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ChronuKrisークロノクリスー 神威の戦士と少女皇帝  作者: T-M.ホマレ
後日談 イリーニ共和国〜シンパティア魔戦杯編〜
20/36

後日談第5話 シンパティアバトルロイヤル

「来たか。二回戦、楽しみにしているぞ」


闘技場へたどり着き、一回戦を突破したクロノス達。案内通りに控え室へ入ると、早速声をかけてきたクルラーナ達をはじめ、見覚えのある面々が待ち受けていた。


「あれは……イアロス騎士団! ……アイオロスの野郎はいねぇようだが」

「それだけではないようだぞ」

「あなたは……アグニ! アグニじゃないですか!」


イーがイアロス騎士団の面々と一緒にいる赤毛の少女に声をかける。


「……イー司令官! お久しぶりです、やはり来たのですね!」

「もう私は司令官じゃないですよ。今は、あなたです」


その少女は、イーが帝国を抜ける前に魔導防衛軍を託した少女でありーークロノスが10年前に救った少女であった。


「今回はどうやら、イアロス騎士団として、ではなくカタフィギオ帝国精鋭チームで参加してるみたいだな」

「その通りなのだナ、クロノス! そして公然とキサマをブッチメるチャンスというわけダ!」

「コノーニ・カタストロフ第二副団長。これは任務なのです。私情は挟まないように」

「なるほど任務、な。イアロスの命で余を(おさ)えにきたか」


クロノスに飛びかかって行こうとした緑の長髪を黒の長髪が止める。止めたのは、カストロ・シーデロ騎士団筆頭副団長である。そのカストロの言葉にクリスティアがやや呆れながら嘆息(たんそく)する。


「とか言いながら口滑らせてヤンノ。防御バカのバーカ」

「なんだと攻撃バカ!」

「あ、あのお二人とも落ち着いて……」


ケンカを始めそうになる2人を宥めに掛かったのは、2人と同じ青い鎧を身につけた、金髪の騎士だった。クロノスにも見覚えがある。名前はヴェロス。精鋭・イアロス騎士団のメンバーの一人で、相手の動きを制限する"重圧"の魔力と高い"貫通力"も持った魔弓を扱う実力者だ。


「それだけではありませんよ、"軍神"アーレス。我々も貴方狙いです。この第二回戦、あなた方のチームは包囲網を組まれていると思っていいでしょう」

「アウレリア・カニス……! 聞いたぜ、今は准将に上がったんだってな。やっぱアダゴニアからも来てたか」

「お耳に届いてましたか。光栄です。戦えるのを楽しみにしてきますよ」


フ、という不敵な笑みを残し、赤髪の黒騎士ーーアウレリアは部下と思しき3人の元へ戻っていった。


「はえー、各国の実力者がいっぱい……! さすが師匠、色んなヤツと知り合いなんだなー」

「ビビったか?」

「まさか! 燃えるぜ……!!」

「だろうよ。その意気だ」


カロラとクロノスがそんなやりとりをしていると、控え室の奥から1人の女性が出てきて、口元に魔石を当てる。


『は〜い! みなさーー』


キーーーーン!!!


と、女性が喋り出そうとした瞬間、耳をつんざくような大きな高音が鳴り響く。


「うお!?」

「うああああ!?」

「何事だ!!」


それに驚き、あるいは悲鳴をあげる数名の戦士。喋ろうとした女性も、指を耳に入れつつ舌を出している。

この魔石は"拡音の魔石"。これに魔力を込めると、近くで発生した音を拾って、込めた魔力量に応じた分、その音を大きくしてくれる。"伝声の魔石"が所持者同士の通信に使うものであれば、こちらはその場にいる不特定多数の人数に音を届けるためのものである。


