1月29日
純「ゆーうー、いるかー」
悠「うっさい。何」
純「暇?」
悠「暇で悪かったな。何」
純「ちょっと夜付き合って」
悠「えー……何すんの」
純「コンサートのチケット貰ってさ。俊誘ったけど今日バイトだってし。お前しか暇そうなのいねぇんだよ」
悠「1人で行けばよくない?」
純「2枚あんだ。もったいねぇだろ」
悠「寝るぞ、私。……あ、透でも連れてけば? きっと暇だろうし」
純「そっか、その手があったか。ちょっくら聞いてくるわ」
結果、純と透2人でコンサートへ行きましたとさ
* * * * *
母「あら」
望「どうしたの?」
母「お父さん、傘ないんですって」
望「え? 朝も雨降ってたから持っていってたよね?」
母「多分間違えられたんじゃないかしら。望、悪いけど傘もってお父さん迎えに行ってくれない?」
望「いいけど……父さん、今日に限って車じゃないんだ」
母「そうなのよねぇ」
望「……母さんも、運転できるよね?」
母「ほら、私は夕飯の準備をするから」
望「うーん……分かった」
望が駅まで傘を持って行ってくれたことにより、父はなんとか濡れずに帰宅することが




