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詩集 マインドトラベラー  作者: fengleishanren
赤き稲妻編
25/26

黒き雷光⑰ ロンド:旅の途中

初登場の詩型、「日本語ロンド」登場です。


【ロンド (rondeau)】

15行から成る定型で、英語だと

以下の特徴を持ちます。


①5行、4行、6行の3つの聯構成です。

②各聯はそれぞれ AABBA AABC AABBAC の

 脚韻パターンを持ちます。

③英語では各行は8音節で、A行の前半部を

 Cとしてリフレインします。


今回、日本語では以下の様に書きました。

①一行は旋頭歌の片歌(五七七)形式としました。

②リフレインは先頭の句(五モーラ)になりました。

③聯、および脚韻構成は英語版と同じにしました。


リフレイン分の前後の接続が一番難しかったです。

この点はもっと練習が必要だと思っています。

脚韻は今流行りのラッパー風に踏んでいます。


今までなら 学[校]、格[好]のように、

末尾の子音+母音(上記の場合だと

「っこう」)で合わせますが、

今回は[颯爽]のように母音つながり

([あっおう])で韻を踏んでいます。


このため字面よりも声に出して

読む方が特徴がはっきりします。


【黒き雷光⑰ ロンド:旅の途中】


(ナナ視点)

まだつづく、クライアントの精神の旅。

おじさんと一緒に歩くすぐ右隣り。

襲いくる負のイメージも、軽くいなして

進むだけ。学び得た事、日々に活かして

見つけたい。問題の核、期待ほのかに。


精神の中の世界で出会う人たち。

人ならば持っている精神の闇。

見つければ癒やして更に次を目指して

まだつづく。


放たれた。殺意の槍にあの身のこなし。

立ち向かう。悪鬼相手にただ厳かに。

染み渡る鎮めの力、あそこ、ほら見て。

今まさに闇は消えゆく。これぞ癒し手。

いつまでもずっと一緒に。はるかこの先

まだつづく。


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