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第3話「キツネはなんてなくンダ」

キツネ亜人「コーンコンコン!タヌキはやっぱり弱いコン!」

タヌキ亜人「く、くそっ、次は絶対勝つポン…」


バンダースナッチ会議

竹士「キツネはなんて鳴くか知ってるか?」

美幸「コンだろ」

知朱「コンですね」

未来「コン!」

真央「コンだねぇ」

衣音「コンだよー」

カケル「…コン?」

竹士「そうだよなぁ‥キツネの鳴き声はコンだよなぁ」


笹田家

テレビ

大投票!亜人さん100人に聞きました

キツネの鳴き声はなに?

コン 99人

竹「だろ?キツネはコンだよ…ん?99人?あと一人は何なんだ?」

ポン 1人

父「はぁ?ポンだとよ!こいつはとんでもない馬鹿だな!」

母「パンダパンダ(笑)」

竹「ポン?‥まぁいいや、キツネの鳴き声はコン!これで決定だな」


深夜

寝付けずに起きた笹田一家

笹田一家「ポ…ポンって何なんだ!?」


竹「結局、眠れなかった…ポンって何なんだ?」

父「なんか聞いたことある気はするんだが…」

母「パン…パンダ」

ふすまが開いた

竹乃「おっつー、話は聞いてたよん‥あのねーポンはねータヌキの鳴き声だよ」

竹「!竹乃!‥そ、そうかポンはタヌキの鳴き声!」

父「謎が解けたな、ありがとう竹乃‥やはり持つべきものは娘だな」

母「パ~ンダ~」

生人「…(さすが竹乃ちゃん、よく気が付くいい子だ)」

竹乃「でもさー、また気づいちゃったんだけど‥ポンってお腹叩く音じゃね?」

一同「!」


竹「ポンはお腹を叩く音だと?‥じゃあタヌキの鳴き声はなんなんだ?」


バンダースナッチ会議

竹「タヌキはなんて鳴くか知ってるか?」

美「知らん」

知「知らないです」

未「知らぬわ!」

真「知らないなぁ」

衣「知らなーい」

カ「知らない‥」

竹「うー、みんなも知らないのか…くっ、タヌキはなんて鳴くんだ?」


笹田家

テレビ

大投票!亜人さん100人に聞きました

タヌキの鳴き声はなに?

知らね 99人

父「‥タヌキの鳴き声…」

母「‥パンダ…」

竹「頼む!最後の一人、答えを教えてくれ‥」

コン 1人

竹「く‥くそぉ…期待させやがって…一体どうすればいいんだ…」

タヌキはなんて鳴くんだろう?

タヌキの鳴き声知ってるかい? そりゃアレだろ

タヌキの鳴き声知ってるかい? そりゃアレだよアレ!

タヌキの鳴き声知ってるかい? アレだよアレ…

タヌキの鳴き声知ってるかい? アレ…

パンダの鳴き声知ってるかい? あれ?

パンダはなんて鳴くんだろう? パンダだけどわからない

タヌキより音が無い パンダには音が無い

パンダの音を教えてよ 鳴き声ないなら教えてよ

教えてくれなきゃ どうするの?

俺はパンダだ パンダだ俺は

音がないなら作りゃいい パンダの音を作りゃいい

ならばタヌキも作りゃいい だけどタヌキにゃ音がある

タヌキはなんて鳴くんだろう? パンダの俺に教えてくれよ

パンダはなんて鳴くんだろう? タヌキの俺に教えてくれよ


…亜人と人間の交流が進み法律が制定された現在においても、やはり亜人と人間では扱いには差が存在する

…バンダースナッチ、そんな差を少しでも是正するためパンダ人気を利用して結成した亜人集団

今日の亜人は狐と狸 バカ試合、もとい化かし合い 勝つのはどちら?


