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ゲーム好き、モンスターに無双(したかった)  作者: koyapiro
シンガポール編

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3/4

小麦並べてパンができるのはゲームの中だけ

 名前[翔太]

 力[3]→[4]

 知能[6]→[5]

 スタミナ[3]→[4]

 防御[0]

 スピード[9]→[19]

 魔力[0]


 魔法[]

 new 世界ランキング238650465位→145454358位

 new スキル[]

 うん。スピード上がりすぎだろっていうのが1つ。ステータスって下がることあるの?ってのがもう1つ。最後にスキルって何?

 ステータスの確認をする前にピーターと涼介の魔法を見させてもらった。


[ウォーターボール]


[カットウィンド]


 すごくよくある感じの魔法だった。だが2人は満足そう。いいなあ俺も使いたい。

 涼介とピーターが魔法でゴブリンを倒しまくっている間に俺は自分のステータスの確認をしていた。

 何はともあれめちゃくちゃごぼう抜きして世界ランキングは145454358位になった。それでもなお日本人口よりも下という事実になるし絶望を感じる。まあいいさ。この分布のしかたから考えると現状ではあまり差はないのかもしれない。でも結構簡単にステータスは上がったしな。これはうかうかしていたら置いていかれるかもしれない。

 よっし涼介とピーターを手伝おうと思って立ったら何もいなかった。


「やりすぎじゃない?」


「楽しすぎて止めらんねえ」


 みるとピーターも涼介もめちゃくちゃ笑顔。そんな笑顔の割にやってることは可愛くない。


「えっとこの家なくなってるんだけど」


「大丈夫!誰もいないよ」


 いや全然大丈夫じゃないやつー。どんまいここの家の人。元の世界に戻ったら弁償請求できるように涼介の電話番号を置いておく。

 あ、水で破られた。


「良いんだよ細かいことは。」


「細かくはねえよ」


 こいつ家をなくしたことを細かいこととか言ってやがる。地獄に落ちるぞ。


「ん、何?」


「いや、お前への地獄の招待状はさぞ豪華なんだろうなと思って。」


「そうじゃなきゃ俺には似合わないよ。」


 なんでダメージねえんだよ。無敵すぎるだろ。太宰治見習えよ。いやそれもおかしいけど。ていうかちょっとずつ化けの皮はがれてきたな。留学中はいい子にするって言ってたのに。


「ステータスはどうなったん?」


「全然増えへんかった。」


「スキルの項目は?」


「あるけど何もない。」


 涼介もってなると一度にやりすぎたのが原因かそれとも、強くなったからゴブリンからはもう経験値は取れませんよってことなのか?どちらにしても嬉しくはないな。ずっとゴブリン倒しとこうと思ってたのに。出てくるモンスターに関してもゴブリンしか出ていない。

 俺の知ってるゲームだったら、スライムとか出てくるんだけどな。

 ステータスの確認をしながら学校に帰る。学校に帰る途中に朝になった。シンガポールの昼は暑い。なので俺は昼間は学校という日陰から出るつもりは毛頭ない。ピーターもAFKって言ってた。なんかちょっと違う気がするけどまあニュアンスはわかった。

 だがほかの人達は外に出かけているということがわかった。俺もピーターも動きたくなさすぎて1日中寝っ転がって過ごすつもりだ。涼介だけなぜか風鈴を作ってる。


「なんでそんなもん作ってんの?」


「涼しくなるやん?」


 そんなん?知らないけどそうなんじゃないかな。俺もきっとそう思うよ。

 でも風鈴をみると日本を思い出す。そういえば俺日本に好きな人いるんだよな。消えてなかったらいいけど。

 やばいなめちゃくちゃ不安になってくる。俺が言ったことを何でも笑ってくれる人だった。いや全員に笑ってたかも。どうしよう?彼氏とかやっぱりいるのかな?


「うおおおおおおおお」


 想像して傷つく。痛みの自給自足だ。

 右に左に転げ回る。

 すると背中に何かが当たった。驚いて見上げるとそこには外に探索に出ていった方々。


「ご苦労さまです。」


 絵面は帰ってきた人に寝っ転がってる俺が感謝している図。とても情けない。お礼はもっと姿勢を正さないといけないのに。


「当分はこれを分けて生きていきましょう。」


 そう言うとカバンからたくさんの食料を出してきた。


「ありがとうございます!」


「あ、ああ」


 そういえばこの人達のステータスを聞いていない。俺が知っているのはピーターと涼介のやつだけ。


「ステータスってどのくらいなんですか?」


「いや自分はこういうのはあまり言いたくないですね。」


 俺スパイだと思われてる?


「じゃあせめて世界ランキングだけでも。」


「世界ランキングだけなら、96325472位ですね。」


 あ~なるほどこの人あれか多分力を隠すとかじゃなくて自分のビルドを相手に知られたくないタイプの人だな。まあ気持ちは分かるよ。俺だって嫌かもしれない。そんな場合でもないと思うが、てかこの人何歳くらいんだろ。結構若いけど。


「ちなみに何歳なんですか?」


「自分は18歳です。」


 年上だけど結構近いな。

 んーもしかして若い人だけがのこったのかもな。


「ハウオールドアーユー?」


 全員に聞いてみたがみんな15歳から年上でも19歳だった。


「おいわかったぞ。消えた人と消えなかった人の違いが!!」


 急いで涼介に教えてやる。


「お前のその名推理(笑)は多分ここが学校だからじゃ。」


 ぐうの音も出ないほどそのとおりだ。そりゃそうだ。学校に来るのは学生じゃん。なんであんなに自信満々に行っちゃったんだ。


「それよりも食料だよ」


「食料?」


「アッハハハハまじで、あんまないわ。」


 なにわろてんねん。大ピンチやんけ。


「どうする気なん?」


「鳥を食べる。チキンのソテーみたいな感じで。」


 なんでちょっとおしゃれにしてんだよ。


「どうやってとるん?」


「ほほほほほほ、よくぞ聞いてくれましたね!」


 なんかいい案あるのかな?


「いよっ待ってました。教えて教えて。」


「各自自己調達!!」


 そうだったこいつ馬鹿だった。何の解決にもならんことをドヤ顔で言う奴だった。さすがステータスの知能のところを、全て世界地図に費やした男。言うことが違うぜ。そんなことをしているうちに時間は過ぎていった。




 そして3度目の夜がやってくる





少し短めですが今回からこのくらいで行こうと思います。

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