9月1日
望「おはよー……」
悠「おはよう。もう昼」
望「うわ、悠より遅かったのか……なんかやだ」
母「おはよう、望。昨日は疲れてたんでしょう。頑張ってたもの」
望「雨降んなくてほんとよかった」
母「ほんとね。晴れてたけど、風吹けば涼しかったから、見てる分にも過ごしやすかったわ」
父「望、昨日は悪かったな。綱引き出れなくて」
望「俺は別に……純くん代わりに出てくれたし」
悠「お父さんたちの中に、1人若者マジッテタ」
母「割とノリノリだったわよ」
父「でも応援団のには間に合ったぞ。お前の姿も真正面で録画した!」
望「やっぱあれ父さん? ハッキリ見たわけじゃないけど、すごく目立ってた」
母「だってはりきってたものね」
父「あとでみんなで見るか」
望「俺いないとこでね」
悠「望明日休みなんでしょ? いーなー」
望「そりゃ、振休だし」
悠「体育祭の振休ないのか」
望「平日にやればそれはないでしょ」
悠「はぁ……」
母「あ、俊から連絡あって今日ケーキ買ってきてくれるって。望の副団お疲れ様として」
望「わーい、俊くん太っ腹!」
父「望はしっかり休めよ。そして今度は受験を頑張れ」
望「……一気に現実に」
悠「これが現実さ」
望、中学最後の運動会お疲れ様でした




