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ChronuKrisークロノクリスー 神威の戦士と少女皇帝  作者: T-M.ホマレ
本編 カタフィギオ帝国〜皇帝暗殺編〜
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第2話 政治と軍事

クロノスは頭を抱えていた。

カタフィギオ帝国の中心にそびえる、王宮エクソジア。

その皇帝執務室に程近い場所にある、近衛兵駐屯所の小さな円卓で、鈍い金色の衣服(キトン)に包まれた長身を丸め、短く乱雑に切られた金髪をぐしゃぐしゃと更にかき乱している。

……ちなみにこのキトン、元は燦然と輝く黄金色だったのだが、毎月のように開催される闘技会、もとい、謀反者や囚人の一斉処分兼在野・他国戦士の腕試し大会に、帝政(ホスト)側の戦士として毎回一人で出陣しているうちに、戦塵を浴びてこうなった。

「帝国の威光を示すのだ、派手に目立たなくてどうするか」とクリスティアから賜った物だったのだが。


「猫背になるぞ。いやもうなってるか。……なんの悩みだ」

「イロアス団長……こんな所に何の用ですか」


この眼光鋭い銀の長髪の男は、アイオロス・イロアス騎士団長。

"英雄"の意を冠し、カタフィギオ帝国の軍のほとんどを率い、帝国の軍事の大半を前皇帝から受け継いだ男である。

更には、前皇帝の懐刀として様々な策謀や計略を主導してきた策略家でもある。

彼の率いる軍のうち、精鋭を集めた彼固有の十数名の手勢は、「イアロス騎士団」として世に名高い。

主にそれぞれ外征を担当することが多いが、「全員が揃えば、その攻勢をしのぐことはクロノスを撃破することよりも難しい」とさえ言われている。


「なに。そろそろ元部下の手綱を締めに来るのもいいと思ってな。ーークロノス・アーレス近衛兵長?」


騎士団の象徴でもある蒼い甲冑を着込んだアイオロスが、クロノスの向かいに座る。

カタフィギオ帝国の軍事戦力、その二大巨頭ともいえる二人の対峙に、辺りがどよめく。


「実に惜しいものだ。お前がいてこそ、我が騎士団は真に最強であると言えるのに。あの様な子供にとられるとはな」

「まだ根に持ってんすか。悪いが俺の居場所はあんたのトコにはねぇ。オレは猛犬みたいなモンなんでね。行儀のいい騎士様とは、あまり相性が良くないでしょう。……子供の相手くらいが、オレにはちょうどいいんだよ」


二人して皇帝を子供扱いだが、この二人を相手に意見できる者はいない。いなかった。


「そうか。冗談だ、流せ。

ところでーー」

「二人とも、聴いていたぞ! なにやら騒がしいから来てみれば、二人して余を子供扱いしおって! 余はクリスティア・サンクトム。カタフィギオ帝国サンクトム王朝第5代皇帝なるぞ!」


