第5話 決戦と決着
アダゴニア王国に向けての行軍中、アダゴニア王国軍大佐・アウレリア・カニス大佐率いる精鋭部隊の足止めを食らったクリスティアとクロノスが率いるカタフィギオ帝国軍主力部隊。
両部隊、そしてクロノスとアウレリアの衝突の最中、前線に出ているアイオロスから、『我が軍に甚大な被害が出ている。至急前線に駆けつけるように』と言う旨の通信が届いていた。
「ーーはぁ!? アンタら騎士団が付いていながら、何だってそんなに被害が出るんだよ?」
『魔力爆弾だ。本隊の方に大量に配備されていた。俺たち騎士団は全員無事だが、一般兵までは守りきれない。加えて兵の練度も向こうが上だ。お前たち主力部隊が戻らねば、このままジリ貧だ』
「なんと。アダゴニアめ、そこまで軍備を整え、兵を鍛えていたか! これは俄然、負けるわけにはいかなくなったな。その力、何としても我が国のものとしたい。まずは戦に勝って、有利な条件で同盟を組まねばな!」
『……ええ。その通りです、陛下。兵たちの士気も下がり気味なので、お早い到着をお待ちしております』
そこまで言うと、爆音と共に通信は途切れた。
例の魔力爆弾がまだ残っているのだろうか。
だとすると、もはや一刻の猶予もない。
幸い、アウレリア配下の数十騎と戦っている主力部隊には、最初の爆弾の一撃以来殆ど損害は出ていない。ーー相手の数もほぼ減っていないところを見ると、互角の戦いをしているようだが。
ともあれ、すぐに前線に駆けつけることができればまだ間に合うだろう。
「おやおや、そちらはお急ぎのようですね? ーーですが、そもそも私の役目は時間稼ぎ。ここまで来たなら最後まで付き合ってーー」
『アウレリア・カニス大佐。そろそろ刻限だ。軍神とやらに執着するのもよいが、そろそろ本隊と合流し、指揮を取るがいい』
「少将閣下!? どうしてそれを……戦場には出られてないはずでは」
『ああ。だが、君の戦いぶりは見ている。ここまでよく足止めしたな。だが、それもここまでだ。ーーあと一撃のみ、許可する。それが済んだら、前線へ向かうように』
「承知、致しました……」
『では、健闘を祈る』
アウレリア側にも通信が来る。それも、戦線に参加していない上官からーー即ち、アダゴニア本国内からの通信らしい。
「へぇ、遠見の魔法か。アダゴニアって国は、いろんな魔法が発達してるみたいだな」
「ええ、お陰様で。そしてこちらも事情が変わりました。ーーこの一撃をもって、終わらせていただきます」
アウレリアの持つ魔槍・ヒューエトスを中心に魔力の反応が膨れ上がる。
同時に、クロノスたちから距離を取るように、後ろへと大きく跳躍した。
すぐそばで彼女の精鋭部隊がカタフィギオ主力軍と戦っているが、意にも留めない。
その瞳は、鋭い眼光を伴って、真っ直ぐにクロノスを見据えている。
「……うむ。一撃決着か。それならば、我らにとっても都合がよい。クロノスよ! 迎え撃つのだ! あの女騎士めに、格の違いを見せつけてやれ!」
「ーーーーはいよ」
短く応えて、クロノスは剣を構え直す。
敵から伝わってくる魔力の動きを敏感に察知しながら、この後数瞬の敵の動き、自分の動きをイメージする。
ーー再現すべきは、最短距離、最大効率でのこの局面の終局。
クロノスが剣に魔力を込め、前に出ると、アウレリアの方でも更なる魔力の動きがある。
「ーー充填、完了」
静かな声と共に、アウレリアの唇が動く。
「魔力障壁、展開。魔装起動。投擲準備、完了。ーー餓狼の牙よ、千棘となって群を穿て!」
魔力の膨張。それとともに、アウレリアの口上にも熱が入る。
全身の筋肉を引き絞り、黒槍の投擲体制へと入った。
「遁甲魔陣・千棘閃墜ーー!!!」
膨大な魔力を纏った槍が飛び、一瞬で上空へと消える。
直後、今までのものとは比べ物にならない、濃い魔力を吐く千の魔槍が、クロノスの身を喰い破らんと降り注ぐ。
ーーこれぞ。クロノスとアイオロスから自軍を守った、アウレリアの超攻撃的防衛・撤退用奥義である。
その、魔槍の雨を。
「ーー変現技装」
睨みつけながら、クロノスは静かに己の魔力を解放する。
「"零式"、楔打つ時限の剣戟ーー!」
ーーその魔力は、時の神の名を冠するもの。
その技は、己が魔力を冠し、その魔力に由来するものーーーー!
