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詩集 マインドトラベラー  作者: fengleishanren
赤き稲妻編
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黒き雷光⑭ イメージストリーム

 マインドトラベラーたちが精神世界に入ると激しいイメージ流の洗礼を受ける。イメージは、文字通りイメージや感情や様々な記憶などが渾然一体となって象徴的にトラベラーに襲いかかる。そこには彼らをどうこうしようとする意思は無いが、襲いかかられた者たちにとっては、本人自身が持つ強いイメージとして還元されるが、大抵の場合は人の持つ負の領域の感情と激しく共鳴する。それは憎悪や怨嗟だったり恐怖や憤怒だったりするのだ。それに流される事なく奔流を乗り切って心の出入り口、マインドゲートウェイにたどり着ければ、そこからが本当の旅の始まりになる。これは、トラベラーにとっては何でも無いが、それ以外の人間が真似をしようとしても、廃人になるのがせいぜいで、運が悪ければ即死する様な類の事なのである。


【黒き雷光⑭ イメージストリーム】


精神の中に入ると、激烈なイメージ流に

襲われて、並の者ならたちまちに自己を失う。

ベテランのトラベラーでも、気を抜けば心を損なう。

揺るがない気持ちを胸に、立ち向かえ、大奔流に。


荒れ狂う強制力は許さない、個というものを。

何もかも巻き込みながら、永久(とこしえ)に膨らみ続け、

押し流す、因果の果てへ。ひたすらに抗い続け、

切り抜けた先にようやく感じ取る。ゲートウエイの存在を。


マインドゲートウエイとは意識への入り口である。

ひとときの緩衝帯で小休止。体勢を整えたなら

この先はクライアントの魂に向き合う場所だ。


そこもまた内面世界。果てのない混沌である。

その中でやる事は唯一つだけ、救済だ。成し遂げたなら

その後は、拠点に還る。こここそが安らぐ場所だ。



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