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イケメンなオタクと弱ツンデレ性の後輩  作者: kanatax
1章 独善のヒーロー
6/6

2「虐待されていたんだ」


356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/6/20(月)

ううむ、これは、だな


357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/6/20(月)

おそらく押しちゃったんだろうな。~君だけのトラウマスイッチ~を。


356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/6/20(月)

とりま、全力であやまる事推奨。


 俺は帰ってから、今日起こったことを書き込んだ。

 どうやら、紅蓮葉のやつは俺がトラウマに触れてしまった可能性が高いらしい。


-翌日-


 登校中、紅蓮葉を見つけたので、チャレンジしてみる事にした。


「紅蓮葉、何か聞いてはいけないことを聞いてしまったようで悪かった!」


「……」


 が、ガン無視だー。 

 そのまま紅蓮葉は無言で走り去っていった。


-更に翌日-


「おい紅蓮葉!話が「五月蝿いです!」え?」


「昨日から色々ついてきたり、ウザイです。キモイです。

先輩にはもう関係ないことです。

もう、帰ってください。

そして、二度と私の前に現れないでください」


 え~と、泣いていいですか?




371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/6/22(水)

そこまでの拒絶か。



372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/6/22(水)

なんと言うか、どんまい!


373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/6/22(水)

ここまでくると、何かあったっていう線が濃厚だと思われ。

変な事態になってるかもだから、彼女の友人とかに話を聞いてみるといい。




 スレ民の言うとおりにすることにした。


-翌日-


 俺は屋上に碧眼の魔人を呼び出した。


「ククク、暗黒ダークネス天馬ペガサスよ。我を呼び出すとは、何のようだ?」


 相変わらず廚二である。


「フゥーハハハ。碧眼の魔人よ!なぁに、1つ聞きたいことがあっただけだ」


 人の事をいえない俺である。


「で?それは何の事だ。天馬ペガサス


「ふぅん。それは紅蓮葉のことだ」


 魔人の顔が鋭くなった。


「ふふ、いつかは聞いてくると思ってたよ。プールの事だろ?」


「ああ、そうだ」


「……いいか、この話は誰にも話すなよ?」


「ああ、良いだろう」


「言っておくがふざけた話ではないからな。とても真剣な話だ」


「分かってるよ」


「……あいつ、紅蓮葉は、虐待されていたんだ」

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