数瞬ののち、魔槍による一撃必殺の千撃の雨はいつの間にか止み、その黒槍はアウレリアの手の元に。
更に、その眼前にはクロノスの剣が迫っている。
ーー変現技装"零式"・楔打つ時限の剣戟。
クロノスの名に込められた、"時の神"の権能。そこから引き出された魔力を纏った剣は、向けられたモノの時の流れに一定の間、楔を打ちーー早い話が時を止める。
何のことはない。クロノスは魔槍の雨の時を止め、後は一撃一撃、全力の斬撃をもって丁寧に弾き落としただけである。
側から見ればーー見える者が居たとして、だがーークロノスが槍に合わせて超高速の剣舞をしていたように見えたことだろう。
その、クロノスの剣が、アウレリアの首に落ちるーー
「ーーーーッ」
ーーその寸前、アウレリアの姿がその場から搔き消える。
「想定済み……! もう一手ーー!」
強制転移。自ら能動的に瞬間移動する通常の転移と違い、予め組み上げておいた術式を発動する事で受動的に転移『させられる』この術は、今のクロノスの時止めによるアウレリア自身の時間停止の影響は受けない。
そして、クロノスの剣の狙いから位置を外せば、アウレリアの時が止まることはないーー!
「殺った!
噛み砕けーー刺滅魔槍・穿棘殲追!!」
アウレリアが転移した先はクロノスの後方。放たれた投擲槍は、今度は上に飛ばず千にも別れず、ただ一本の、『敵を穿つ』という呪いを帯びた魔槍として、敵を殲滅するまでクロノスを後ろから追尾し続ける。
「ちぃ、さっきの一発が最後じゃ無かったのかよ。こんな技を隠し持ってたとはなぁ!」
クロノスが襲い来る魔槍を迎撃しながら言葉を投げる。
時止めの魔力に捕らえる隙はない。
魔槍は常にクロノスの後方に回って追尾して来る上に、そこに込められた魔力は先ほど一刺千撃の雨と同等以上ーー即ち、先ほどの一撃一撃の千倍相当の破壊力が備わっている。
迎え撃つ時は常に全開の魔力を込めて相殺する。
半端に他ごとに魔力を回せば、食い破られるのはクロノスの方だ。
最初に投擲される前に止められなかった以上、魔力が無くなるまで受け続けるしかなかった。
「ええーー少将閣下は先ほど、『あと一撃』と仰っていましたが、私はこうも教えられています。ーー奥の手を出すなら、第二の『裏の刃』を持てと。アナタが『雨』の方に対応して来るのは想定済みでしたから、ね」
一瞬のうちに解除されるとまでは思いませんでしたが、と楽しそうに嗤うアウレリアを尻目に、クロノスは都合十度目となる魔槍の強襲を叩いていた。
叩きながら、考える。
ーーアウレリアは、"時止め"の魔力にまでは気付いていない。
ーーそして、この槍の追尾。何を指標として追って来てるかと言うと。
「かぁっ!……チィ、そろそろ面倒臭ぇよ……!」
クロノスは、後ろから襲い来る槍から、全力で走って逃げ出した。
「おや、軍神ともあろうものが。でも、無駄ですよ。その槍は、私とアナタの魔力が健在である限り、止まることはない」
「ーーそうかい。答え合わせありがとよ」
「えっーー」
勝ちを確信して口が軽くなったか?