『あ、アー、テス、テス。……ハイ。え〜、失礼致しました。改めて、第一回戦を無事に勝ち残ったみなさん! まずはおめでとうございます〜!!』

「というか思うんだが。この距離と人数なら魔石(ソレ)使う意味無くねぇか……?」

『まぁまぁそこは気分と演出ですよ〜! いえーぃ! 盛り上がってますか〜!! みたいな?』

「つーか思い出した! テメェあれだろ、この軽率な声! 第一回戦で魔石から声出してた!!」


ビシィ! とカロラに指をさされた女性は、あぁそういえば、と頬をかき、改めて魔石を口に当てる。


『ハイ、申し遅れました! ワタクシの名前はアナンシア。これより先、みなさんの戦いの案内・及び実況をさせていただきます〜』

「……実況?」

『ハイ〜、第二回戦以降の舞台は観客席付きの舞台上ですから。観客の皆様に、戦況をお知らせして楽しんでいただく必要があるのですよ〜』

「なるほどねぇ」


『元首からのおしらせ』なんて触れ込みで申込書を配ってたりしたんだし、観客の方も結構な数ーーそれも、それなりに立場ある身分の人間を含むーーが集まっているんだろう。観戦は娯楽にもなれば、良い人材がいれば自国へとスカウトするチャンスにもなる、というわけだ。そんな風にクロノスが分析をしていると、アナンシアから第二回戦の説明が始まった。


『第二回戦はシンプルなバトルロイヤルです。第一回戦を突破した16名の皆さんに、今度はチームではなく、個人戦として(たたか)っていただきます』

「16名……」


たった4組。『先着順で期間がある』というのはやはり罠であった。実際、これを見破れず、序盤は体制を整えるとじっくり構えていた連中はごっそりと落とされている。ここに勝ち残っていいのは、最初から戦いに挑む戦力が整っている、余力のある人材のみである。


『皆さんには16名全員で舞台に上がってもらいまして、そこから残り8名、つまり半分に人数が減るまで蹴落としあってもらいます。元チームメイト同士で助け合うも良し、特定の人物を集中攻撃するも良し、余計なルールは無用。とにかく最終的に舞台上に残っていた8名が第二回戦突破、決勝トーナメント進出となります』


アナンシアの説明に、なるほどシンプルだ、と頷く者がいる。要はここに居る全員で舞台から落とし合い、8人になるまで落とされなければ勝ち、というわけだ。


「ここから先は個人戦、か。だが……」

「うむ。我らを狙う者は多い。周りは敵に囲まれている、と言って良いだろうな」

「私達だけは、連携を上手く取らないと難しいでしょうね」

「ーー師匠」


クロノス達が第二回戦の方針を考えていると、カロラが真剣な面持ちでクロノスに向き合っていた。


「第一回戦のあのヤロウ……クルラーナは、アタシがブッ飛ばしに行っていいか」

「……正直言って、相手は格上だぞ」

「分かってる。でも、師匠は『最後に勝つのはアタシだ』って言ってくれた。それにーーアイツ、絶対師匠狙いで来るだろ」

「カロラ、お前ーー」


師匠はクリス守んなきゃな、と笑うカロラに、クロノスはもう何も言うことはなかった。ただ、一言。


「任せる。勝ち残れよ」

「おう!」


そんなやりとりをも眺めつつ。

第二回戦の内容が全体に浸透した、という頃合いを見計らったアナンシアは、三度魔石に口をつけた。


『それでは! これよりここがーー舞台となります!!』

「なにっ……うおっ!?」


アナンシアの合図とともに、控え室の床がせり上がりはじめる。と同時に天井が開き、そこから喧騒(けんそう)が聞こえてきた。床はもともと天井だった位置を超えて上がっていき、更に数メートルの高さで止まった。床ーー第二回戦の舞台の周りでは、様々な格好をした観客を収めた客席から歓声が上がっている。


「この高さで蹴落とし合いか。無防備で落ちたらタダじゃすまねぇな」

『その通り! 数メートルの高さからの蹴落とし合い! 直接命を奪いに行く攻撃は禁止となっておりますが、これはまさに命がけの戦いだったりするので〜す! あ、下の地面に落ちなくても、舞台から落下した時点で失格ですのでご了承くださいね』


どうです? 緊張感あるでしょ? と何故かドヤ顔で言うアナンシアに、ワァーと歓声が上がる。見てる方はいいかもしれないが、クロノス達にしてみればリスクが上がっただけだ。

