表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/70

3月30日

愛「あれ、2人揃ってどうしたの?」

透「あ、愛美ちゃん。いや、なんの不運か、お互い家出たタイミングと買い物行く場所が被っちゃって」

雪「でなきゃ、休みにわざわざ野郎と出かけないわ」

透「いや、たまに俺と出かけるでしょ。それより、愛美ちゃんはどうしたの、今日。制服だし」

愛「部活なんだよね。と言っても、新入生勧誘の準備で」

透「部活かぁ……大変そうだね」

雪「俺らとは無縁だな」

愛「そういえば、悠は呼ばなかったの?」

雪「俺らのこと3人セットとか思ってね?」

透「寝てるだろうし、呼ばないよ」

愛「なるほど。連絡しても、返信一向に返ってこないから生きてるか心配しちゃったよ」

透「休みの日は返信きたら驚くレベル」

雪「帰りに望に会うついでに寄るか」

透「あ、部活なのに話し込んでごめん」

愛「ううん、呼び止めたの私だもん。じゃあ、そろそろ行くね。またね」

雪「おう」

透「また学校で」


言葉通り、買い物帰りに2人は一ノ瀬家に顔出しましたとさ




* * * * *


父「準備は進んでるのか」

俊「うん。ぼちぼちと」

純「案外、俺らの趣味とか違うから、統一感ある感じにならなそうなんだよなぁ」

俊「そういうオシャレセンスは純のほうあるから、任せるか」

父「必要なものあるなら言うんだぞ。さ、お前らも飲むか」

純「月曜から飲むのかよ」

母「ねぇ、俊。美羽ちゃんまた家に連れてこないの?」

俊「んー……」

純「母さん、どんだけ気に入ってるんだよ」

母「あら、いい子じゃない。たまに連絡取り合う仲よ」

純「……マジ?」

俊「初耳なんだけど」

父「純はどうなんだ。彼女の1人や2人いるのか」

純「や、2人いたらまずいだろ」

母「純もモテそうなのにね……」

俊「大学では割と隠れファンいるらしいけど」

純「……初耳なんだけど」

母「彼女できたら真っ先に教えなさいね」

純「なんでだよ」

父「父さんにでもいいぞ」

純「だから、なんでだよ!」


純も彼女できる日はくるのでしょうか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