ーーーただひとり、金の長髪をたなびかせて登場した少女皇帝を除いては。


「ああいや、その、すんません。さっきのは言葉のあやというかなんというか……」


慌てて取り繕おうとするクロノスに対して、


「これは、ご無礼を仕りました。かくなる上はこの首、この右腕、切り落として陛下に献上致しましょうぞ」


真顔でサラッととんでも無いことを言い出すアイオロス。


「いやいやいや、何言ってんだあんた!? そんなことをしちゃエラいことになるぞ!?」

「うむ。将軍イアロスよ。その覚悟は今ここで見せるべきではない。その覚悟は戦場にて、カタフィギオのために見せるがよい」


それに対して、クロノスは思わず突っ込み、対してクリスティアは真剣な面持ちでアイオロスを諭した。


「ええ、分かっています。ちょっとした冗談です」

「……そなたの冗談は分かりづらい。もう少し、笑えるものにせよ」


またもサラッと言うアイオロスに対して、クリスティアは座りながらため息まじりにまたも諭す。

さっきの、オレに対する冗談もそうだったよなぁ、とクロノスがぼんやり考えていると、


「では、私はこれで。次なる外征の支度がありますれば」


と、アイオロスが席を辞そうとする。


「ちょっと待った。結局オレに対する要件はなんだったんです? さっき何か言おうとしてたが……」


呼び止めたクロノスに対し、アイオロスは懐から筒状のものを取り出し、クロノスにーーークリスティアからは見えづらい角度でーーー渡すと、小さい声で早口に話す。


「要件はこの中に入っている。一人の時に見ろ。見たら燃やせ」

「穏やかじゃねぇな?」

「それだけ機密性の高い(ふみ)だということだ。物騒かどうかは……今の俺が言えることじゃない」


含みをもたせた言葉を残すと、アイオロスは皇帝にでは、と会釈をして部屋を出ていった。

それだけ機密性の高いもの、を手渡しするからにはアイオロスもその内容は知っているのだろうが……とクロノスは少し首をひねるが、


「……まぁ、後で見ればわかることか」


とひとつの疑問をひとまず頭の外へ追いやった。

残りの疑問は残されたもうひとり、クリスティアに向かう。


「で、クリスティア陛下。あんたは何故ここに?」


尋ねると、クリスティアは少し、むくれ顔になる。


「さっき言ったではないか。近衛達がざわついておったからな、来て見たら我が帝国が誇る2大戦力が揃って皇帝をバカにしておったのだ」

「いや、そういうつもりは……。というか政務(しごと)はどうしたんです政務は?」

「あらかた片付けて来た。残りは側近の執務官どもに任せておけば万事、問題あるまい。

……どうだ? こう見えてもそれなりに有能なのだぞ、余は、なっ!」


ドヤ顔である。


「……ま、そりゃそれなりに知ってますけどね。かといって、これといった用もなく皇帝に動き回られちゃ、側近達もかなわないでしょ」

「用ならあるぞ。ーーーそなた、余に剣を教えるがよい」


満面の笑みでクロノスに指をビシィ!と突きつける。

よく表情の変わる少女だった。


「はぁ。それと同じセリフなら闘技場で聴きましたし、実際毎月のようにエキシビションと称してやってますが」

「うむ。そなたやイアロスの働きで帝国周辺は随分穏やかになった。イアロスの兵団は敵対する隣国や周辺の反乱分子を沈黙させてくれるし、近頃では逆に同盟を打診してくる国も多くなった。

更に、クロノス。そなたが闘技場でカタフィギオに最強の戦士あり!と示してくれている。

それだけではない。実際に相手取ってる戦士どもの中には、あわよくばそなたを倒して成り上がり、帝政に潜り込もうとする反乱分子や、武功によって罪の帳消しを狙う大罪人、自国の武勲を示さんとする他国の腕利きなども混ざっておるからな。それらを直接削ることで自然、我が帝国の脅威となる存在、その火種を消すことにも繋がっているのだ」

「まぁ、陛下直々に散々煽ってましたからねぇ」


『罪ある者は武功を示し罪を消せ! 我こそはと思う者は、このクロノスを下すことで我が帝国に主要戦力として迎えることになろう! 他国の者も、参加してよい! 我こそは自国の武力なりと存分に示せ! 参加に制限は設けぬ。勝利の暁には望むものを与えよう。その命惜しくなくば、この闘技場にて存分に闘うがよい!!』


これが、自国のみならず届きうる限りの周辺国家に対して告示した、闘技会の煽り文である。

参加者の多くは、罪の帳消しを狙った死刑囚や、人生逆転をかけた貧困層であるが、実際に他国の兵士が参加していたり、腕自慢の盗賊、山賊、海賊ーーになりすました思想犯もいるのだろうがーーなど、参加者の出自は様々だ。


今ではこれが恒例行事となり、そこそこ人気を博してはいるが、反面クロノスがあまりにも圧倒的すぎるが故、「これではただの大量殺戮ではないか」「カタフィギオ帝は殺人を見て楽しんでいる」などという批判もある。

とはいえ、先にあげた、『帝国への脅威を削る効果』も一定の成果をあげており、


(ーー確かに、これでそれなりに有能なんだよなぁ、クリス陛下)


政治にあまり明るくないクロノスをして、舌を巻く結果となっている。


「だが、それももう最終段階だ。内から外から、武を示すことで帝国の平和も盤石に近づいてきた故な。最後の総仕上げとして、じき、大規模外征を行う。ーーーその陣頭指揮はこの余、だ!」

「ーーーは?」


クロノスは一瞬、呆気にとられた。


「だから、余が陣頭に立って、外征を行う。無論そなたにも余の手勢として出陣してもらうが、皇帝たる余の武勲を直々に見せつけることで、カタフィギオの繁栄をより盤石のものとするのだ!