これは、速攻で決着をつけに行った方が良いかもしれない。クロノスはクリスティア達に目で合図すると、剣を抜き、魔力を込めた。


『さぁさぁ、会場のボルテージも選手のやる気も最高潮の模様! それでは皆様、お待たせいたしました! シンパティア魔戦杯、第二回戦……』


アナンシアが作った間に、会場が一瞬、静かになった。それを満足げに確認すると、アナンシアは一言、告げる。


『開、始!!』


それと同時にカロラが飛び出して行った。クロノスはそれを援護するように魔力を解放し、魔弾を放つ。


「神現技装"三式"、射殺す毒蛇の牙(ヘラクレス・ヘルファング)!!」

烈拳(ファイアレッド)ォ!!」


『おぉっと、早速仕掛けたのはクロノス選手にカロラ選手!! カロラ選手の拳はクルラーナ選手に、クロノス選手の魔弾はそれ以外の周りの選手へと向かって行くー! しかし!』


「フン」


『クルラーナ選手、これを"転移"でかわしクロノス選手のもとへ! クロノス選手の放った魔弾はカストロ選手の魔力障壁に阻まれたー!』


魔弾を撃った直後のクロノスにクルラーナが蹴りを放つ。しかし、


「流石に、読めてんだよーー烈拳乱舞(ファイアレッドバラーレ)!!」

「っ!?」


クルラーナが転移した地点を中心に、あらゆる方向から"烈拳(ファイアレッド)"を叩き込んでいくカロラに、クルラーナの足が止まる。

"転移"でどこに飛ばれるか分からないなら、一番可能性のあるーー"エサ"がある場所に連撃を叩き込めばいい。


『コレはーー転移? いえ、転移ではない、転移ではありません! なんとカロラ選手、クルラーナ選手の転移に純粋な移動速度で追いつき、攻撃を浴びせております!」


「チッ、猿真似がッ……どんな運動神経してやがる!?」

「ヘッ、アタシのことも、楽しみにしてくれんだろ!?」


高速移動による全方位攻撃。これは、第一回戦のクロノス戦で見せたクルラーナの"冷脚・乱舞(ラフレッド・バラーレ)"の見よう見まねである。クロノスとの勝負を阻まれた上、己の技を盗まれたクルラーナは内心穏やかではないが、"転移"の魔術を使わず、己の足のみで再現して見せたカロラの運動能力は賞賛に値する。


「ーーーー良いだろう。"軍神"の前にまずは貴様を蹴り落としてやる」

「その気になってくれたかよ。んじゃ師匠、ちょっと行ってくるな!」


クルラーナがクロノスから離れた後方、元の位置に転移して、カロラがそれを追う。クロノスがカロラに手で合図し、見送ると、クロノスの元には槍と魔弾と弓矢の雨が降り注いでいた。


『カロラ選手vsクルラーナ選手! これは一騎打ちの構えかーーと、ここで、その他の選手からクロノス選手への総攻撃ィ! クロノス選手、大人気、もとい、大ピンチです!』


