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VOL.18:エピローグ

 遼がハルゲンファウスにやってきて、3ヶ月が過ぎた。

 白稜ヶ丘学院にいたときは、あまり勉学が得意ではなく、成績も下から数えた方が早い遼だったが、ハルゲンファウスに来てわずか1週間で基礎をすべて覚え、マリアを相手に実技の修行に入ったのだが、当のマリアさえも驚くほどのスピードで、めきめきと力をつけていた。


「――じゃあ、徹底的にやっちゃっていいんだな?」

 今日の修行はキララとの実戦形式の1対1(タイマン)バトルだった。遼がマリアにそう確認するように訊ねると、

「ちょっと、遼、調子に乗るんじゃないわよ。確かに遼はこっちに来てからすごい勢いで強くなってるけど、このあたし相手に、まともに戦えると思ってるの? 今のあなたなら、あたしは6割も力を出せば勝てるわ」

 そこにキララが割って入り、遼に詰め寄った。

「ちょっとキララは黙ってて。ええ、いいわ。遼くん、確かにキミは強くはなってるけど、まだキララには全力で挑んでも勝てるとは思えないわ。だから、何も考えないで、ただ自分のベストを尽くせばいいわ」

 マリアはキララを一言で黙らせると、遼にそう言い聞かせた。

「やっぱまだキララにゃ勝てそうもないか。まあいい、オレはオレなりにベストを尽くすだけ。それじゃ、始めようぜ」

 互いにある程度の距離を置いて立ち、それぞれに杖を構えた。

「それじゃあ、はじめっ!」

 マリアの開戦の合図と同時に、キララが先制攻撃をしかけた。

「遼、行くわよ! あんたにこれが防げるかしら!? “凍結の矢(フリザール・ロア)”!」

 キララは杖を縦一文字に構え、片手で中心付近を握ると、杖を弓矢に見立て、触れたものを瞬時に凍結させるほどの冷気を圧縮して、遼に放った。

「おお、怖い怖い。んなもん、まともに受けたら一撃で戦闘不能にされちまうな。けど、このくらいガードしきれなくちゃ、ここまで学んできた意味がないってものよ。“鋼鉄壁(スティーレ・ウォルス)”」

 キララの勢いに、遼は少しだけおどけてみせる余裕さえ見せ、早くも編み出した、独自(オリジナル)魔法でガードを固めた。直後、キララの放った凍結の矢が鋼鉄の壁に激突し、壁の表面を凍結させたが、壁は壊れることなく、その場に残った。

「え、ウソっ!? あたし、6割どころか、念には念を押して8割くらいの力で放った攻撃だったのよ? それを、完璧に防いだって言うの……?」

 キララの思惑としては、先制の一撃で、たとえ遼が防御したとしても、それをぶち抜いて決める予定だったのが、あっさり覆され、驚くほかなかった。

「それじゃ、今度はこっちから行くぜ。つっても、おそらく普通に習うようなレベルの攻撃魔法じゃ、キララは倒せないだろうな」

 遼は杖を構えたまま、ポツリとそうつぶやいた。

「そうね。普通に習うようなレベルの魔法なんかで、あたしを倒せる人がいたら、ぜひ戦ってみたいと思うわ。で、どうするの?」

 キララは相変わらず平坦なままの胸を張って、自信満々に答えてから、遼に訊ねた。

「こら、遼。またあなた失礼なこと考えたでしょ」

「まあ、それは置いといて、だ。別にオレはお前を倒すことを諦めたわけじゃない。ただ、並のレベルの魔法ではダメだろ、ってことを確認しただけだ」

 遼はキララのツッコミを華麗にスルーすると、ニヤリと笑ってキララに告げた。

「なんか、その言い方だと、並のレベルじゃない魔法を習得してます、みたいに聞こえるんだけど……?」

 キララが訝しげな視線を遼に向けながら問いかけると、

「ああ、その通りだ。受けてみろ、これが今のオレの全力だ! “閉塞の流砂(ブロカージュ・ストンディ)”」

 遼が魔法を唱えてキララの足元に杖を向けると、彼女を中心に半径2メートルほどのエリアの土が軟らかい砂状に変化し、さらに流砂のごとく彼女を沈め始めた。

「遼、あなた、このあたしをなめてるわね? あたしの攻撃を1回防いだくらいで調子に乗ってると、痛い目見るわよ。この程度の魔法であたしを倒すなんて、夢物語にしか聞こえないわよ」