謎の世界から帰ってきた竹士はタヌキの鳴き声の謎を解明すべくアバドン.comへと向かった‥

竹「…こ、これだ!」

タヌキのすべてが載ってるBOOK 3000円

竹「さ、三千円だと?小遣いの残りじゃ買えん…くそ、貯金箱を壊すしか…だが、ポチ…」


明くる日

配達「アバドンでーす、代引きのお荷物お持ちしましたー」

竹「!はいはーい、今行きまーす!(よし、貯金箱を壊して捻出した3000円をっと)」

配達「代金3300円になりまーす」

竹「?え?税込み3000円じゃ?」

配達「あーすみませーん代引きなんで手数料かかるんすよー」

竹「(手数料‥計算してなかった‥くそ)‥ちょっとお待ちください」

竹「‥母さん、ん?」

母「パンダ~」300円を渡す

竹「すでに300円用意してただと?くそっ‥気づいてたな母さん!‥いったい何本竹割りすればいいんだ?」

竹「だがいい‥タヌキの鳴き声さえわかれば何本でも割ってやるぜ、竹ごとき!」


竹士はタヌキのすべてが載ってるBOOKを開いた

竹「ふーむ、なになに?」

タヌキ イヌ科 信楽焼の作り方 た抜き暗号ドリル 本当は怖いカチカチ山 実録小説"疥癬" 検証!某青狸道具が本体説 クソ科学:某配管工のようにタヌキの尻尾で空を飛べるか? 以上