「この攻撃、槍はアダゴニア勢から、弓矢はカタフィギオ勢から、魔弾はその両方から、だな」

「"全衛なる聖者の盾(クロス・プロピリギオ)"。ーーふむ、これはやはり、攻撃はクロノス、守りは我らと分担した方が良さそうだな」


『これは見えない巨大な盾か! クロノス選手への総攻撃、そのことごとくがクロノス選手の目の前で消滅、あるいは反射されております!』


「やれやれ、これではらちがあきませんね」

「同意です。意見が合いましたね、アダゴニアのお方」

「そういうあなたはカタフィギオの。私は"軍神"が欲しいのですが、そちらはいかがです?」

「我々は"皇帝"が。ちょうど良いのではないですか?」

「ええ。それでは」

「仕掛けますか」


攻撃の中、すれ違いざまに交渉をかわすのはアウレリアとカストロ。これまで遠距離攻撃を主体にしていた彼らが、ついに動く。


『と、ここで遠距離攻撃に徹していたアウレリア選手、カストロ選手以下8名が一気に動く! 向かう先はクロノス選手! やはり狙われているのかーー!?』


アウレリアは配下の3人に指示を出し、4人でクロノスへ向けて走り出す。

カストロも味方へ合図をすると、コノーニ、ヴェロス、アグニと共にクロノスーー正確には、その背後にいるクリスティアへ向けて動き出す。


「強敵8人、てのは面倒だが、一気に来てくれるならそれはそれで都合が良いぜ。ーー神現技装"七式"冥界破る大地の斧(ガイアオブタルタロス)!!」

「「「ーーー"強制転移"」」」

「なにっ!?」


『クロノス選手の大技が炸裂ー!! 強烈な衝撃波が8名を襲う! が、すり抜けたかのようにそれをかわす! そして今、その8名が、アウレリア選手以下4名がクロノス選手のもとへ、カストロ選手以下4名がクリスティア選手のもとへ、転移によって姿を現しましたー!!』


「しまっーーーチ、射殺す毒蛇の牙(ヘラクレス・ヘルファング)!!」


クロノスを守っていた"盾"の内側へ転移し、侵入してきた8人の敵。そのうちの3人、アウレリアが連れていた黒騎士たちを、クロノスはとっさの魔弾で場外へと吹き飛ばす。そしてすぐに後ろの救援に向かおうとするが、黒い槍がそれを阻んだ。


「させませんよ。ですが、流石です"軍神"アーレス。あの3人も、国内では名が聞こえた戦士だったのですが」

「アウレリア・カニス……!!」

「アナタに攻撃に専念させるためだったのでしょうが、あのバリアを広めに張っていたのは失敗でしたね。我らの転移術なら、あれだけの距離があれば魔力壁の内側の座標にだって()ぶことができる」

「クリス達を助けたきゃ、先にお前を倒せってか」

「いいえ。女にうつつを抜かし、戦士として堕落したアナタに、私の槍で引導を渡して差し上げようと言うのです」


アウレリアがクロノスを睨み付け、その視線をクロノスも真っ向から受け止め、油断なく剣を構える。


『一瞬のスキを突いてクロノス選手が放った強力な魔弾に、3名の選手が一挙脱落ー! しかしそれと引き換えに、固まって攻防を分担する形にあったクロノス選手達3名は分断される格好となりました……! ーーなお、落下した黒騎士3名は落下中自ら転移の術により地面へ着地したため、クロノス選手の魔弾によるダメージ以外は無事のようです』


一方、クロノスの後ろでは、クリスティアとイーが、カタフィギオの精鋭4人に囲まれていた。


「お久しぶりです、元・皇帝陛下に元・魔導防衛軍司令官殿」

「ふん。イアロスめの差し金か、などと分かりきったことは聞かぬ。だが、よほど余がよその国で自由にやることが気に食わぬようだ」

「そのヘンのコトは知らんがナー。アタシ達はただ、オマエたちをボコして来いと言われただけダゾ?」

「……第二副長ってば、本当にそれしか分かってないから……」


ボソ、と呟いたヴェロスにコノーニはギュルン! と振り向き、一瞬睨むが、すぐにナハハハハハハ! と大笑いする。


「……まぁ、そこの不安定バカは置いておくとして。残念ですが、貴方にはここで脱落していただきます」

「やってみるがよい。今の余はーー強いぞ」

「なら、見せてもらうとしましょう。クリスティア元陛下ーーーー」




クリスティア達が話す傍らでは、アグニとイーが向き合っていた。


「イー……、ちゃん……」

「アグニ司令官。これはあくまで魔戦杯の試合です。それに、私の後任をあなたに任せたのも私です。この際思い切りやりましょう。そして、今の魔導防衛軍は大丈夫だと、安心させてください」