その言葉とともに、クロノスの気配がーー気配だけではなく、その姿も、当然のごとく魔力の反応もーーその場から消失した。
転移ではない。しばらく経っても、クロノスが現れることはなく、
「ーー変現技装"一式"・明鏡止水」
ただ声だけが、その場にあった。
追尾対象を失った魔槍が、アウレリアの手元に戻っていく。
「ク、ソーーどこだ!? どこに消えた!?」
「今のお前じゃ捉えられねぇよ。ーー明鏡止水の境地。東の方の言葉らしいんだがな、曇りなき鏡、静止した水のように澄み切った心の在り方を指すようだ。そいつを極めて武の技術に昇華すれば、研ぎ澄まされた無の境地ーー最上位の気配遮断が完成する」
「なら、それはーー」
「あぁ、魔法なんかじゃねぇぜ。単なる技術だ。ーー使い道は、明鏡止水なんてキレイな言葉とは程遠い、暗殺仕事がメインだったが」
まぁ、戦場の戦いに暗殺もクソもねぇわな、と話すクロノスの声。
その声は、アウレリアに届きながらもその位置をアウレリアに知らせない。
そして。
「変現技装"零式"ーー楔打つ時限の剣戟」
「くっーーー!!」
時の楔が、アウレリアを捉える。
瞬間、無数の剣撃が、止まったアウレリアに襲いかかる。
クロノスの剣が、アウレリアの身を刻む、その、寸前ーー。
「総員、撤退! 撤退ーー!! 魔力を送れ! 大佐殿を"軍神"の射程外までお連れしろ!!」
不意にアウレリアの周りに魔力が渦巻き、そして、アウレリアごと掻き消えた。
見やると、クロノスの攻撃の射程の外まで、アウレリアとその配下の兵全員が退避している。
「指揮官の危機を察知してワープさせたか。複数人の魔力を使ってるとはいえ、距離があった他人を巻き込んで飛べるとは、いよいよもって便利すぎるな、それ。
ーー今回は部下の優秀さに助けられたな、カニス!!」
クロノスは追撃をせず、背後のカタフィギオ主力部隊の状況を確認する。
敵はすでに退く体制に入っている。転移の魔法がある以上、ここで深追いをしても追いつけない。
ーーどうやら、先の魔力爆弾以降、自部隊の損害はほぼ無いようだ。その代わり、1/10以下の数であったはずの敵部隊にも損害は与えられていないようだが。
「ぐ……そうか、私はまた、勝てなかったのだな」
「大佐殿。しかしまだ負けてはおりません。貴女にはもう一つ、仕事がある。ーーさぁ、本来の仕事へと戻りましょう」
「ああ、すまない。ーー総員、連続転移の準備! これより我らは、全速で対カタフィギオ戦線へと向かう!!」
「はっ!!」
それだけのやり取りを残して、アウレリア以下精鋭部隊は転移による移動を始め、その姿はあっと言う間に小さくなるほど遠くなる。
流石に一回の転移で目的地まで、とはいかないようだが、連続してワープを繰り返すことで、超高速での行軍を可能にしているようだ。
「とすると、オレ達も急いだ方がいいな。クリス陛下!!」
「うむ! 皆の者! 敵将を討ち取るには至らなかったが、最初の奇襲以外、我等の損害は軽微であり、敵将に相応のダメージを与えることに成功した! 足止めは食らってしまったが、余はこれを、諸君らの奮闘による我が部隊緒戦の勝利であると宣言する!