竹「‥は?以上?これだけ?これで3000円?…ふざけるな…」


明くる日

学校

竹「ミク、これお前のコレクションに加えたくはないか?」

未「?タヌキのすべてが載ってるBOOK‥お、竹士も持ってるんだ、お揃いだ!」

タヌキのすべてが載ってるBOOKを取り出す未来

竹「(くそっ‥売りつけようと思ったのに何でこんなもん持ってるんだ…)」

未「これすべてが載ってるって書いてあるのに鳴き声について書いてないよね?」

未「でも表紙に(この本には僕たちのすべてがのってるポン、皆に僕たちのことが分かってもらえたら嬉しいポン)って書いてあるし、やっぱりポンなのかな?」

竹「いや‥ポンはお腹を叩く音…ポン?待てよ(大投票!亜人さん100人に聞きました)でポンに投票した1人がいた、もしかしたらその人なら何かわかるかもしれん」


TV局「お問い合わせありがとうございます、大投票!亜人さん100人に聞きましたです」

竹「すみません、キツネの鳴き声の回でポンに投票した方の情報が知りたいんですが‥」

TV局「投票した方の情報ですか?‥申し訳ありません、個人情報に当たりますのでお教えすることはできません」

竹「そ、そこをなんとか!せめて何亜人なのかだけでも…」

TV局「すみませんが、お教え出来かねます‥」

竹「そうですか…ありがとうございました…」


未「ダメだったみたいだね…」

衣音がやってきた

衣「おー何やってんのー?電話?」

竹「ああ、知りたいことがあって、大投票!亜人さん100人に聞きましたに電話してたんだが…」

衣「あじひゃく?あーパパの会社がスポンサーの奴じゃーん」

竹「衣音の会社がスポンサー?‥そういえばライオンリテールとか書いてあったような?」

衣「そうそう、一社提供だよ、すごいっしょー」

未「竹士、イオンにごにょごにょしてもらえば?」

竹「‥それしかないか、イオン、頼む!権力を利用して亜人さん100人に聞きましたから情報を聞き出してくれ!」

衣「えー、いーよ。でも今回もあーし頼りだねー、もうバンスのリーダーはあーしにしない?」

竹「た、確かに‥そうだなバンダースナッチのリーダーはイオンに譲るか‥」

衣「ハハ、冗談冗談!リーダーなんてめんどいのやりたくないしー…でも、いつか借りは返してもらおうかな…」

竹「そうか‥ホッ、絶対借りは返す、今回もお願いするなイオン!」

衣「ではバンスの影のリーダーがんばりまーす!」

未「影のリーダー…!かっこいい‥」


明くる日、街

真「あっ!いたー、竹士、ミク」

竹「えっ、マオ?どうしてここに?」

真「イオンに頼まれたんだよぉ、都合があって行けないから、マオが連れて行ってって」

竹「そうか…ありがとうイオン、無理な願いを叶えてくれて…」

未「さすが影のリーダー」

真「じゃあ行ってみよっかぁ、ここに行けば会えるみたいよ」


カラオケばけだぬき

竹「カラオケばけだぬき!ま…まさか!」

タヌキ亜人「いらっしゃいませだポン」

竹「!よっしゃー、これならすぐに謎が解ける‥よかった」

タヌキ亜人「?なんだかよくわからんけど、いいことがあったみたいポンね」

未「タヌキ亜人さん、あなたに用があるポン、よければ名前を教えてくれポン」

タヌキ亜人「僕に用?でも…クオリティの低い物真似は許せないポン、ゴメンだポン」

未来、タヌキのすべてが載ってるBOOKを見せる

タヌキ亜人「そ、それは!一族の聖典‥僕の名前は同田貫理、見ての通りタヌキ亜人だポン」

竹「間違いなくタヌキ亜人…同田貫さん唐突ですがあなたの鳴き声を聞かせて下さい!」

理「僕の鳴き声?」

真「竹士、まさかタヌキの鳴き声が知りたかったの?そういや会議でも言ってたっけ」

未「バンダースナッチの職権乱用だポン」

理「バンダースナッチ?まさかあなた方は…」

竹「そうです俺がリーダーの笹田竹士です。たとえ職権乱用と言われようと俺に鳴き声を聞かせて下さい!」

理「光栄だポン、僕の鳴き声でバンダースナッチが動いたポン、自慢するポン!」

理「じゃあ早速、僕の鳴き声は…ちょっと待てよ、そうだ丁度いいポン皆さんに審査員になって欲しいポン、そしたら教えるポン」

竹「我々が審査員ですか…一体何のですか?」

真「カラオケ?カラオケならアタシも歌う!」

理「すみません、カラオケではないポン‥僕の宿敵キツネとの対決の審査をお願いしたいポン」

