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化け物『ハギザ』と僕と君。  作者: 秋乃しん
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ハギザ2


投稿ミスった。


  「母さんおはよー」


「しん、おはよー」


リビングに入る。

そして、当たり前であり日常的な挨拶を交わしたのは僕と母だ。

背後のハギザは何も言わなかった。

まあ、何か喋ったところで他の人間には見えないからどうともない。でも、ハギザを見たり、ハギザの言葉遣いや口調を聞いて不快な気分になるのが僕自身で、何とも言えない部分だ。

 リビングには僕とハギザと母だけがいる。

それはもちろん僕目線。薄いカーテンを透かして部屋に入る光は妙に明るくて、母親の気遣いもあってか、ここら居心地もいい。そんな母を、今日もハギザは細目で睨みつけていた。


「これもってくよ」


母が用意してくれたトーストにバターを塗って、トーストを持って外に出ることにする。


「はーい、行ってらっしゃーい、久しぶりなんだから気をつけなさいね」


口にパンを咥えて器用に靴を履き替える中、最後まで見送りの挨拶をくれる母に挨拶を返した。


「んーっ」



『だっさ。がはっ』

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