第5話小さな村
俺の目の前には、セリアとその両親に土下座しています
なんでか俺を貴族と間違えてるみたい
・・・なんで?・・・
〜少し前〜
ようやく村に着いたと思ったらセリアは「お父さんに説明してくる」と言い、一人で行ってしまった。
あれ? 俺ここに一人置き去りにされた!?
辺りを見回すと、村には30軒ほどの木造の家や畑が立ち並び村の中心部に古い教会が建てられている
村のそばには薄暗い森が隣接していて
森と村の間にはには木の柵で囲ってある状態だ、家はボロボロで所々穴が空いておりで畑には村人が麦のようなものを植えている
確かにこの村に大量のゴブリンが押し寄せて来たらひとたまりもない
そうこう考えているうちにセリアが戻ってきてくれた
セリアの後ろには彼女の両親らしき人が顔を真っ青にして走って来た
ちょっと『鑑定』させてもらうね
『ステータス』
名前アラン 年齢35
職業 農家
Level4
筋力18
体力18
頑丈15
魔力8
知力10
高い身長にがっしりとした体、茶色い髪を短く刈り上げたおじさん
『ステータス』
名前カルア 年齢34
職業 農家
Level2
筋力11
体力13
頑丈8
魔力6
知力12
優しげでおっとりとした目の美人さん、長い茶髪を後ろで縛ってある
そして女性的な部分が大変たわわに実っており走るたびに大変揺れております(ここ重要)
「貴族様、この度は娘が大変ご無礼をおかけしてしまい、大変申し訳ございません!!」
顔が真っ青な女の子と両親らしき人がいきなり土下座して来た
なんで?貴族様?どういうことかさっぱりわからん?
俺ただの庶民だぞ
貴族の中に俺と似た容姿のやつでもいるのか?
「私はどうなっても構いません、ですのでどうか、どうか娘だけはお許しいただけないでしょうか」
周りで農作業してた人たちが、みんな驚いたようにこっちを見てる
とにかく、やめさせないと
「あ、頭を上げてください、私は貴族でもなんでもないので!!」
「いえ、娘がご無礼を働いてしまったことは事実ですので」
あ、あれ〜信じてもらえてない
「許します、許しますから頭を上げてください!!」
「あ、ありがとうございます、本当にありがとうございます!!」
女の子と両親が涙目浮かべながら安堵してる
ようやく頭を上げてくれたよ
周りの人たちが俺の言葉にホッとしてる
早くこの場を離れたい
「改めまして、私はこの村で農家をしております、アランと妻のカルア、そして娘のセリアです」
「あ、はい 私は〜」
どうしよう 名前について全然考えてなかった
なんて名乗ろう
ゲームとかでも名前をつけるの苦手なんだよな〜
俺はこの異世界でどう生きたい?
せっかくの異世界
自由に、まだ見ぬ街や景色を見たり、ダンジョンで宝を手に入れ冒険をしたい、まだまだやりたいことはたくさんあるそんな異世界を『自由』生きると意味を込めて
「の、『ノア』です、よろしくお願いします」
『名前が(未設定)から『ノア』に変更されました』
異世界を自由に生きたいと思い
ハワイの言葉で『自由』という意味を持つノアと名乗った
あとぶっちゃけ語呂が良かった
しかし、ステータスの名前も変更されちゃった
まあいい、俺は『ノア』だ、『ノア』として自由に生きていく
そう考えていると
「このようなところではなんです、ひとまず村長の家へご案内します」
そう言って俺はセリアの両親に村で一番大きい村長の家に案内された
〜(アラン)〜
娘のセリアちゃんが貴族様に無礼を働いてしまったと聞かされた時は心臓止まるかと思った
幸いなことにノア様がお怒りになってなかったからよかったものを
普通の貴族様だったら触れてしまっただけで不敬罪で処刑されてしまったなどという話もよく聞く
セリアちゃんにももう一度よく言い聞かせておかなければ!!
それよりもノア様だ、本人は否定しているがあの容姿から考えてもかなりの高位貴族のご令嬢でなんらかの事情で、身分を隠しているのではないかと踏んでいる
うちのセリアちゃんにしつこく言い寄ってくる村長のバカ息子のこともある
そのせいで最近セリアちゃんの天使のような笑顔が曇ってしまったではないか
本当に憎らしい、婚約なんぞ絶対に認めんぞ
一度村長とも、しっかり話し合わないといけないな
あの村長は何やらかすか、わかったもんじゃない
『はぁ〜〜〜』
突然のゴブリンの大量発生ことといい、どうしてこんなにも面倒ごとがいっぺんに来るのだろうか
もういっそのこと、ゴブリンのどさくさに紛れてうちの可愛いセリアちゃんに付きまとっている村長のバカ息子、殺してやろうかな
あぁ〜今日もうちのセリアちゃんが可愛い
『ステータス』
名前(未設定)→ ノア
年齢 13
職業:――
Level: 2
筋力: 8
体力: 13
頑丈: 7
魔力: 20
知力: 15
『スキル』
鑑定(Level 2)魅了(Level 2)隠密(Level 1)
『固有スキル』
環境適応
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