未「宿敵キツネ!やっぱりタヌキとキツネはそういう関係なんだポンね!」

竹「そうですか‥わかりました我々も亜人との交流で亜人達の実情を知りたいですから」

真「いったいどんな対決なんだろうねぇ?ちょっと楽しみかも」


野っ原

キツネ亜人「おっ‥来たコンね…って、そいつらは誰だい?」

理「バンダースナッチの方々ポン、今回は審査員をしてもらうポン」

キツネ亜人「バンダースナッチだって!…いいよ、英雄の前で100勝目を決めてやるコン」

未「100勝?なんだかすごい対決の予感ポン」

竹「キツネさんにも認知して頂けてるようで嬉しいです、できればお名前を教えていただけますか?」

キツネ亜人「それはもちろん、私の名前は九重花尾。審査員をして頂けるとの事、よろしくおねがいしますコン」

理「では、早速対決を始めましょうかポン」


対決開始

真「やっぱり化かし合いとかかなぁ」

理「では、先手必勝ポン、僕からいくポン」

竹「…一体どんな対決が…」

理「…こんばんは、毎度おなじみ亜人の番組、大投票!亜人さん100人に聞きましたのお時間です」

バンス一同「!」

理「司会のタマリンで~す、どうも肉食亜人の皆さん、噛み切った?」

真「噛み切った!」

竹「す、すごい‥最初はただのモノマネか‥と思ったけど、すごいクオリティだ‥マオが引き込まれてる」

未「姿までタマさんに見える…これがタヌキの技ポンか…」

花尾「へぇ~いつもより上手いじゃん、オーディエンスがいると乗るタイプだったコンねぇ」

理「次もまた見てくれるかな?」

バンス一同「いいたま!」

花「完全に引き込まれてるねぇ…こりゃ手強いかも…じゃ次は私の番コン」

花「…ん?なんだ今日は一人前は来てないのか?」

未「!?そ、その声は!…ござるをつけて欲しいでござる」

花「だからござるは付けんと…言ってるでござる‥」

竹「!忍者さん!?なんで、九重さんが忍者さんを…」

真「?ござる?忍者さん?誰の真似なの?」

花「…マオ、あーし達が関わってないゴキブリの事件で会った人だよー」

真「!イ、イオン!?花尾ちゃん面識ないよねぇ?一体何が起こってるの?」

理「…や、やはり会得していたポンね…化不知を…」

竹「バケシラズ?いったいそれは…」

未「まさか…知らない人に化ける、それが化不知…」

花「…そういうことだぜ、よくわかったなミク!」

真「美幸まで…す、すごいよ」

理「ぐ…で、では審査をお願いするポン‥」


結果発表

3-0で花尾の勝ち

真「理のタマリンさんも凄かったよぉ、引き込まれちゃったもん…でも」

竹「自分の知らない人物をあれ程のクオリティで真似されちゃな…」

未「キツネさんに一生ついていくコン」

花「いいよー人気者は辛いコンねぇ」

理「…今までは幼馴染の2人で競ってたから分からなかったポン…まさか化不知を使えるとは…完敗ポン‥」

花「どうする理?私の100勝で終わりにする?それとも…まだ続けるコン?」

理「…こ、今回は審査員がいるポン‥幻術対決もお願いするポン」

花「幻術?いいコンよー、じゃあ今回も理からどうぞ」

竹「幻術対決…楽しみなような、怖いような‥」


対決開始

理「ぼ、僕だって化不知は使えなくても、人の心を読むくらいは…」

真「え?心読めるのぉ…じゃあ竹士のアタシへの思いを読んでよ!」

竹「バ、バカ!変なもんを読ませるな!」

未「ついでに私へのも読んでほしいコン」

理「いいポンよ、笹田さんの心は?…ほぉ、読めましたポン」

2人「ドキドキ」

理「どうやら2人への思いは…幻術で本人に語っていただきましょうポン…ポポポンポーン!」

竹「…俺は日間さんが好きだ…親父には家の存続の危機とか言われたが、そんなもんは関係ない」

真「…日間さん…か、そっかぁ…」

竹「…もちろん、マオ、ミク、2人のことも大好きだ‥同じ亜人としてバンダースナッチの仲間として…」

未「亜人、仲間…うん!私も大好き!」

花「亜人、仲間としてねぇ…本当にそんなんでいいコン?…じゃあ次は私の番ね…コココンコーン!」

竹士が幻術にかかったようだ

竹「…マオ、ミク…お前らが大好きだっ!人として!」

竹士が真央と未来に飛びかかった

未「!危ない!」

未来は危険を察知し飛んで逃げた

真「!竹士…幻でも嬉しいかも…」

竹士が真央を抱きしめている

竹「真央…大好きだ、本当に…」

真「嬉しい…けど、ちょっと…」

