1月12日
望「あ、俊くんスーツだ。珍しい」
純「おい望。俺もスーツだが」
母「あら、2人とも割と様になってるわね」
純「割と……」
俊「入学式の時よりは、少しマシになったってことじゃないかな」
父「おぉ、これから成人式か。気をつけていけよ」
俊「うん。……その前に、父さんと母さんに話があるんだ」
母「話?」
父「なんだ?」
俊「……改まってだけど、今まで父さんと母さんにはいろいろ世話になって、多分これからも迷惑かけるかもだけど」
純「でも、俺らももう成人したし、これからのためにもある程度は自分たちでやってかないといけないと思ってる」
俊「それで、純とこれからのことについて話し合ったんだ」
純「俺ら自身、自立していくために、一人暮らしをしたい」
俊「もちろん、最初は純と2人でシェアするつもり。……なるべくは自分たちでお金も出し合うつもりだけど、もしかしたら迷惑かけるかもしれないから」
純「式行く前に、話してこうと思って」
母「純……俊……」
父「…………そうか」
俊「うん。俺たちが一人暮らしすること、認めてもらいたいです」
純「お願いします」
父「……母さん」
母「私はいいと思うわよ。今じゃ男も家事できないと困るじゃない」
父「……母さんがそう言うなら。まぁ、確かにそろそろお前らも独り立ちする年頃だしな」
俊「父さん、母さん……!」
純「じゃあ……」
母「いいと思うわ。ある程度は自分たちでやってみなさい」
父「必要なことあるなら言うんだぞ」
純俊「ありがとうう!」
望「いーなー、一人暮らし!」
純「へっ、お前はまだ早いよ」
母「あら、2人ともそろそろ行かなくていいの?」
純「あっ、やべっ。いってきまーす」
今日は成人式なんですね、おめでとう、純、俊