「……分かりました、元司令。その壁、今度こそ破らせて貰います。それではーーーー」




クロノスとアウレリアは、獲物を構えて睨み合う。


「オレが戦士として堕落しただと? 抜かせ、今のオレは過去最強だぜ。試してみるか?」

「願っても無い。"軍神"アーレス。ではーーーー」




「「「ーーーーお相手、願います」」」


カロラvsクルラーナ隊。クロノスvsアウレリア。クリスティア&イーvsカタフィギオ精鋭隊。


アナンシアや多くの観衆が見守る中、それぞれの生き残りをかけた戦いが、始まろうとしていた。


どうも、T-Mです。

第1話から読んで下さっている方は19度(正月特別編も入れると20度)もお付き合いいただきましてありがとうございます。

今回初めましての方は、ぜひ本編第1話から読んで頂けると幸いでございます。


というわけでChronuKrisークロノクリスー 本編終了後の後日談、第5話です。

……いやー、それにしても、クロノクリスももう20回も投稿してるんですね。最初は適当短編のつもりだったものが、よくもまぁこんなに書いたもんだ。

それはさておき。

シンパティア魔戦杯、第二回戦のバトルロイヤルへと突入です。実況のお姉さんもいるよ!

比較的狭い所での多対多戦闘で、色々と難しいですが、頑張ってみたいと思います。

クリスティアの本気も見れるはず!



さて、今週のチラ裏設定大公開のコーナー。今週はほぼ小ネタだけですね。


まずは新キャラその1、カタフィギオ帝国イアロス騎士団団員のヴェロス君。


ヴェロス

攻92防86知93政78魔93出95


イアロス騎士団の一員だけあって、高い能力の持ち主。性格は真面目で、筆頭副団長・カストロから第三副団長に推されるなど気に入られているものの、それ故にもう1人の副団長、"攻撃バカ"コノーニとカストロの間に挟まれることも多く、頭を悩ませています。

戦闘面では敵の動きを鈍くする"重圧"の魔法と高い"貫通力"をもつ弓矢の使い手です。


次に新キャラその2、一応以前にも登場はありますが本格登場は初ということで。


アグニ

攻81防79知83政87魔90出76

昔クロノスが助けた少女。現在はカタフィギオ帝国魔導防衛軍にてイーの副官をやっている。

元々攻撃寄りの能力だったが、イーと共に修行することで防御系の能力も伸ばしていた。



続いてカロラの新技?について。


烈拳乱舞(ファイアレッドバラーレ)

火力B+ 防衛力D 射程C 範囲C 応用B 燃費S 命中B

クルラーナの冷脚・乱舞(ラフレッド・バラーレ)の言ってみればパクリ技。烈拳(ファイアレッド)を高速で敵の全方位から浴びせる、あついフルボッコ。

基本性能は元の烈拳(ファイアレッド)と変わっていないが、特筆すべきはクルラーナが"転移"の連続使用で行ったことと同等の動きを、素の運動能力のみでやって見せたことである。なにこのフィジカルおばけ。


最後は本当の小ネタ。


黒騎士

能力参考値

攻89防97知73政72魔92出86

アウレリア配下のアダゴニア精鋭部隊の中でも選りすぐりの能力を持つ3人を選出して連れてきていた。が、さすがにクロノスには相手が悪く、魔弾で3人一斉に吹き飛ばされた。

一応アダゴニア・カタフィギオのメンバーをクロノス達の間に"強制転移"させる、という形で仕事はした。



ーー以上、チラ裏自己満設定公開のコーナーでした。

せっかくの後日談ということで、過去編や以前出ていたキャラ設定をちょっと活かしてみていたり。


最近、意外と当日執筆でも何とかなる、ということに気づきました。……いえ、昨夜も寝落ちしてしまったのですけど。(原因:歌い疲れ)

大体毎話4000〜7000字くらいで、1時間に1000〜2000字書けるので、最速3〜4時間あれば原稿は上がるのですねー。


ですがこの第二回戦は割と新しい挑戦なので、ちょっと余裕を持って臨みたいと思います。


あ、ちなみにですが、『クロノクリスでこんな話が読みたい』みたいなリクエスト、まだ受け付けていますので、もし何かありましたら是非コメント欄までよろしくお願いします。


それではまた次回、無事にお目にかけることが出来るよう願いつつ。

今回もお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございました。

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