勘違いなんかじゃなかった
「はぁ・・・はぁ・・・っ!」
体が重い。さすがに病み上がりにこれはキツイ・・・!
でも走る。走って走って前だけを・・・あの城を目指していく。
この街のことはよく分からないけど、城はとても大きいからとても目立っているから助かる。
橋を渡って、坂を越えて。
やっと丘が見えたとき、何かに躓いて転んでしまった。
「うわわっ・・・!
・・・・痛ったぁぁ・・・一体何が」
あったんだろう。
そう思って見た足元には、赤い鎧を身に纏った人が倒れていた。
体の下に真っ赤な絨毯を敷きながら。
「な、に・・・これ・・・」
思わず固まってしまった。
震える手で倒れている人を調べる。どうやら女の人のようだ。
首元から血が出ている。もっとよく見ると、そこには小さな穴があるのに気がついた。大きさは丁度・・・そう、小さな銃弾くらいの。
流れる血はまだ乾いておらず、体温もまだ暖かい。死んでからまだそんなに経ってはいないようだ。
・・・・・仮に死因が銃によるものだったとして、それがやれるのは一人だけだ。
そしてこの人は赤い鎧を着ている。もしかしたら例の攻めてくる兵士なのかもしれない。
つまりそれは、僕の予想は勘違いなんかじゃないということで・・・
「------ッ!」
そう分かるやいなや、僕は再び走り出した。
落とした本を抱えて、体中に血をつけて。
今ので服はさらに血だらけになった。気持ちが悪い。でもそんなの気にしていられない。
今の僕に何ができる?
そんなのわからない。でも、助けたいんだ!
さぁ、クライマックスだ!
もう分かってる人も多いでしょうが、この話・・・作品?はかなりの部分をカットしています。
続きの話が思いついちゃって、そっちのほうが書きたくなっちゃって。
というわけで無理矢理にでも終わらせます。・・・黒歴史確定ですね・・・。




