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勇者になるはずだった僕は、  作者: ユウキ
騎士達が攻めてきた!
23/60

勘違いなんかじゃなかった


「はぁ・・・はぁ・・・っ!」



体が重い。さすがに病み上がりにこれはキツイ・・・!

でも走る。走って走って前だけを・・・あの城を目指していく。

この街のことはよく分からないけど、城はとても大きいからとても目立っているから助かる。


橋を渡って、坂を越えて。

やっと丘が見えたとき、何かに躓いて転んでしまった。



「うわわっ・・・! 

・・・・痛ったぁぁ・・・一体何が」



あったんだろう。

そう思って見た足元には、赤い鎧を身に纏った人が倒れていた。

体の下に真っ赤な絨毯を敷きながら。



「な、に・・・これ・・・」



思わず固まってしまった。

震える手で倒れている人を調べる。どうやら女の人のようだ。

首元から血が出ている。もっとよく見ると、そこには小さな穴があるのに気がついた。大きさは丁度・・・そう、小さな銃弾くらいの。

流れる血はまだ乾いておらず、体温もまだ暖かい。死んでからまだそんなに経ってはいないようだ。


・・・・・仮に死因が銃によるものだったとして、それがやれるのは一人だけだ。

そしてこの人は赤い鎧を着ている。もしかしたら例の攻めてくる兵士なのかもしれない。



つまりそれは、僕の予想は勘違いなんかじゃないということで・・・




「------ッ!」




そう分かるやいなや、僕は再び走り出した。

落とした本を抱えて、体中に血をつけて。

今ので服はさらに血だらけになった。気持ちが悪い。でもそんなの気にしていられない。



今の僕に何ができる?

そんなのわからない。でも、助けたいんだ!

さぁ、クライマックスだ!


もう分かってる人も多いでしょうが、この話・・・作品?はかなりの部分をカットしています。

続きの話が思いついちゃって、そっちのほうが書きたくなっちゃって。

というわけで無理矢理にでも終わらせます。・・・黒歴史確定ですね・・・。

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