8月7日
悠「……あちぃ」
愛「悠ちゃん! 浴衣なんだから、足元バタバタしないの!」
雪「お前、一応女なんだこららしくしとけよ」
悠「一応はいらん」
透「はいはい。元気だね」
悠「元気ではない。溶ける」
透「溶けない」
愛「2人も浴衣着てきてくれてもよかったんだよ?」
雪「だるい」
透「文化祭で着たから、あの後クリーニング出して」
愛「残念」
悠「溶ける!」
透「さすがに人混みもすごいし暑いから、どこかで休もうか」
雪「あ、なら行きてぇとこある」
透「じゃあ、そこに行こうか。ついでにお昼も食べよっか」
愛「賛成!」
悠「帰りたい」
透「かき氷いらないの?」
悠「……食べたい」
透「じゃあ行こうか」
その後かき氷奢ってもらって、少しご機嫌の悠さんでした
* * * * *
純「ただいまー」
父「おかえり。……お、いい匂い」
純「あ、親父帰ってきてたのか。食う? 屋台で肉買ってきた」
父「お前が買ってきたならいい肉だな」
純「牛タンの切り落とし」
父「さすがだ。ついでにビールも持ってきてくれ」
純「へいへい。他にもいろいろあるけど?」
父「つまみにしようじゃないか。お前も飲むか?」
純「俺まだ未成年」
父「あと1ヶ月もすれば20だろ。律儀に守ってんのな」
純「俊と約束してるからな。楽しみはとっとかねぇと」
父「そうか」
純「つーことで、俺はコーラで乾杯」
父「乾杯」
おいしくお肉はいただきました




