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12月31日

望「特番しかない」

俊「年末なんだし。仕方ない」

悠「寒い」

父純「ただいまー」

母「ほらほら、みんな帰ってきたから、そろそろ机の上片付けて」

悠「もう夕飯?」

母「何言ってるの、年越す前にそば食べるなら今から食べないと食べれないわよ」

俊「あ、父さん。今年もお参り行くって」

父「おお、そうか。今年は望が受験生だからな。合格祈願行くか」

悠「……寝てていい?」

母「みんな行くんだから、悠も行くわよ」

俊「純が運転してくれるから、父さんたちはくつろいで」

純「はっ!?」

母「あら、助かるわねぇ」

父「助かるなぁ」

純「俊お前……帰りは運転しろよ」

俊「はいはい」

望「母さん、片付いた」

母「じゃあ、料理運んでちょうだい。悠もこたつから体出しなさい」

悠「うー」

父「母さん、酒あるかい? 純たちの分も」

俊「夜運転するんだから呑まないよ」

望「うわー、おいしそうー」

純「ほら、酒」

母「さあさあ、夜は年越しそばもあるから、ちょっと早い夕飯よ」

父「その前に、ちょっと早いがいつもの。みんな、座りなさい」

純俊望悠「はーい」

父「えー、今年1年、無事過ごせて何より。来年もみんなで元気に過ごせるように。今年1年、お世話になりました」

純俊望悠母「お世話になりました」

母「さ、食べましょ」

望「いっただっきまーす!」


今年1年ありがとうございます、来年も一ノ瀬家をよろしくお願いします

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