 キララは、余裕しゃくしゃくといった表情で、流砂から抜け出すために、足を動かそうとし始めた。

「甘いな、キララ。そいつはただの流砂じゃねえ。自分の足元、よく見てみな」

 そんなキララを見て、遼はそう忠告した。

「えっ……な、なに、これ!? ネバネバして足が動かない!?」

 キララが足元を見ると、流砂に飲み込まれた部分が正体不明の粘液に覆われ、周りの砂とくっついて、非常に動かしにくい状態になっていた。

「それは魔法で作り出した、空気に触れると粘性の増す液体。流砂にハマったやつの動きを封じるために、独自に組み合わせたものさ。オレが魔法を解除するか、倒して気を失わせない限り、そのネバネバは消えないぜ。どうだい、ギブアップするか?」

 遼はまだ攻撃系の魔法はそれほど得意ではないらしく、相手を傷つけずに済むものなら、なるべくそうしたいという思いがあるようだった。

「遼、あなたやっぱりまだ攻撃魔法はロクに習得してないのね。前に言ったでしょ、傷つけずに戦うなんて、そんなの無理だ、って。今回、あたしは本気であなたを敵だと思って戦ってたわ。それは、さっきあなたが防いだ、あたしの攻撃にも表れてる。それなのに、あなたはまだ相手を傷つけたくないというの? そんな甘いこと言ってるうちは、あたしどころか、他の学院生にも勝てやしないわ。この状態でも、あたしは勝てるわ。遼、これで終わりよ。――荒れ狂う風よ、巻き起これ! “烈風爆裂波(バーストゥン・ウインダム)”!」

 流砂にひざ上まで飲み込まれつつも、キララは相手を傷つけることを嫌う遼に怒りをあらわにし、強力な風を巻き起こした。遼の前にはまだ先ほどの鋼鉄壁が残っていたが、1秒も保たず、壁は吹き飛ばされて消滅し、ほぼそのままの威力で、遼に直撃した。

「うわああああ!」

 ノーガードでキララの強力なオリジナル魔法を受けては、ひとたまりもない。遼はあえなくその場に倒れ、流砂も消滅した。

「ふう、正直危なかったわ。まさかあたしが本気になったときにしか使わない“烈風爆裂波”まで使わせるなんてね。ホント、強くなったわ。これで、遼が本気になって攻撃系の魔法を習得したら、あたしにとっては脅威になるかも……」

 キララのつぶやきは、当然ながら気絶している遼には聞こえなかった。



 ――夜。

「うーん、やっぱり傷つけたくないなんて言ってられないかぁ。まあ、習得しても、使い時を誤らなければいい、って基礎講義で言ってたしな……」

 目を覚ました遼は、今日の修行を終わりにして、寮の自室で考えていた。と、そこに窓から手紙が舞い込んできた。

「お、いずみからか。なんて書いてあるんだろ……」

 遼はここへ来たばかりの時に、携帯は使えないのか、と聞いて、使えないなら使えるようにしてくれ、と頼んだが、あっさり無理だと断られていた。しかし、代わりに手紙のやりとりは自由にできるようにしてくれていた。遼の部屋から手紙を投げれば、すぐに人間界の宛先に届き、逆に人間界側からも、ポストに入れた瞬間にハルゲンファウスの遼の自室に到着するということにしてくれていた。

 今回届いた手紙は、いずみかららしい。遼は手紙の封を切ると、読んでみた。

[遼、久しぶりね。そっちの生活はどう? まあ、あんたのことだから、ホームシックとかはありえないだろうけど、慣れないことばかりで不安でしょうね。こっちは相変わらずよ。俊がバカやって、あたしやみっちゃんがどついて、そんな変わらない毎日。ただ、そこにあんただけがいない。だから、ちょっと寂しいかな。じゃあ、またね。返事待ってるわよ  いずみ]

 遼は手紙を読み終えると、知らず知らず涙を流していた。と、そこにドアをノックする音がしたので、遼は慌てて涙をぬぐって、ドアを開けた。

「遼、体は大丈夫? いくら手加減なしでやり合えるとはいえ、ちょっとやりすぎちゃったかも、って心配で見に来たの。……って、遼、泣いてた?」

 やってきたのはキララだった。どうやら、昼間のことを心配して来てみたらしいのだが、遼の目が赤いのに気づいて、訊ねた。

「ん、ああ。なんでもねえよ。ちょっと向こうからの手紙を読んでただけだからな。昼間のダメージはもうなんともないから、気にすんな」

 遼は無理やり笑顔を見せると、腕を回して元気だとアピールした。

「手紙? ははーん、遼、さてはあなた、向こうが懐かしくてホームシックになっちゃったのかしらぁ?」

 キララはニヤリと笑うと、遼に訊ねた。

「なっ!? バカ言ってんじゃねえ、オレがホームシックになんかなるわけないだろ! それに、オレは泣いてねえ! ちょっと目が潤んだだけだ! 用が済んだんならとっとと帰れ!」

