8月25日
望「やめろよ!」
悠「こちとら譲れん」
望「俺だって! むしり取るからな!」
悠「こっちだって同じく」
純「何してんだよお前ら。近所迷惑だ」
望悠「だって」
純「だってもへったくれもねぇ。しかもなんだよ、このゴミの山」
望「ゴミじゃない。てるてる坊主」
純「……おう。んで、なんでこうなってんの」
悠「……雨乞いをと」
望「だからやめろって言ってるだろ!」
純「あー、はいはい。何となく事情理解した。……ところで悠」
悠「ん、何」
純「雨乞いすんのいいけどよ。お前……関係なくね?」
悠「……は?」
純「だってさ、運動会と違って体育祭だろ? 大半が室内競技だろうが。降っても降んなくても中止はねぇよ」
悠「…………なんだと」
望「……残念」
決着は着きましたが、リビング散らかしすぎて2人して怒られたそうです
* * * * *
母「悠と望の喧嘩だなんて、久しぶりね」
純「いやいや。そんな頻繁にされたらたまんねぇだろ」
父「お前たちは基本仲良いからな。喧嘩する時なんていつも長引いて大変だったぞ」
母「みんな変なところで頑固なのよね。誰に似たのかしら」
父「今までで大変だったのは、お前と俊だぞ」
純「俺?」
母「今でも覚えてるわ。大変だったわねぇ。2人してしばらく全く会話しなかったもの」
純「……そうだっけ」
父「悠や望とは歳近いわりにそこまで喧嘩という喧嘩はなかったが、俊とは毎日のようだったな」
母「もう何が原因か分からないくらい長引くのよね」
父「それで気づいたらいつの間にか仲直りしてるし」
母「ほんとねぇ」
純「……なんかすんません」
小さい頃は兄弟よく喧嘩してしまいますよね




