・・『コレード・A・サリー』といいます。」
雨の中にその人は立っていた。背は8歳のこの身長ではなく、20を過ぎた女の人の背で、髪は金髪から黒髪へ、目の色は黒へと変わっていた
「な・・・」
全てが白い部屋に、黒い人影が立っていた、雨の中に・・・
読んでくださって、本当にありがとうございました!!
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