命がけの転生先! ヒーローズ・カレッジで告げられた、ディメンション・アークの真実
――――シルヴァーナの視点。
私とロウィンは、休養を終え、久しぶりにヒーローズ・カレッジへ顔を出した。
歩道を歩く私たちの背中には、新たな決意が漂っていた。
「久しぶりだな、ここに来るのも」
ロウィンが懐かしそうに呟く。
「ええ、でも少し緊張するわね」
私は軽く笑った。
教室に入ると、いつも通りの賑やかな光景が広がり、自然と胸の奥がほっとした。
前に立つルミナが、生徒たちを一人ひとり見渡す。
「授業の前に、新しい情報があります」
その声に、自然と教室の視線が集まった。
「フェリシアが――異世界に転生しました」
生徒たちは理解するのに数秒かかり、顔を見合わせる。
「まさか……?」
ルミナは静かに続けた。
「フェリシアは、この世界からディメンション・アークに戻りました」
沈黙の中、一人の生徒が手を挙げる。
「どんな場所なんですか?」
ルミナは沈黙の後、ゆっくり口を開いた。
「異世界ダンジョンです」
――命がけの場所。
生徒たちの目が輝き、質問が飛び交う。
「攻略には行かないんですか?」
「雰囲気は?」
ルミナは落ち着いた声で答える。
「ディメンション・アークのダンジョンは、住人が命をかけて謎に挑んでいます。つまり、危険が伴う場所なのです」
さらに彼女は続けた。
「時間の流れが特異な空間もあり、無限に階層が広がっています。だから、攻略の手順も慎重に考える必要があります」
また、タケル、結月、桜華、凛香の四人が、ゴブリンの森の出口からディメンション・アークへ向かったことも伝えられた。
「今日の授業は、私たちがどのように行動するべきかを考えましょう」
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