 遼は真っ赤な顔をして否定し、キララを部屋から追い出した。部屋の外から、「図星なんだー」とか言う声が聞こえたが、無視することにして、いずみへの手紙を書き始めた。



 さらにそれから半年が過ぎ、遼がハルゲンファウスにやってきて9ヶ月が過ぎた。半年前に指摘された“相手を傷つけることを嫌う”弱点を克服した遼は、予定よりも早く最終試験に入ろうとしていた。

「最終試験は、全力のキララと戦うこと。キララは前にも増して強くなって名実ともに学院最強クラスだけど、今の遼くんなら、五分五分くらいで戦えるはずよ。キララに勝つか、それに準ずる戦いぶりを見せれば、試験は合格。晴れて修了となるわ」

 マリアは2人を外に連れ出し、校門の前に広がる広大な草原で、遼に試験のルールを話した。

「ええ、わかりました。けど、今のオレでもキララ相手だと五分五分かぁ。他の奴らにはかなり勝ってるんだけどなぁ……」

 遼は頷きつつ、マリアの見立てに苦笑した。これまでの修行の中で、以前キララが人間界に脱走したときの捜索隊にいたガレリアたちとも何度か戦い、ガレリアには全勝、一番勝率の低いロックでも、勝率は5割以上だった。それで自信をつけていたのだが、さすがにキララは格が違うらしい。

「当たり前でしょ。このあたしと五分五分って言われるだけでも、十分すごいことだと思うわ。まあ、簡単には勝たせないけどね」

 キララは相変わらずの胸を張って自分のすごさを強調する。

「遼、あんたまた……」

「細かいことは気にするなって。それじゃ、始めようぜ」

 遼はキララが何か言いかけたのを無視して、彼女と向き合って杖を構えた。

「では、始めっ!」

 マリアの開始の合図で先に動いたのは、遼だった。

「悪いな、キララ。これ一撃で決めるぜ。喰らいな、“竜巻雷(トルーナド・ザンデ)”!」

 どうやらすでに発動直前の状態で溜めていたらしく、速攻で放たれた竜巻がキララに襲いかかる。

「遼、あんたやっぱりあたしをなめてるでしょ? こんなものであたしを倒そうっていうの? 甘い、甘すぎるわ」

 キララは顔をしかめると、手を突き出して防御障壁を展開した。が、次の瞬間、竜巻は障壁ごとキララを飲み込み、竜巻が過ぎ去ったとき、障壁はどこにもなかった。竜巻とともにどこかへ飛んで行ってしまったらしい。

「えっ……?」

「甘いのはお前だ、キララ。オレがそのくらい予想してないとでも思ったか? 障壁ごとぶっ飛ばす威力を込めて放ってるに決まってるだろ。さて、竜巻だけだと思ったら間違いだぜ、落ちろ、雷!」

 遼は呆然としているキララにニヤリと笑って解説すると、今の魔法に込めた、もうひとつの攻撃である、雷を障壁がなく無防備なキララに落とした。

「きゃあああ!!」

 キララはまさかの展開に悲鳴を上げた。

「勝負、あったな」

 遼がそう言って背を向け、キララはなんとか立っていたものの、杖を握っていることができずに、カランと言う音をさせて落としてしまった。

「そこまで! 勝負あり、勝者、遼くん!」

 マリアが終了を宣言し、2人でキララに駆け寄った。

「参ったわ、遼。まさか2段構成の攻撃魔法だったなんてね。あ、自分で治せるから、大丈夫よ」

 キララは自ら治癒魔法(ヒーラス)を使って回復すると、立ち上がった。

「さすがにお前を倒すには、並の威力じゃ通じないし、あとは意外性もないと勝てないと思ってたからな。これは昨日の晩から考えてた戦法だ」

 遼は笑いながら話し、一度学院内に戻っていった。


 翌日、理事長から修了書をもらった遼は、寮を引き払って帰る準備をしていた。

「遼、修了おめでとう。でも、まさかたった9ヶ月で終えるなんて、ずいぶん早かったわね。1年以上はかかるはずだったわよね?」

 そこにキララがやってきて、遼に話しかけた。

「そうだな。まあ、早く済んで良かったよ。ここはちょっと季節の変化がわかりにくいけど、向こうはたぶん3月。今帰れば、ちょうど新学期から復学できるはずだ。オレはまた2年生をやり直さないといけないから、いずみたちの後輩って扱いになっちまうけど、そこは仕方ないと思ってる」