ふふふ、アダゴニア王国め、余手ずからの再三にわたる同盟打診を断ってきたこと、後悔させてくれるわ」


アダゴニア王国は、カタフィギオの先帝の頃に停戦し、近隣国の中でも一番長く外交を持ちながらも、今となっては近隣で唯一カタフィギオとの同盟に応じない国となっている。

アダゴニアを降伏、あるいは滅亡にまで追い込めば、確かに近隣国にカタフィギオの敵はいなくなる。

しかし、アダゴニアとは同盟国でない、というだけで、険悪な関係というわけではなく、国交も長く続いている。世論にどう影響するか。

その上、アダゴニアはカタフィギオに次ぐ大国であり、軍の単純な動員数はカタフィギオを凌ぎ、兵も精強。

そんな所に頭から突っ込んでいこうというのである、この皇帝陛下(おうさま)は。


「ーーいやいや、ちょっと待て。待ってください。相手はアダゴニアつったか?

流石に危険すぎる。つーかアンタ武官じゃなくて文官寄りの皇帝でしょう。わざわざ危険を冒す必要はない!」

「だからこれまで以上に余を鍛えてくれ、と頼んでおるのだ。それこそ武官としても通用するようにな。

何もアダゴニアの奥深くまで踏み込もうというわけではない。ただ、これまで頑なに我らとの同盟を拒んできた国だ。動かすには、これくらいのことはせねばな」

「……ふーむ」


クロノスは少し考える。どうやら侵略までする気は無いらしい。……それなら、危険は少ないのか。世論に与える影響も最小限で済むだろうか。……いや、後者のことは自分にはわからない。そこは政治が得意な人間に任せればいい。

ーー要は、前線で自分がクリスティアを守りきれるか。自分はそれだけを考えるべきか。


「ーーダメか?」


闘技場でも聴いた、クリスティアのこのセリフ。

やや上目遣い、しかしそこには涙目も弱さもなくーー代わりに、決意に満ちた強さがあった。

この少女は、少女なりに、皇帝としてやれることをやろうとしている。

一部には、皇帝陛下は楽しんでいる、遊んでいる、と見る向きもあるが、そうではないことは、クロノスが一番よく知っているつもりだ。

なら。その少女が決めたのなら。


「ーー分かりましたよ。クリス陛下、アンタはオレが死ぬ気で鍛える。その代わり、本気で強くなってくださいよ」


ーークロノスは、少女を死ぬ気で鍛えて、死ぬ気で守る。後者を言うと、なんだかんだ優しいこの皇帝(しょうじょ)は余計なことを気にするだろう。だからその部分は飲み込んで結論を伝えた。


「うむ! もちろんだ! 余は死ぬ気で強くなる。そなたこそ、余に超えられても泣くでないぞ?」

「ああ、泣かないさ。愛弟子に超えられる。師匠として、そんな嬉しいことはないだろうからな」


少女の顔に笑顔が咲く。

そして、やる気に満ちた顔でーー、


「うむ、よし。では支度をせよ。今、暇なのであろう? ならば今からでもーー」

「陛下! 皇帝陛下!! やっぱりここにいたんですね……!!」


勇んで立ち上がろうしたと所を、横からの必死な声に止められた。


「なんだ、イーか。どうしたと言うのだ騒がしい」

「おう、イーちゃんじゃねぇか、お疲れさん」

「どうした、じゃないですよ陛下…!

お疲れ様ですクロノスさん。ちょっと聞いてくださいよ……!」


律儀にクロノスにも挨拶をした青い短髪の少女。彼女の名前はイー・スィクリターリ。

"共にあるもの"の意を冠する、クリスティアの秘書官的役割を担う文官であり、同時に皇帝直属の魔導防衛軍の長でもある、クリスティアの側近の一人である。好きなものはマッシュルーム。

