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Mousse Chocolat Framboise  作者: カフェと吟遊詩人
17/25

マンジェ アベック フルシェット

絵里は子供の様な寝顔で寝ている沙羅を眺めている。


絵里のその表情は暗かった「そうか、まだ全部話した訳じゃないんだね」


沙羅のベットに滑り込み沙羅に密着して絵里も眠りについた。




結局、土曜日も日曜日も沙羅からメールの返信はもらえなかった誠は池袋のBARで飲んでいた。「返信が無いという事は、沙羅は結局は隆史さんとうまくやってるのかな」



「はあ、チャンスだと思ったんだけどなぁ」

さっきまで遥香とイチャイチャしてたというのにこの男は何を言っているのか。


いや、その遥香は。。。口だけでなく実行しようとしているのだから。。。むしろこの男は可哀想な男なのかもしれない。


真剣な恋愛はそうとも限らないが、よく動き男に「イケるかも」と思わせる女はモテるし。

マメに動きお金とイケてる顔を持っている男がモテる。


さらに悲しい事に、結婚となると女は変わる場合がある。

安定してお金を持っていて。優しい男。

それでイケメンなら更に良いとなる。


これが全てでは無いが、よく見られる光景では有る。


結婚した女性の成功の話で

「お金で旦那を選んだが、あながち間違いでは無かった」

この言葉は真正面から受けるのは正直辛い。


誠はお金は持っている。

しかし、顔は微妙。内面はどこかイケてない。

トータルもイケてない。

残念だ。


ただ、とにかく優しい。誰にでも別け隔てなく優しい。


友達として最高だ。


ただ、女性に対しての向上心⁈が半端じゃ無い。残念なのは見た目中心な所だ。

これが心が綺麗な女性に向いて行く事を祈る。





さて、勇輝の部屋




遥香はユックリと唇を近づける。


唇が勇輝に触れる。暖かい体温が伝わる。

勇輝の下唇を遥香の唇で噛む、、、噛めない。。。唇が無い。


遥香は目を開けて勇輝を見る。

勇輝は横を向いている。どうやら首筋にキスしていたみたいだ。


「勇輝」


「帰れ。。」

小さく低い声が暗い部屋で凍りつく。


「えっ」


勇輝の目つきが何時もと違う。部屋に来た時から、何か違うと感じていたが。今は思う「目が冷たすぎる」


「何しに来たんだお前は?邪魔だ、帰れ」


「もう、電車無い。。。終電終わっちゃってるし。。」


遥香は少し震えていた。勇輝の目に冗談ぽさは全く無い。


「オメェが勝手に来たんやろうが、こっちは1人で居たかったんじゃ。エエから早よ帰れや、ウザイなぁ」


普段、関西弁が出ない様に優しく話ている勇輝に慣れている遥香は慌てて鞄を持って外に出る。

振り返らずに階段を駆けおりた。後ろで凄い音がする。


「ドンっ!」

後に知った話だが、勇輝が扉を蹴った音だったらしい。




遥香は駅に向かって歩いていた。


<逢いたいよぉ。逢いに行っていい?>


こんな時に誠にメールを打つ。

本当に遥香は、、、、。


ホロ酔い加減でBARで飲んでいた誠は目が点だ「んっ⁈どれだけ俺の事好きなんだ」誰も気にはしていないが、誠は勝手に照れている。


「もう、こんな時間なんだ」


誠は終電が無いことにやっと気付き遥香に返信した。


<池袋でいい?>


遥香からスグに返信が来た


<スグに行くね。待っててね>


遥香は1人で居たく無かった。勇輝の闇の部分を見てしまったと後悔していた。


別に誰にでも虫の居所が悪い時は有る。それが今日だっただけなのだが。

誰が悪いと言えば遥香が悪いし、何よりもタイミングが悪い。



誠は西口の正面で遥香を待っていた。


「待った、ゴメンね」

今日の遥香はいつもより可愛く見える。

それはそうだ、勇輝を振り向かせる為に全力を尽くしたのだから。


柔らかい香水の香りがする。「さっきまで会ってたのに、俺に逢うために香水までしてきたのか」

酔った誠は完全に勘違いしている。



冷静に見れば2人が別れて再び会うこの時間まで、お互いがお互いに違う人を想っていたのだ。


もう、どちらも悪くは無いだろう。




勇輝は布団に入りウトウトしていた。

大声を出して、何かスッキリした気がして眠りに就けた様だ。


「明日、遥香に謝らなきゃ」


そんな事を呟いたのか、心の中で思っていたのか、勇輝は眠りについた。


「明日、沙羅と話て、、、色々聞かなきゃ、、、」


明日はさらに勇輝は衝撃的な事実を聞かされるのだが。



なんか、ダラダラとしてしまって読んで頂いてる方に申し訳無いです。


もうすぐ、この作品は終わる予定です。


ただ、勇輝の恋の話を書けてない気がするので今後書いてみたいと考えてます。


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