3月19日
悠「いつも思うんだけど」
愛「突然どうしたの」
悠「何で中途半端な時に終業式とかするかな」
愛「……あー、なるほど。来週は月曜日と火曜日だけ来るもんね」
悠「今日とかでよくない? そしたら、ちょうど三連休も挟むんだし」
愛「確かに。でもきっと、私たちの知らないところで、そういうのは決まってるんだと思うよ」
悠「家では春休みの奴らがのんびりしてるっていうのに……」
愛「あ、そっか。弟くん、卒業したんだっけ」
悠「ゲーム三昧」
愛「悠は去年の今頃、きっと一日中寝てたんでしょ」
悠「まぁ」
愛「やっぱり。でも、明日からは三連休なんだから。お休みだよ?」
悠「休むなら長い方いいじゃん」
愛「まぁそうだけど。あ、じゃあ、明日か明後日遊ばない? 迎えに行くね。あ、後で透くんや雪音くんも誘っておく」
悠「拒否権は……」
愛「ありません(笑)」
三連休、楽しんでくださいね
* * * * *
望「……ゆーうー」
悠「……何」
望「まーだー」
悠「……どーしても?」
望「どーしても!」
悠「明日、愛ちゃんのせいで朝早いんだけど?」
望「遊ぶの? どうせお昼頃とかじゃないの?」
悠「10時……」
望「じゃいいじゃん。お願い! 手伝って」
悠「……持ってこれないの?」
望「テレビに繋いでやってるからムリ。きて!」
悠「……うぃー」
それから数時間、ゲームに付き合わされましたとさ




