護りと消滅――三神が紡ぐ世界の光
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シルヴァーナとロウィン、シャドウクロウ、シルヴィア、セリナの五人が「ゴブリンの森」を抜けた瞬間、転送光に包まれた。
「お帰りなさい」
ルミナが優しく迎え入れる。
周囲には「ヒーローズ・カレッジ」のクラスメイトたちが集まっており、実習中のようだ。
シルヴァーナは慌てて口を開く。
「時間がないかもしれません。ゴブリンの森から敵が……」
ルミナは即座に状況を説明する。
「ゲートが開く頃だろう。サラが準備を整えている。万が一に備えて、クロノスも控えている」
次元の扉が開かれると、空を覆うほどの未知のモンスターや妖怪たちが姿を現した。
戦神サラ、癒しの神レイナ、星神かなえは空を駆け、迫り来る軍勢に立ち向かう。
敵の司令官は不敵な笑みを浮かべる。
「たった三人だと? 本当に大した戦力がいないとは……唯奈という女剣士を見れば、よく分かる。全軍、進撃!」
サラが鋭い眼差しで言った。
「私たちのターンだ。情報よりも殲滅を優先する」
その時、レイナは目を閉じ、深呼吸をして詠唱を始める。
「無限の調和よ、時を紡ぎ、空間を守れ……」
手のひらを前にかざす。
「永遠の均衡を保ち、次元の境界を閉ざせ」
レイナの体を中心に光の帯が広がり、宇宙の縮図のような模様が空間に浮かんだ。
『アルカディア・エターナル!』
魔法が発動し、敵は停止。
ゲートも閉ざされた。
かなえは空を仰ぎ、深い息を吐くと、瞳の奥に無限の宇宙を映し出す。
周囲の空気が張り詰め、広がる星の輝きが彼女を包む。
「星の子たちよ、スターゲート起動」
壮大な魔法陣が空を覆い尽くし、その光が膨れ上がっていく。
『コズミック・カノン!』
星々のエネルギーが魔法陣を通して爆発的に放たれ、敵軍の全てを包み込んだ。
「この光は……なんだ!?」
司令官が絶望の叫びを上げた。
その時、ルミナが静かに呟いた。
「……世界が、また息を吹き返した……」
宙には、戦いの痕跡すら残されていなかった。
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