表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 マインドトラベラー  作者: fengleishanren
赤き稲妻編
11/26

黒き雷光⑥ いじめ被害者の孤独

 いつの場合でも被害者は被害を受けた事は忘れないが、加害者は自分が加害者であるという自覚すら抱かないものだ。そして、最も無責任な傍観者は、被害者から見れば最も卑怯な加害者でしかない。専門家、あるいはいいひと気取りで、分かった様な口をきいて上辺だけ寄り添った様な態度をとる人々がいるが、どんな被害者も、そういう人々が薄っぺらい自己満足に浸り、低俗な虚栄心を満たす為にいるわけではない。

 彼らは賢明にもそうした輩を遠ざけ、誰も入って来れない孤独の中に落ちてゆく道を選択する。心を守る、とはそういう事なのだ。それを理解しない者は、被害者たちに更に追い打ちをかける。それが人間というものだ。

【黒き雷光⑥ いじめ被害者の孤独】


少し後、彼女の心は深淵に沈んだ。

こうやって時折見せる不安定な顔が

まざまざと見せつけるのは、罪深き所業が

傷つけた心が時折痛む(さま)。悲惨だ。


加害者にあるのは一つ、自らの娯楽だ。

加害者は他人に害を為したとは認めず、

傷つけた相手を死なせようと、気にも止めず、

人は皆、楽しみながらマトをいたぶるのだ。


気絶した後もうなされ、苦しみが続いて

閉じられた目から、涙がポロポロとこぼれる。

両の手は固く拳を握りしめ、戦慄く。


やる事は一つ。彼女の精神に入って

ダメージを引き受けながら悪夢からのがれる

手助けをすれば回復するはずだ、程なく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