抱きしめる力が強くなった

真「…く、苦しくなってきたかも…」

理「おい!花尾!これ大丈夫ポンか?真央さんが苦しそうだポン」

花「もう負けを認めるコン?じゃあ解除するね……あれ?」

真「や、ヤバ‥(トラのアタシが振りほどけない?竹士にこんな力が?)」

未「早く解除するコン!マオがヤバそうコン!」

花「ま、マズいこの体勢じゃ緊急解除のお札が貼れないコン!」

理「ど、どうするポン?このままじゃ真央さんが…」

花「え?わ、私のせい?理が悪いコン…私は知らないコーン…」

花尾が泣き出した

理「花尾!泣いてる場合じゃないポン…どうすれば…」

竹「真央!大好きだ!愛してる」

真「…」

理「何か幻術を解く方法…」

未「バケシラズポン!」

理「…あれかポン!で、でも僕にできるポンか?」

真「…う、うぁ…」

理「真央さん!で、できるかじゃないポン!やるしかないポン…!」

理が念を込めた

理「…笹田くん…針生さんを離してあげて、そんな怖いぬいぐるみ私はいらないな」

竹「!ひ、日間さん!…こ、これはっ!」

竹士が真央から離れた

理「今ポンッ!」

解除札を貼った

理「ふう…なんとか…ぼ、僕にも化不知ができたポン」

竹「…ん?俺は一体…」

未「マオ!大丈夫?」」

真「…い…痛…あ…腕が動かないや…」

竹「?真央!どうしたんだ?…ま、まさか俺が?」

真「…く、苦しかったけどね…情熱的に抱きしめられてトラとしてはちょっとね…」

真「で、でも日間さんに助けられちゃったな…やっぱりアタシは…」

竹「すまんマオ!何があったか知らんが許してくれ…ん?」

いまだに花尾が泣いている

花「私は悪くない‥理が悪いコン、コーンコン」

理「もう泣き止むポン、そして真央さんに謝るポン」

真「別に私はいいよ…ちょっと嬉しかったしね…って、なんか足冷たっ!」

竹「確かに…ってなんだこりゃ…水浸し?」

未「たぶん花尾の涙コン」

理「これは…ま、まずいポン、これは自分に幻術をかけてるポン…このままだと涙で全員溺れるポン」

竹「え?溺れる?自分に幻術?同田貫さん、解けないんですか?」

理「認めたくないが花尾は格上ポン、ちょっと大変かもしれないポン…」

未「!じゃあこれを貼ればいいコン」

未来は竹士の解除札を貼った

理「あっ!」

花尾の涙の量が増したようだ

未「止まらない?なにが起きたコン」

理「札移しは御法度ポン…もう終わりポン」

竹「そ、そんな…」

花「コーンコン…理…ゴメンコン…」

真「…これは、わかったよ乙女心」

竹「乙女心?」

耳打ちする真央

竹「…え?俺が?…わかった俺はすべての人を愛したい」

竹士が理に抱きついた

理「え?笹田さん!急になんですポン?…まさかまだ幻術が?」

竹「いえ、俺は正気です感じてください愛を!」

理「愛…?もふもふで温かいポン…これが愛?」

竹「そうです…同田貫さんも同じもふもふ仲間、それを九重さんにぶつけてください!」

理「ぼ、僕が花尾に愛を?…花尾の事は嫌いじゃないポンが‥愛?」

竹士がさらに強く抱きしめた

理「もふもふポン…このもふもふを花尾に伝えたいポン…」

真「うん!その気持ちだけで十分だよ!その気持ちを花尾にぶつけてっ!」

理「わ、わかったポン、花尾!僕のもふもふを感じてポン!」

理が花尾を抱きしめた

花「!理…コーンコンコン」

花尾は泣き止まない

真「な、なんで?花尾は絶対…」

竹「もふもふ魂!」

理「もふもふ魂!ポン」

更に強く抱きしめた

花「理のもふもふ…コーンコン」

未「もふもふでは足りないコン?…」

理「…花尾は兄者が好きだったはずポン、やっぱり僕のもふもふでは…そうか…兄者…!」

ポンポン 理が花尾の頭を優しく叩いた…

理「泣き止んだ…やっぱり僕は兄者の代用品ポンね…」


キツネはなんて泣くんだろう

危うく世界の終わりを招くところだったバンダースナッチ

やはり職権乱用はやめたほうがいいようだ

タヌキとパンダの鳴き声が知りたい方はご自分で調べてほしい

次回、「二人の絆は深いンダ」


この話に出てきた100人中1人、たとえ99人に嫌われても1人に好かれればいいという心持ちでしたけど

まず100人になんて見てもらえるわけないのに贅沢な考えでした

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