3月10日
愛「あ、雨」
悠「げっ、傘忘れた」
雪「お前バカ? 朝から天気予報、午後は雨って言ってたじゃん」
透「帰りまでにやむといいねぇ」
悠「お前らは貸してあげようという心はないのか……」
愛「なんか今年は雪ほとんど見ずに春迎えるね」
透「暖冬だったし。現に今日はすごく暖かい」
雪「朝は確かに暖かったな。俺、暑くて布団はいだ」
悠「雪なくていいじゃん。寒いの嫌い」
透「悠は寒いのも暑いのも嫌いだろ」
雪「俺はどっちかって言うなら、冬のほういいな」
愛「冬生まれだから?」
雪「それもあんのかも。なんて言うか、雪が降ってる夜が好きだな。なんか、すげぇ静かな感じになるから」
透「あぁ……何となくわかる。雪降るとさ、音が吸収されるのか知らないけど、妙に静けさが目立つ」
愛「うん、私も分かる気がする」
悠「わからん」
雪「ま、でも寒すぎるのは勘弁」
悠「もういっそ、ずっと春ならいいのに」
透「花粉症の人が大変そう」
愛「私か! ずっと春はやめて〜」
皆さんは、どの季節が好きですか
* * * * *
純「望〜」
望「なに」
純「……少しはお兄ちゃんのこと見ろや」
望「ごめんごめん。今いいとこ。……で、なに」
純「お前、受験終わったろ? どっか行きたいとこ決めた?」
望「合格発表まだなんだけど……別にここに行きたいとかないしなぁ」
純「あ、もしかして、卒業旅行とか行く感じ?」
望「ん? あぁ、なんかそんな話してた気するけど行かない」
純「いいのかよ。高校バラバラになるかもしれないぞ?」
望「だってさ、たかが中学生の卒業旅行でそんな遠く行けないじゃん。近場はなんかつまんない。だったら、純くんに遠く連れてってもらったほうが俺はいいな」
純「……おぉ、そうか」
望「とりあえず、今週には考えとくから」
純「おぉ、分かった」
今どきの中学生も卒業旅行って行くんですかね