これより我らは、急ぎ前線へと向かい、友軍の救援に駆けつける! ーー全速だ! 急ぐぞ!!」
クリスティアの檄に応じて、カタフィギオ主力部隊から声が上がる。
やや下がり気味だった士気も、ここでの戦いを「勝ちである」と解釈する宣言によって、少し持ち直す。
クリスティアとしては自然体であったが、しかしここが彼女の上手いところでもあった。
クリスティアとクロノスを先頭に、カタフィギオ主力部隊は駆ける。
目指すは国境付近、対アダゴニア戦線。先行した友軍の救援のため、そして帝国の勝利のため。
皇帝と戦士達はただひたすらに、全速で駆ける。
ーーーーー◇◆◇◆◇ーーーーー
ーー国境付近、対アダゴニア戦線。
「対魔力防御結界、展開!! 守りを固めろ! 陛下の主力部隊の到着まで持たせるのだ!!」
先行部隊、軍の大半の指揮権を任されたアイオロスは、直属の配下の騎士団を中心に、守りを固める用兵を行なっていた。
既に削られた3割、そして未到着の主力部隊を引いても、兵力としては帝国軍側が優位。
目算として、カタフィギオ軍約7万に対して、アダゴニア軍約5万である。
しかし、敵には数の差を簡単に覆す魔力爆弾がある。
迂闊に責めることはできない。まずは魔力爆弾を防ぐことを最優先すべしーーというのが、アイオロスの指揮であった。
『ーーイアロス団長』
と、そこに、伝令の魔石から声が届いた。
「クロノスか。こちらは守りを固め、どうにか膠着状態まで持ってきた。そちらはどうだ」
『すまねぇ、敵将を討ち逃した! 今そっちにアウレリア・カニス以下精鋭部隊がワープ使って向かってます。オレ達も全速で向かってるが、敵さんの到着の方が圧倒的に早え!』
「フーーーー」
『何だ?』
「いや、失礼。状況は把握した。何、こちらの戦局は任せろ。そちらは、一刻も早く前線に来ることに専念しろ」
『ーーーー了解』
通信が切れる。
クロノスから、訝しむような気配を感じたが、気には留めない。
状況は、そう悪いものではない。
ーーそう、誰にとっても。
「"軍神"クロノス・アーレスより、皇帝陛下と共にこちらへ向かっているとの連絡があった! もう少しの間、ここを持たせるぞ」
「ーーへぇ。どのくらい、持ちますかねぇ?」
「ああ、君か。思ったより早いな。なに、『予定通り』だ。……見た所、かなり疲弊しているようだが。まぁいい、君は遠くから槍投げでもしてるがいい」
「……そうですね。あまり良い趣味とは思えないが、その方が都合がいい。ーー少し、残念ですが」
ワープしてきたアウレリアとアイオロスが交錯する。が、刃は交えず、交わすのは言葉のみ。
アウレリアはそのまま、アダゴニア軍の兵士達の中に入っていった。
「イアロス指揮官! その、あのまま行かせてよかったので?」
「俺が打って出れば陣形が崩れる。弱ってるとはいえ、アレを一瞬で討ち取るのは不可能だ。主力部隊の到着まで、このまま守りを固めることに専念する」
良いな? と眼光を鋭くするアイオロスに、意見した兵士は「はっ! 失礼しました!」と引き下がる。
程なくして、前方から無数の槍が降ってきた。
アイオロスは防衛陣の指揮を執る。
結果、槍による被害はゼロにまで抑えられーーアイオロスのその顔には、何かを確信しているかのような笑みが浮かんでいた。
どうも、T-Mです。第1話から読んでくださってる方は、5度もお付き合いいただきましてありがとうございます。
今回初めてご覧になった方は、ぜひ第1話から読んで頂けると幸いでございます。
というわけで、ChronuKrisークロノクリスー、第5話でございます。
今回はクロノスvsアウレリアの戦いがひとまずの決着、となりました。
クロノスのガチ戦闘になるとクリスがやや空気ですが、アダゴニア戦終盤には見せ場を用意してますので、ファンの方はしばしお待ちください。
さて、今週のチラ裏設定大公開のコーナー。