クロノスがクリスティアにとっての最強の矛なら、彼女は"最後の盾"を担う存在だ。

クリスティアにとっては幼少からの友人でもあり、また、常に近くにいることからクロノスとも親しい。


「……なぁ、クリス陛下。仕事、片付けてきたんじゃねぇの? イーちゃん、なんかおかんむりっぽいですよ?」

「うむ。余の仕事は完璧だったはず。イー・スィクリターリ秘書官よ、わが最愛の親友よ。何をそう狼狽えておる?」

「仕事がどうこうじゃないんですよいやそれもあるんですけどね最後までやらずに人に押し付けて!」


聴きながらクロノスは、あー、残りを任せてきた側近てイーちゃんのことだったのかー、などとぼんやり考える。


「それよりも! ……なんですこれ。アダゴニア王国外征計画って」


大声で話すべき話題ではないとの判断か、声のトーンを大幅に落とし、書類の束を突きつける。


「ああ、そのことか。それならさっき、オレも直接陛下から聞いた」

「率直に申し上げて、危険すぎます」

「うむ。だからクロノスに頼んで、余自身の技量を鍛えてもらおうと思ってな」

「……はぁ。それで、クロノスさんはどう思うんです」

「まぁ、オレも危険だとは思うがよ。オレに出来ることは、外征までに出来る限り陛下を鍛えることと、戦場で必ず守り抜くこと、だからな

……その、政治的なことはオレにはわからねぇんだが」

「……はぁ、クロノスさんは既に懐柔済みでしたか。

わかってます。誰もクロノスさんに政治のことは期待していません。ご心配されなくとも、世論への影響や今後の外渉への影響は、私達文官が調整してみせます」

「ならば問題ないではないか」

「問題大有りです! 陛下が前線に出られるのならば、なぜ……私達魔導防衛軍を共に出させてくださらないのですか」


青髪の秘書官は、半ば涙目になりながらクリスティアに問う。

クロノスにもその気持ちにわかるところがあった。自分がクリスティアを一番近くで守れる場所にいなかったとしたらーー。

だが、クリスティアの采配にも、分かる部分はある。


「うむ。昔、言ったな。常に余とともにあれと。それを貫かんとしてくれる、その気持ちはとても嬉しい。

だが、外征中、国を空にするわけにもいかんのでな。信頼できる守りが必要だ。そなたなら、それを任せることができる」

「ですが……しかし……!」


イーはそれ以上何も言えなかった。クリスティアの言に理がある。「あなたが討たれては終わりなのですよ」と言うこともできた。しかし、クロノスに守れないものを自分達が守ることはできないだろう。まして、外征にはあのイアロス騎士団も出陣するのだ。「自分も行きたい」などと言うのは、もはや個人的感情からくるワガママでしかなかった。


「だが……うむ。余は完璧だと思っておるが、この外征計画に穴がないとも限らぬしな。

……イーよ。これから共に、この計画書を見直してくれぬか。

クロノス。武官代表としてそなたも付き合うが良い。鍛錬は明日からだ」

「了解。……イーちゃん、大丈夫か?」

「はい。……ありがとう、ございます。万が一が無いよう、全霊をもって見直させていただきます」


三人で、皇帝執務室へと入る。

それから夜まで、イー主導のもと小さな軍略会議が続くのであった。



ーーーーー◇◆◇◆◇ーーーーー



「……ふー。久々に、身体より頭を使ったな。しかし流石魔導防衛軍長官。見直し前より、随分とクリスの安全性が上がったと見える」


夜も更けた頃、王宮の屋根の上。

クロノスは、酷使して熱が上った頭を冷やすのも兼ねて、夜風に当たっていた。

その手には、昼間アイオロスより渡された筒がある。


「さーて、だいぶ遅くなっちまったが、こいつにも目を通しとかないとな」


全部読んだら燃やすんだっけ? とつぶやきながら筒を開け、中の羊皮紙を取り出し、読み始める。


「……!! これは……!?」


見る間に、羊皮紙を持つ手が震え、冷えかけていた頭に血が上る。


「これは……こんな、ことっ……! オレに手を貸せってーのか……!」

「ふ ざ け て ん じゃ ねぇ っ ……!!」


魔力による炎で羊皮紙を焼き、夜闇に吠える。

吠えたのち、夜の闇に跳躍した。

瞬間の後、その場に人の気配はなく。

ただ、焼き尽くされた文書の灰だけが風に流されていた。


どうもT-Mです。今回は小説「ChronuKrisークロノクリスー」の第2話になります。

今回はちょっと読むのしんどかったかもしれません。

完全見切り発車で半即興で書いた1話の後を受けて、物語の舞台や人間関係などを描くいわゆる「説明回」、起承転結でいうところの承にあたります。

文量も前回の倍以上、本文だけで6000字を超えています。


書いててもちょっと難産でした。何がって今回はバトル描写がない!

戦闘を書かせてくれぇ!!

……というわけで、バトルものとして期待してくださってる方には面倒臭い回かもしれません。

もちろん、この後その(作者を含む)フラストレーションを発散するバトルを書くための準備回ではあるわけですが。


元々は、クロノスとクリスの訓練描写で軽く戦闘書くつもりだったんですが、そこまで入れると1万字突破しかねない、ということで無しになりました。残念。

相変わらず見切り発車感は拭えてませんが、着地点は薄ぼんやりと見えてきた模様。

ここから先はたぶん得意分野の描写になると思うので、ぜひ楽しみにしていただけると幸いです。


更新頻度については、とりあえず年内は毎日更新を目指し、来年からは週一更新を目安にしようかと思います。


それではまた次回、無事にお目にかけることが出来ることを願いつつ。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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