 遼は荷物をまとめながら、キララにそう話すと、

人間界(むこう)に帰ったら、もうこっちには来ないの?」

 不意にキララが訊ねた。

「ん? どうだろうな……わからないけど、一応こっちに来る時に使ってた、“鏡を使った簡易ゲート魔法”だっけか、あれを教えてもらって、来れるようにしてからオレは向こうに帰るつもりだよ」

 遼は少し考え、来るかわからないけど、来れるようにはしておく、という答えにしておいた。

「そうなんだ。じゃあ、また会えるわよね?」

 キララは遼に確認するように訊ね、

「ああ、そうだな。ってか、オレが来なかったら、お前の方からまた脱走してでも来るとか言うんだろ、どうせ」

 遼は頷いたが、半ば呆れたような顔になって、キララに言い放った。

「まあね。でも、遼の方から来てくれれば、わざわざ脱走しなくてもいいから、たまには遊びに来てよね」

 キララはあっさり肯定し、遼は苦笑するしかなかった。そうこうしているうちに遼の荷物もまとまったので、遼はキララに「礼を言いたいから、みんなを校門のところに集めてくれないか」と頼み、寮を後にした。


「それじゃあ、皆さん。9ヶ月もの間、お世話になりました。時々は遊びに来るつもりなんで、そのときはまたよろしく」

 校門のところに集まった、ガレリアたち元捜索隊の面々や、マリア、キララ、理事長以下理事会の面々たちに向かって、遼は深々と頭を下げた。

「うむ。身につけた魔法の力、使いどころを間違えないようにな。元気でやりなさい。もちろん、いつでも遊びに来るといい。歓迎するよ」

 学院側を代表して、理事長のハルカンが柔らかな笑顔を見せて遼に告げ、遼はもう一度頭を下げると、振り向いてあらかじめ開けてあった簡易ゲートに飛び込んで行った。

「またね、遼!」




「へへ、ただいまっ」

 佐伯家の物置にある鏡から出てきた遼は、物音に気づいて廊下に出てきたみずきに、ちょっとはにかみながら言った。

「おかえり、遼。全部終わったの?」

 予定では1年以上かかると言っていたはずの息子がわずか9ヶ月で帰ってきたので、みずきは心配そうに訊いてみた。

「ああ、ほら。修了書」

 遼はみずきの言いたいことを察し、カバンから修了書を取り出して、みずきに見せた。

「それならよかったわ。父さんも地方の営業所からこっちの本社勤務になって、毎日帰ってくるようになってるし、今夜はお寿司でもとりましょうか」

 みずきは上機嫌で寿司の出前を頼むため電話を取った。

「ああ、母さん。オレ早速復学するための手続きに行ってくるから」

 遼はみずきにそう言い残すと、家を出た。



「今日は3月19日。まだ授業中かな」

 久しぶりに歩く、白稜ヶ丘学院への通学路。遼はたった9ヶ月離れていただけなのに、懐かしさを感じていた。


 到着して、職員室に向かおうとしたところで、移動教室から戻る途中らしいいずみや俊とばったり会った。

「よう、久しぶりだな」

「遼!? あんた、いつ帰ってきたの?」

 いずみは驚いて、持っていた教科書やノートをバサバサと落としたが、そんなのお構いなしに遼に詰め寄った。

「落ち着けって、いずみ。たった今だよ、今」

 遼は相変わらずの様子のいずみに安心しつつ、そう答えた。

「そうなの? でも、確か1年以上は向こうにいるって言ってなかった?」

 いずみは拍子ぬけしたように落ちつきを取り戻し、ふと旅立ちの前に遼が言っていたことを思い出して訊ねた。

「予定より早くことが済んだんだよ。やるべきことはちゃんとこなしてきた。別に逃げてきたわけじゃないから安心してくれ」

 遼は苦笑して、事情を説明した。

「じゃあ、今日ここに来たのは、あれか。復学の手続きか?」

 そう確認するように訊ねたのは、俊だった。

「ああ、そうだ。ってか、それくらいしかないだろが。まあ、オレはまた2年生をやり直すことになるから、年齢は同じでも2人の後輩ってことになるけど」

 遼は頷いたが、わかりきったことを聞くな、と言いたげだった。

「まあ、なにはともあれ……遼、おかえりっ!」

ブログで言ったとおり、忙しくなりそうなので、やむを得ず最後まで一挙更新という形を取らせていただきました。

これで完結です。


しばらくは新作公開はないと思いますが、準備を始める段階にでも、またブログに書くと思います。


感想など、いただけたら幸いです。

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