今週は新規キャラがいないため、キャラの能力値ではなく作中に登場した技について、(主に直感と思いつきで)紹介したいと思います。
先ずはクロノスの"変現技装"。
これはクロノスの魔力や技術によって、自身の体や武装に変化をもたらし強化する、クロノス独自の戦闘技能です。
現在作中に出てるのは3つですね。
変現技装"三式"・射殺す毒蛇の牙
火力C〜B+ 防衛力B 射程A 範囲A 応用B 燃費B+ 命中A 備考:猛毒付与
戦場におけるクロノスの使用頻度が最も高い技。武器を魔力で編まれた大弓に変現させ、ヒュドラの毒矢を模した猛毒の矢(魔弾)を一度に数百、撃ち出す。数百の矢はひとつの強力な魔弾として束ねることができ、効果範囲は狭くなるが火力は大幅にアップする。なお、猛毒の効果は矢(魔弾)本体に当たらないと付与されない。(着弾後の爆風などには毒の効果はない)
変現技装"零式"・楔打つ時限の剣戟
火力B 防衛力B+ 射程D 範囲D 応用A 燃費C 命中S
クロノスの名前を冠する技。"時の神"クロノスの魔力を一部再現し、剣に纏わせる。その剣戟の射程内に捉えられた者は、一時的にその時間が停止し、動けなくなる。剣の射程外の者からは止まっていることが分からないため、客観的には、相対的にクロノスが物凄い速さで動いているように見える。
飽くまでクロノスの剣戟の範囲内が射程になるため、射程距離や範囲殲滅力は低めである。
敵を止めてから斬るため、命中精度は高いと言えるが、"強制転移"とはやや相性が悪い。
変現技装"一式"・明鏡止水
火力- 防衛力A 射程- 範囲- 応用A 燃費S++ 命中-
魔力を使わない、技術による技。無の境地まで心を研ぎ澄ませ、自然と一体化することによる最上級の隠密スキル。
気配はおろか、本人の姿や魔力すらも捉えられなくなる。目の前で会話をしていても、声は届けど姿や位置は捉えられなくなる。
これにより、クロノスの全ての攻撃の命中精度が飛躍的にアップする。が、攻撃体勢に入ると気配遮断が少し甘くなるため、明鏡止水状態からの攻撃は確実に敵を仕留めにいきたい。
暗殺向けの技術。
続いてアウレリア。魔槍・ヒューエトスを用いた技。
遁甲魔陣・千棘閃墜
火力B+ 防衛力A 射的B 範囲A+ 応用B 燃費S 命中A
前方に超強力な魔力障壁を展開し、同時に魔力を込めた魔槍・ヒューエトスを投擲、魔槍は千の棘となって上空から敵軍に降り注ぎ、ひとつひとつが必殺の刺突となって兵を穿ち、敵軍に風穴をあける。その隙に、展開した魔力障壁ごと前進し、強行突破を仕掛ける。超攻撃的な防衛・対軍突破奥義である。
アウレリアがクロノスとアイオロスの率いる部隊を相手取って、自部隊ごと生還した時に用いた奥義。
なお、魔力を込めていなくても魔槍自身の機能により槍の雨を降らせることはできるが、火力は格段に落ちる。
刺滅魔槍・穿棘殲追
火力A+ 防衛力C 射程B 範囲D 応用C 燃費A 命中S 備考:追尾機能あり
魔槍・ヒューエトスの千槍の雨を降らせる機能を封じて放つ、必殺の投擲槍。
その火力は"槍の雨"の千発分に相当する(初撃の場合)。
避けられたり、防がれたりしても、敵を穿つまで敵を追尾するが、攻撃による相殺などを受けた場合、徐々に火力は落ちていく。
追尾の仕方についてはある程度コントロールが効き、例えば"常に相手の後ろから追尾する"などのような設定ができる。
ーー以上、チラ裏自己満設定公開のコーナー、今週はクロノスとアウレリアの技の設定紹介でした。
というわけで、次話では戦の終戦まで書ければなぁ、と思っています。
とりあえず、明日は一旦、更新をお休みさせていただきます。
その代わりにーー?
それではまた次回、無事に続きをお目にかけることが出来るよう願いつつ。
今回もお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございました。